制作・監督・撮影:デヴィッド・ゲルブ。82分。
銀座の鮨屋「すきやばし次郎」の店主小野二郎を追ったドキュメンタリー。
85歳になっても現役で鮨を握り続ける小野の姿からは、日々同じことを繰り返すことの大切さや職人としての誇りがよく伝わってくる。毎日同じ電車の、それも同じ場所に乗って・・・といったところは、バッターボックスに入るイチローのようでもある。
小野の長男は同じ銀座の店で、次男は六本木の店を任されて働いている。偉大な父を持ち、父と比較される宿命を負った2人の息子たちの苦労も、映像からひしひしと感じられた。
京都みなみ会館にて。
2013年03月01日
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