2011年02月26日

県立図書館とお城

本を寄贈する関係で全国の都道府県立図書館の住所を調べたところ、面白いことに気が付いた。お城に関係する地名が多いのである。
茨城県立図書館  水戸市三の丸1−5−38
山梨県立図書館  甲府市丸の内
愛知県図書館   名古屋市中区三の丸1−9−3
岡山県立図書館  岡山市北区丸の内2−6−30
愛媛県立図書館  松山市堀之内
高知県立図書館  高知市丸ノ内1−1−10
佐賀県立図書館  佐賀市城内2−1−41
鹿児島県立図書館 鹿児島市城山町7−1

そう言えば、お城や城跡の周辺には、大体どの町でも図書館や美術館や博物館があって、県庁や警察署や郵便局などの公共施設が立っている。地名を眺めながら、知らない町のことをあれこれ想像するのは楽しい。
posted by 松村正直 at 00:01| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
多くの県で、城と大きな屋敷の位置関係が同じということでしょうか。
東京だって、大きな施設はたいてい大名屋敷跡ですものね。
Posted by おおまつ。 at 2011年02月26日 22:31
確かに東京の場合は、諸大名の江戸藩邸が数多くあって、それが今では官庁やホテル、大学、公園などになっていることが多いですね。最近、ブラタモリでよく見ますが(笑)。

ただ、地方の場合はせいぜい武家屋敷が並んでいるという規模ですので、「大名屋敷跡」→「県立図書館」というのとはちょっと違うかもしれません。

お城やその周りの土地が、明治以降に公共の土地として使われるようになったということでしょうね。城跡に軍隊が置かれるというのも一般的なことでしたし(広島城、金沢城、新発田城など)、戦後は学校になることも多かったです。
Posted by 松村正直 at 2011年02月27日 00:33
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