最近、森永製菓について調べていて、おもしろい話を知った。
「森永キャラメル大将」のことである。
身長2メートル13センチの大男で、森永製菓の宣伝マンとして、昭和10年頃に日本各地を巡ったらしい。札幌や別府をはじめ、各地にその様子をうつした写真や絵葉書が残っている。お店の前に大勢の人だかりが出来ている中に、頭みっつ分くらい背の高い男が立っている姿。
なんでもこの人物は、元は白頭山という力士であったらしい。入門時は大いに期待されたものの腰痛などで思うような成績を残せずに廃業。その後、職業を転々として森永の宣伝マンになったとのこと。
まだ謎に包まれている出自も含めて、かなり興味をそそられる。
2012年01月24日
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