2011年02月07日

続・花電車(その2)

京都の岡崎と言えば、国立近代美術館、京都市美術館、京都市動物園、京都会館、みやこめっせなどが立ち並ぶ、京都随一の文化ゾーンである。そこに京都府立図書館もある。

京都府立図書館には、古い京都新聞がマイクロフィルムで収蔵されている。早速、係の方に昭和39年9月の分を出してもらい、専用の投影機にかけて最初から順番に見ていく。

まず、目に付いたのがオリンピックの聖火リレーの記事である。聖火リレーであれば滋賀県内を通ることもあるだろうし、花電車と何か関係があるかもしれない。しかし、残念なことに滋賀県を通るのは9月29〜30日の予定となっていた。

次々と流れる画面に目をやるが、それらしい記事は載っていない。もともと花電車の記憶自体がどこまで確かなことなのかわからないし、これはどうも無理かもしれないと諦めかけていたころ、その記事に出くわした。

花電車の写真が載っている。

見出しは「開通ムードを満載 琵琶湖大橋 江若が花列車の試乗」というもの。昭和39年9月20付朝刊の第二滋賀版の記事であった。(つづく)
posted by 松村正直 at 00:19| Comment(0) | 河野裕子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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