「塔」に連載している「高安国世の手紙」が、12月号で終了する。既に最終回の原稿は印刷所へ送ってしまったので、実質的にはもう終わり。3年間書き続けてきた連載が終って、今は少しさびしい気分である。
当初1年くらいの予定で始めた連載だったのが、書いているうちに少しずつ書き方のコツをつかんできて、書くのが楽しくなってきた。古い資料を調べたり、人に会いに行ったりして、いくつか自分なりの新しい見解も出すことができたと思う。
他にも「俳句」や「原爆」など、書き切れなかったテーマが少し残っている。それらを書き下ろして、何とかこの連載を一冊の本にまとめたい。金銭的なことも含めて見通しは立たないが、再来年(2013年)の高安さんの生誕100周年までにと考えている。
とってもたのしい連載でした。
ぜひ1冊にしてくださいね。
ありがとうございます。
連載期間中も多くの方に励ましの声をかけていただいて、感謝しています。