2011年09月18日

淺山泰美著『京都 銀月アパートの桜』


「銀月アパート」に関する資料として買った本。

詩誌「コールサック」に連載された文章をまとめたエッセイ集で、著者の撮った20点ほどの写真や自作の短歌も収められている。

京都市左京区に住む著者が、懐かしい京都の町や人の思い出、暮らしの姿などを描き出す。その筆致はやわらかく、しっとりしている。
私の父の故郷である近江の湖北の城下町長浜では、他家に嫁することなく実家に身を置いたまま年経る女性のことを、伯母すると言う。
声とは、不思議なものである。たとえ電話であっても、その人の心身の状態までもが伝わることがある。
他にも、いくつも印象的な文章があった。

2010年2月14日、コールサック社、1500円。

posted by 松村正直 at 01:29| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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