2013年05月31日

映画「カントリー・ガール」「カサブランカの探偵」

「カントリーガール」
監督:小林達夫、脚本:渡辺あや。
出演:服部知、久場雄太、藤村聖子、鎌田彩、松本錬太郎、藤村光太。
70分。2010年。

「カサブランカの探偵」
監督・脚本:小林達夫。
出演:太田莉菜、門脇麦、Chris McCombs。
30分。2013年。

小林達夫監督作品の2本立。「カントリーガール」は京都を舞台に、高校生たちと舞妓見習いの女の子を描いた青春映画。会話がとても自然体で、京都という町とそこに暮らす高校生の姿がいきいきと映し出されている。

「カサブランカの探偵」は別れた日本人女性を探しに京都へやって来た外国人の物語。宿で働く女の子や別れた女性とよく似た女性との出会いを通じて、海のない京都の閉塞感や、そこからの脱出願望が鮮やかに描かれている。

監督の小林達夫は1985年京都府生まれ。2007年に「少年と町」で京都国際学生映画祭グランプリを受賞している。上映後の舞台挨拶も聞いたのだが、今後が非常に楽しみな若手監督である。

元・立誠小学校特設シアターにて。

posted by 松村正直 at 00:29| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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