2012年06月04日

小郡


「塔」の山口歌会に参加するため、山口県の小郡(おごおり)へ。駅の名前は2003年に「小郡」から「新山口」に改称され、小郡町も今では山口市の一部になっている。それでも、頭の中の地図は小郡のまま。

駅の北側(在来線口)が昔ながらの町であるのに対して、南側(新幹線口)は区画整理された土地にオフィスビルやホテルが立ち並んでいる。駅を境にして、まるで別の町のようだ。

在来線口を出て15分くらい歩いて行くと、家並みが尽きて山に入るあたりに、其中庵(ごちゅうあん)が建っている。種田山頭火が昭和7年から13年まで暮らした家を復元したものである。

IMG_3019.JPG

庵は小高い場所にあって小郡の町を見渡すことができる。なるほど、良い場所だ。町の姿はだいぶ変ったのだろうが、現地に来てみると、地形から当時を偲ぶことができる。
  移つてきてお彼岸の花ざかり  山頭火
  この柿の木が庵らしくするあるじとして

posted by 松村正直 at 18:23| Comment(4) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ふるさと山口ネタということで登場してきました(^^)v

おおお〜小郡♪
地元の方言では「おごり」と呼びます。

ちょうど一か月前のGW、
連休の混雑で満席→乗車変更がうまくいかず、
夜の10時ごろ、
40分以上小郡のホームにいました(笑)

山手だからか、
新幹線から一歩出ると、気温がゴンっと低い感じ。

夜でなければ、下の在来線1番ホームにSLがいたりして
そういう出会いもうれしいのですが。
SLは生き物という感じのたたずまいで大好きです♪


ふるさと歌会参加は長年の夢です。
おとなり広島出身のayaさんも
「いつか広島歌会に出たい」とおっしゃっていました。

いつか、ふるさとの言葉にまみれて歌会をしてみたいです。
Posted by Emi at 2012年06月05日 09:08
山口のご出身なのですね。
SLも見ましたよ。
駅の東側には大きな車両基地があって、転車台(ターンテーブル)などもあり、鉄道の町としての歴史を感じました。

「ふるさと納税」ならぬ「ふるさと歌会」、いいですね。
山口の方たちも喜ぶと思います。
Posted by 松村正直 at 2012年06月05日 18:20
SLもご覧になれたのですね♪
それはラッキーでしたね(^^)

前の京都での全国大会のとき、
懇親会で偶然テーブルをご一緒したのが
下関歌会の方々でした♪

久しぶりにふるさとの訛りに囲まれ、
さらに高揚したことを覚えています。

初めて出会ったのにとても懐かしくて。

今年もどんな出会いがあるか
今からとても楽しみです。
Posted by Emi at 2012年06月05日 21:49
全国大会は、ふだんは会えないような方たちと
会えるのが楽しいですね。知っている人の数が
一気に何倍にも増えます。
Posted by 松村正直 at 2012年06月06日 06:34
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