2012年10月13日
堺(その2)
秋晴れの良い天気で、京都から堺へ行く途中の電車で、4つの小学校の遠足と出会った。
まさに遠足日和という感じ。
南海線の堺駅西口に立つ与謝野晶子像。
手に持つ筆や短冊が微妙に折れ曲がっているような気がする。
台座に刻まれている歌。
〈ふるさとの潮の遠音のわが胸にひびくをおぼゆ初夏の雲〉
堺市立中央図書館の横にある晶子の歌碑。
〈堺の津南蛮船の行き交へば春秋いかに入りまじりけむ〉
大仙公園の中にある晶子の歌碑。
〈花の名は一年草もある故に忘れず星は忘れやすかり〉
最後に訪れた仁徳天皇陵。
三重の濠に囲まれていて、世界最大級の大きさを誇る。一周2850メートル。
拝所から見ても全体の形を見渡すことはできないが、その巨大さはよくわかる。
付近は百舌鳥(もず)古墳群と呼ばれるように、4キロ四方に47基の古墳が残っており、至るところ古墳だらけ。
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