渡月橋をわたって、山道を15分ほど登ると、展望台と休憩所がある広い一画に出る。とても見晴らしが良く、遠く京都タワーも見える。京都が盆地であることがよくわかる眺めだ。
この付近に百数十頭のサルが住んでいて、エサを食べたり、歩き回ったり、寝転んだりしている。休憩所の建物の中から金網越しにエサをあげることもでき、なかなか楽しい。よく見ると、母親に抱かれて春に生まれたばかりの赤ちゃんサルもいる。顔がまだ赤くない。

こちらは別の赤ちゃん。
母親の元から離れてパイプの向うへ行こうとするのだが、お母さんが片脚を掴まえて離さない。何度もトライしては、その度に引き戻されていた。

これで今日の予定は終了。
帰りは京福電鉄嵐山線(通称・嵐電 らんでん)に乗って帰る。
京都に唯一残る路面電車。大人は全線均一200円だが、こどもは土・日・祝日は無料というキャンペーン中であった。経営が大変なのだろうな。
「車折神社(くるまざきじんじゃ)」「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」「蚕ノ杜(かいこのやしろ)」などの難読駅を通ってゆるゆると進む。川下り&山登りの疲れもあって、車窓の景色も楽しむこともなく、そのまま眠りへ落ちていきました・・・。