2012年06月22日

樺太と歌人


死ぬまでに一度サハリンへ行ってみたい。

ソ連時代と違って、今はサハリンへ渡るのも制限はないし、不定期ではあるがツアーもある。お金と時間さえあれば、行くことができる。

以前「樺太の見た夢」という文章を書いたことがある(『短歌は記憶する』所収)。斎藤瀏、吉植庄亮、石榑千亦、出口王仁三郎、斎藤茂吉、橋本徳壽、土岐善麿、林田恒利らの樺太詠を取り上げて、樺太の歴史とそこに住んだ人々の暮らしについて記したものだ。

あれ以来、樺太と歌人の関わりについてもっと詳しく書きたいという思いが、私の中に強くなっている。調べれば調べるほどおもしろい。今では忘れられてしまったような出来事や物語が数多く眠っている。

短歌を通じて、そうした歴史を掘り起こすことができればと思う。

posted by 松村正直 at 00:22| Comment(2) | 樺太・千島・アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。

記事と関係ない質問で恐縮ですが、きれいな外国の風景になっていて、どこの国なのかな?と思いました。


サハリン、、、寒そうですね。
行ってみたい所は色々あるけど、
「死ぬまでに」
というのがつくと、私はインドに行ってみたいです。
Posted by モリ at 2012年06月26日 13:32
背景の写真は、何十種類かあるデザインプレートから
適当に選んだのですが、スペインのトレドという町だ
そうです。きれいですね。

ヨーロッパにはまだ行ったことがありません。
行ったことがあるのは、中国、台湾、ベトナムです。

Posted by 松村正直 at 2012年06月26日 15:25
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