監督:山本起也 出演:高橋惠子、寺島進、あがた森魚ほか
京都造形芸術大学の学生とプロが共同で毎年1本の劇場公開作品を制作する「北白川派」の第3作。山陰の路線バスの終点にある小さな港町、そこにある古ぼけた商店が舞台となっている。
この映画を見ようと思ったきっかけは、隠岐の海士(あま)町でロケが行われたという話を聞いたこと。海士町(隠岐の中ノ島)は一昨年の夏に旅行で訪れたことがあり、親しみを感じているのだ。
あまり期待せずに見に行ったのだが、そんな予想を裏切るくらい良い映画だった。
ワンシーン、ワンシーンが丁寧に撮られているという感じ。
途中で京都の知っている場所(創栄図書印刷の前の通り)が出てきたのでびっくりした。
「北白川派」の次回作は林海象監督、永瀬正敏主演で進行中らしい。
今から公開が楽しみである。
京都シネマ。104分。
2012年11月28日
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