2011年07月14日

「歌壇」2011年8月号

沢口芙美さんが「歌人の横顔」というコーナーに、清原日出夫について書いている文章が良かった。「その歌と変わらぬ誠実な人」という題の2ページの文章。若き日の清原の写真も載っている(初めて見る写真だ)。沢口さんが清原と会ったのは昭和35年と平成14年の二回だけであったが、「その温かさが今も忘れられない人である」と記している。

清原日出夫については以前から関心があって、あれこれ調べたりしたことがあるのだが、こうして新たなエピソードを知ることで、その人物像が自分の中でまた少し膨らんでいくような感じがする。

今年の「塔」の全国大会は、清原の住んでいた長野市で開かれる。初日のシンポジウムでは、池本さんへの公開インタビュー「池本一郎に聞く〜高安国世・信州・清原日出夫〜」(聞き手・松村正直)を行うことになっている。そこでも、何か清原についての新しい話が聞き出せればいいと思う。

posted by 松村正直 at 18:53| Comment(0) | 短歌誌・同人誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。