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やさしい鮫日記
松村正直の短歌と生活
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2013年03月30日
真実、眞實、眞実?
岡井隆・馬場あき子・永田和宏・穂村弘選『新・百人一首』(文春新書)を読んでいて、いくつか気になったことがある。
一つは高安国世の歌の表記のことだ。
かきくらし雪ふりしきり降りしづみ我は眞実を生きたかりけり
「眞実」という表記が気になって仕方がない。ここは常用漢字を用いて「真実」とするか、初出の歌集通り「眞實」とすべきところだろう。旧字と新字のミックスはいただけない。
思うに、これは手書き原稿の書き癖をそのまま載せてしまったのではないだろうか。校正の段階でどうしてそのままになってしまったのか不思議である。
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