MOVIX京都にて。
原作:万城目学、監督:鈴木雅之、出演:堤真一・綾瀬はるか・岡田将生・中井貴一ほか。
119分。
原作の面白さと奥行きをどの程度まで映像化できるのかと心配したが、映画は映画でよく出来ていた。いくつかの設定変更にも無理がないし、脚本も悪くないと思う。でも、原作の持つ広がりを2時間にまとめるわけだから、どうしても話は小粒になってしまう。そこは、まあ、仕方がないだろう。
綾瀬はるかはまずまず。岡田将生はほとんど持ち味を発揮できていない気がした。堤真一は好きなのでOK。
大阪はいつも用事がある時に行くだけなので、今度ゆっくり観光して見て回りたい。
原作は、一気に読んでしまい、すとーんと心に落ちてくる感じのお話でした。映画は映画の持ち味があるんでしょうね。
原作ばかりを読むだけで見に行っていない映画がたくさんあります。
自分の時間をどう生み出すかが、これからの課題なのかなあ?
今日は、子どもたちと借りてきた「借りぐらしのアリエッティ」を見ました。長男は退屈気味、次男はわくわくどきどき。女の子向けの感じでしたが、やはり映像がきれいで見ていて目に優しかったです。
私たちの生活も本当は自然や神様からの借り暮らしなのかなあと。
小さい頃、小人やコロボックル、座敷わらしを信じている子だったと思い出しました。
DVDを借りてきて、ひとりで見ようかなあ。