季刊同人誌「棧橋」の112号が届く。
出詠80名。時評やエッセイ、歌集評、評論などもあり、全124ページ。
毎号「アンケート」という欄があって楽しみにしている。
今回は「原稿の締切が迫ると、してしまうこと」という内容。
回答は大きく分けて3つくらいのタイプに分かれる。
まずは「優等生」タイプ。
原稿はおおむね早目に仕上っているので、最後の推敲を繰り返す。(奥村晃作)羨ましいというか、見習いたいというか、編集サイドからすれば有難い方々である。
私は昔から不安症なので、締切の十日前に一応の草稿はできています。従って締切前は見直し確認作業です。(木畑紀子)
次に「努力」タイプ。
夜更しに備えてひとまず仮眠を取ります。昼寝か夕寝をして家人の寝静まるのを待ちます。(池下寿子)これは、何とか原稿が書けるようにと、あれこれ努力している方々だ。
好きな歌集を片っ端から読む。(丹波真人)
最後に「逃避」タイプ。
いつもは全くやる気にならない洋裁をやり始めてしまい、結果苦しんでいます。(海老原光子)わかる、わかる、という感じ。僕も基本的にこのタイプ。
突然掃除がしたくなったり、日持ちする惣菜が作りたくなる。今回はトマトピュレをたっぷり作って冷凍した。(竹内みどり)
なぜか、今やらなくていいことを始めてしまう。
最後に、一番意外だった回答は、
ギックリ腰。(藤野早苗)締切に迫られてギックリ腰とは。いやはや、大変です。