2011年07月06日

三十三才

如月(きさらぎ)や電車に遠き山の手のからたち垣に三十三才鳴く
                木下利玄 『銀』

『木下利玄全歌集』(と言っても岩波文庫のもの)を読んでいる。

「三十三才」って何だ? としばらく考えて、ようやく「みそさざい」のことだと気が付いた。
「みそさざい」は漢字では普通「鷦鷯」と書くらしい。
でも、短歌や俳句ではけっこう「三十三才」も使われているようだ。


posted by 松村正直 at 00:36| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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