2012年05月18日
若一光司著『大阪・関西の「謎と不思議」を歩く』
芭蕉終焉地の石碑、うどん餃子の正体、龍馬を切った刀、日本一短い国道、人魚のミイラなど、歴史と物語と謎に包まれた場所を紹介するガイドブック。関西2府4県の計46か所が取り上げられている。
有名観光地ではない、いわゆるB級スポットを集めているのだが、内容はいたってまじめなもの。調査や取材も行き届いていて、著者の解説を十分に楽しむことができる。
わが家の近所にある明智藪や藤森神社、あるいは八幡市のエジソン記念碑や飛行神社など、行ったことのある場所が取り上げられているのも嬉しい。
2012年4月20日、KKベストセラーズ ベスト新書、1000円。
この記事へのコメント
コメントを書く