今日は湖国三大祭の1つである大津祭へ。
朝9時過ぎにJR大津駅に着くと、13基の曳山が勢揃いしていて、ちょうど巡行が始まるところ。どれも江戸時代に製作されたものだそうで、豪華に飾られている。
大津祭の面白いのは、巡行のところどころで曳山に乗った人形たちのからくりが演じられるところ。猩々がお酒を飲んで顔を真っ赤にしたり、恵比寿さんが鯛を釣りあげたり、岩の中から唐獅子が現れて躍ったり、故事にちなんだ様々なからくりを見ることができる。
また、曳山からは厄除けの粽も撒かれる。巡行の道筋にある家や商店は二階の窓を全開にしていて、そこに投げられる粽を受け取っている。もちろん、粽は道にも撒かれるので、見物客がキャッチしたり拾ったりする。
大津に来て琵琶湖を見ないわけにもいかないので、帰りは京阪の浜大津駅から帰ることにして、湖岸へ行く。秋晴れの空の下に穏やかな湖が広がっていた。