2011年08月06日

映画「コクリコ坂から」

企画・脚本 宮崎駿、監督 宮崎吾朗。

舞台は1963年の横浜周辺。当時の町の雰囲気や暮らしの様子がよく描かれている。ご飯を作る場面などにも、生活の手触りが感じられてとても良い。

「ジブリ臭さ」もそれほどなくて、楽しい映画だった。主人公は1963年に高校2年生であるから、河野さんと同じ年齢なんだと、見終ったあとに気がついた。

「時代」と「世代」は同じように使われることもある言葉だけれど、たぶん全然違うのだと思う。私は「時代」には興味があるけれど、「世代」にはさして興味がない。「時代」が誰にでも平等であるのに対して、「世代」は区別・差異を表すために用いられることが多いように感じる。

MOVIX京都、91分。

posted by 松村正直 at 19:08| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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