作品
・「ラーメンと白鳥」7首(「文藝春秋」4月号)
・「賢治に献ずる詩歌」1首(日本現代詩歌文学館)
・「扉ふたつ」7首(「短歌往来」5月号)
・「月ヶ瀬」7首(「短歌研究」5・6月合併号)
・「冬布団」15首(「パンの耳」第7号)
連載
・啄木ごっこ(第51回)「スバル」創刊(「角川短歌」1月号)
・啄木ごっこ(第52回)朝日新聞入社と佐藤北江
(「角川短歌」2月号)
・啄木ごっこ(第53回)凌雲閣と塔下苑(「角川短歌」3月号)
・啄木ごっこ(第54回)私小説としての「ローマ字日記」
(「角川短歌」4月号)
・啄木ごっこ(第55回)「へなぶり」と演技性
(「角川短歌」5月号)
・啄木ごっこ(第56回)家族の上京と喜之床
(「角川短歌」6月号)
・啄木ごっこ(第57回)伊藤博文暗殺(「角川短歌」7月号)
・啄木ごっこ(第58回)食ふべき詩(「角川短歌」8月号)
・啄木ごっこ(第59回)社会部長渋川玄耳
(「角川短歌」9月号)
・啄木ごっこ(第60回)朝日歌壇と投稿者たち
(「角川短歌」10月号)
・啄木ごっこ(第61回)大逆事件(「角川短歌」11月号)
・啄木ごっこ(第62回)九月の夜の不平(「角川短歌」12月号)
・ことば以上こころ未満(第1回)(「NHK短歌」4月号)
・ことば以上こころ未満(第2回)(「NHK短歌」5月号)
・ことば以上こころ未満(第3回)(「NHK短歌」6月号)
・ことば以上こころ未満(第4回)(「NHK短歌」7月号)
・ことば以上こころ未満(第5回)(「NHK短歌」8月号)
・ことば以上こころ未満(第6回)(「NHK短歌」9月号)
・ことば以上こころ未満(第7回)(「NHK短歌」10月号)
・ことば以上こころ未満(第8回)(「NHK短歌」11月号)
・ことば以上こころ未満(第9回)(「NHK短歌」12月号)
評論
・徘徊する啄木(「横浜歌人会会報」第123号)
・加藤克巳論「静かな力」(「合歓」第100号)
・「新たな関係や幻を生み出す」(「歌壇」5月号)
・「セーフティーネットとしての短歌結社 『灰燼集』を読む」
(「歌壇」8月号)
・小池光論「言葉であり人生でもある」(「短歌研究」10月号)
書評
・小池光歌集『サーベルと燕』評(「角川短歌」2月号)
・藤原龍一郎著『抒情が目にしみる』評(「歌壇」4月号)
・打矢京子歌集『冬芽』評(「現代短歌」5月号)
・鈴木加成太歌集『うすがみの銀河』評
(「現代短歌新聞」4月号)
・川上まなみ歌集『日々に木々ときどき風が吹いてきて』評
(「現代短歌新聞」5月号)
・三井ゆき歌集『水平線』評(「現代短歌新聞」9月号)
・大野道夫著『つぶやく現代の短歌史』評
(「短歌往来」12月号)
その他
・第10回現代短歌社賞選考座談会(「現代短歌」1月号)
・秀歌を読もう「小池光」(「短歌春秋」165号)
・秀歌を読もう「河野裕子」(「短歌春秋」166号)
・秀歌を読もう「渡辺松男」(「短歌春秋」167号)
・秀歌を読もう「与謝野晶子」(「短歌春秋」168号)
・石畑由紀子歌集『エゾシカ/ジビエ』栞
・アンケート「二〇二二年の収穫」(「ねむらない樹」vol.10)
・澄田広枝歌集『ゆふさり』栞
・山縣満里子歌集『朱夏』序
・くにたち短歌大会選評座談会(「短歌春秋」166号)
・澁谷義人歌集『ハイスクール』跋
・六月の歌(「六花」vol.8)
出演
・講座「多様化する短歌の「今」」(3月18日)
・和歌山県歌人クラブ講演「小池光の歌のあれこれ」(5月28日)
・講座「こんな短歌があるなんて!」(7月2日)
・オンラインセミナー「軍人家庭と短歌―戦後派歌人 森岡貞香の
初期作品を中心に」(8月10日)
・「人麿の里全国万葉短歌大会」選者(8月27日)
・講座「2023年上半期、注目の歌集はこれだ!」(9月16日)
・澄田広枝『ゆふさり』批評会コーディネーター(10月28日)
・大阪歌人クラブ講演「啄木短歌の超絶技巧」(10月29日)
2023年12月31日
2023年12月05日
阿木津英『女のかたち・歌のかたち』
