2011年02月06日

続・花電車(その1)

どうにも花電車のことが気にかかって仕方がない。わからないままで終わるのは後味が悪い。

「捜査に行き詰ったら現場に戻れ」という鉄則もあるので、ひとまず現場に戻ってみたいと思う。と言っても、滋賀の堅田に行くわけではない。『京都うた紀行』というテキストに戻るのだ。そもそも『京都うた紀行』という本に、なぜ滋賀の話が載っているのだろうか? 話はまず、そこからである。

この本は、京都新聞出版センターから出ていることからもわかるように、もともと京都新聞に「京都歌枕」として連載されたものである。京都新聞になぜ滋賀の話が?というのは簡単な話で、京都新聞は京都と滋賀の両方をテリトリー(?)にしているからだ。会社としても本社(京都市)のほかに滋賀本社(大津市)がある。

これは京都に移り住むまで知らなかったことだが、京都と滋賀の結び付きは非常に強い。京滋地方といった言い方もあるくらいだ。東京に住んでいた頃は、京都と言えば、「奈良・京都」あるいは「京阪神」といった枠組みでしか考えていなかったが、実はこの「京滋」という枠組みもかなり強い。地理的にも歴史的にも近いものがある。また、滋賀に住んで京都に勤めている人や、その逆の人たちもたくさんいる。

つまり、滋賀で起きたことを調べたければ京都新聞を見ればいいのである。花電車の走った場所と走った日付は前回までの推理でだいたいわかっている。となれば、あとはその新聞にあたるだけではないか。

まあ、そんなに簡単なことではないだろうけど。(つづく)
posted by 松村正直 at 08:01| Comment(0) | 河野裕子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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