新聞や雑誌などに載っている迷路で遊ぶことがある。
「スタート」から鉛筆で道をたどって「ゴール」へ行くわけだが、迷路の何が面白いのだろうと考えると、要するに迷うのが面白いわけだ。こっちの道に行ってみて、ダメだったら別の道に行ってみる。それでもダメだったら、少し手前まで引き返して、さらに別の道を探す。
その過程が面白い。
もちろん、迷路の目的は「ゴール」に行くことなのだが、「ゴール」に着くこと自体が面白いわけではない。その証拠に、解答を見ながら迷路をやっても、ちっとも面白くなんかない。
文章を書く場合も、似たようなことが言えると思う。
そして、歌を作る時や読む時も、たぶん同じなのである。
2011年11月16日
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