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やさしい鮫日記
松村正直の短歌と生活
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2011年03月06日
桜井の別れ
滋賀県のとある神社へ行ったところ、参道わきに二人の人物の石像があった。よく見ると楠正成・正行親子の「桜井の別れ」の像である。どうしてこんな所に桜井の別れの像があるのかと不思議に思って説明書きを読んでみると、戦前は近くの小学校の校庭にあったものが、戦後になって撤去され、この神社に移されたとのこと。なるほどと納得した。
御真影や教育勅語を収めた奉安殿が戦後に撤去されたのはよく知られていることだが、この像も同じような運命をたどったのだろう。桜井の別れは戦前には教科書にも唱歌にも載っている有名な話だったので、各地の小学校に同じような像があったのかもしれない。こういう歴史書にも残らないような部分が、今になると意外とわからなくなっているものである。
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posted by 松村正直 at 11:47|
Comment(2)
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この記事へのコメント
貴殿日記に掲載中の桜井の別れの画像の構図が素晴らしいので、私が翻訳中の西郷隆盛漢詩集英語版(電子書籍で出版計画中)の113番詩「櫻井驛圖賛」の解説用画像に使えそうなのでご許諾頂きた連絡しました。私は訳著者の柳澤宗夫と申します。
Posted by 柳澤宗夫 at 2024年02月16日 18:46
柳澤様
ブログ内の「桜井の別れ」の画像のこと、承知しました。
どうぞご利用ください。
Posted by 松村正直 at 2024年02月17日 11:46
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ブログ内の「桜井の別れ」の画像のこと、承知しました。
どうぞご利用ください。