2012年08月22日

全国大会を終えて


今年の「塔」の全国大会は、初日が四十数名×6会場の歌会と夜の懇親会、二日目の午前は全体歌会と「選者に聞く」、そして午後は一般公開のシンポジウムという日程だった。

シンポジウムは、まずアンドロイド劇場「さようならver.2」の上演があり、続いて平田オリザさん(劇作家・演出家)、力石武信さん(大阪大学石黒研究室)、江戸雪さん(司会)によるアフタートーク、その後、休憩を挟んで平田オリザさん、永田和宏さん、栗木京子さん、松村(司会)によるパネルディスカッション「演劇のことば、詩のことば」という内容。

「人間とは何か」を考えるためにアンドロイド研究が必要なように、「短歌とは何か」を考えるためには、別のジャンルとの交流が必要なのだと思う。短歌のことだけを考えていても、たぶん短歌はわからないのだ。

posted by 松村正直 at 22:34| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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