2012年10月29日
文章を書く心構え
必要があって、この一年の短歌総合誌の特集や連載をすべて読み直した。その時々に読んでいたものもあれば、今回初めて読んだものもある。随分と時間はかかったが、新しい発見などもあり、ためになった。
たくさんの文章を読んであらためて気が付いたのは、手を抜いた文章はすぐにわかってしまう、ということである。文章のうまい下手や書かれた内容の良し悪しとは別に、真剣に書いたか適当に流して書いたかは一目瞭然なのだ。
これは、本当におそろしいほどにわかってしまう。
たった1ページの文章でも、その差ははっきりとしている。
これは自戒を込めて書くのだが、やはり「文章を書く心構え」が大切なのだろう。こんなことを言うと何か精神論みたいで嫌なのだが、そうとでも呼ぶしかないような何かが、文章からは明らかに伝わってくる。
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