2011年08月24日

小菅正夫著『〈旭山動物園〉革命』


副題は「夢を実現した復活プロジェクト」。

入場者の減少によって一時は廃園の危機に直面した動物園が、日本有数の人気スポットになるまでの足跡を記した本。著者は旭山動物園の前園長。

一種のサクセスストーリーではあるのだが、この本の良い点は、様々な成功例だけでなく、失敗例も挙げて説明していることだろう。クモザルとカピバラの共生展示を試みたところ、カピバラがクモザルに噛まれて死んだ話などが出てくる。

旭山動物園の成功については新聞やニュースでもよく報じられているが、今回初めて、旭川市長の予算面での協力という部分も大きかったことを知った。もちろん、ただお金があれば良い動物園ができるわけではない。大切なのは「こんな動物園にしたい」という職員のアイデアや発想である。

それは、多分どんな組織においても同じことなのだろう。

2006年2月10日、角川oneテーマ21新書、724円。

posted by 松村正直 at 00:02| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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