北冬舎が不定期に(年に1回くらい?)発行する「北冬」の最新号。
特集は「今井恵子責任編集 〈公〉と〈私〉の交差する時空。」
11号の特集は「江田浩司責任編集 [山中智恵子]の居る所。」、12号は「高島裕責任編集 [日本]はいま、どこにあるか。」、13号は「大田美和責任編集 [100年の言葉の向こうへ―。]」であった。
このラインナップを見てもわかるように、毎号かなり濃い特集を組んでいて、ふつうの総合誌とはだいぶ雰囲気が違う。
14号は、昨年4月に行われた今井恵子さんの歌集『やわらかに曇る冬の日』の批評会の内容を完全収録している。その他に今井恵子論や今井さんの新作もあって、盛りだくさんの内容だ。
批評会にはパネラーの1人として参加したので、何だか懐かしい感じがする。歌集の批評会はあちこちで行われているけれど、こういう形できちんと記録が残るのは珍しい。とても大事なことだと思う。
2013年04月27日
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