「西日本新聞」に1995年1月から7月にかけて連載した「女のかたち・歌のかたち」を中心に、20世紀の女性歌人の歌について記した文章をまとめた本。
みどり子の甘き肉借りて笑(え)む者は夜の淵にわれの来歴を問ふ/米川千嘉子『一夏』
子も夫も遠ざけひとり吐きてをりくちなはのごとく身を捩(よぢ)りつつ/秋山佐和子『空に響る樹々』
売り箱の中に仔を産む奴智鮫(どちざめ)に人ら競いて値をつけにけり/川井雅世『貝の浜』
すこしづつ書をよみては窓により外をながめてたのしかりけり/三ヶ島葭子『定本 三ヶ島葭子全歌集』
水桶にすべり落ちたる寒の烏賊いのちなきものはただに下降す/稲葉京子『槐の傘』
引用されている歌や鑑賞が良く、100年にわたる女性歌人の苦闘や輝きが浮かび上がってくる。新書版のコンパクトな内容だが、著者の視野の広さと考察の深さが印象に残った。
2023年8月4日、短歌研究社、1500円。
2023年12月04日
映画「首」
原作・監督・脚本:北野武
出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、大森南朋、浅野忠信ほか
有岡城の戦い、高天神城の戦い、備中高松城の戦い、本能寺の変、山崎の戦いと、次々に起こる合戦シーンに迫力がある。
三河弁で喋る織田信長がなんとも強烈。たけし流の笑いやギャグも随所にあって、最後まで飽きることがない。
とは言え、首の刎ね飛ぶシーンが多く、男同士の絡みもあって、83歳の父と二人で観る映画ではなかったかも。
イオンシネマ新百合ヶ丘、131分。
出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、大森南朋、浅野忠信ほか
有岡城の戦い、高天神城の戦い、備中高松城の戦い、本能寺の変、山崎の戦いと、次々に起こる合戦シーンに迫力がある。
三河弁で喋る織田信長がなんとも強烈。たけし流の笑いやギャグも随所にあって、最後まで飽きることがない。
とは言え、首の刎ね飛ぶシーンが多く、男同士の絡みもあって、83歳の父と二人で観る映画ではなかったかも。
イオンシネマ新百合ヶ丘、131分。
2023年12月03日
笠木拓『はるかカーテンコールまで』歌集批評会

来年3月24日(日)に京都で笠木拓『はるかカーテンコールまで』歌集批評会が行われます。もともと2020年6月7日に予定していた会がコロナ禍で中止となり、このたび3年9か月ぶりの開催となります。
『はるかカーテンコールまで』を未読の方は、ぜひこの機会にお読みください。おススメです。
https://matsutanka.seesaa.net/article/471123300.html
批評会の参加申込みは下記のフォームまで。
笠木拓『はるかカーテンコールまで』批評会 (google.com)
来年1月以降、歌集・歌書の批評会が相次いで開催されます。
備忘のためにいくつか書いておきます。
1月21日(日)
長谷川麟『延長戦』を読む会(福岡)
1月28日(日)
佐藤華保理第一歌集『ハイヌウェレの手』批評会(名古屋)
2月10日(土)
濱松哲朗歌集『翅ある人の音楽』批評会(東京)
2月11日(日)
野田かおり『風を待つ日の』歌集批評会(京都)
2月24日(土)
川本千栄『キマイラ文語』を読む会(東京)
3月10日(日)
現代短歌フェスティバル in 奈良(奈良)
2023年12月02日
tankalife
「tankalife(たんからいふ)短歌のある日々、短歌である日々」というサイトがあります。
https://tankalife.net/
一首鑑賞や短歌クイズなど多くの短歌が取り上げられていて、私の歌も丁寧に鑑賞していただいてます。
押ボタン式信号と気付かずにここで未来をじっと待ちます
https://tankalife.net/life34/
悪くない 置き忘れたらそれきりのビニール傘とぼくの関係
https://tankalife.net/umbrella20/
三分間待てずに食べるラーメンの鈍い歯触り悪くもないさ
https://tankalife.net/ramen13/
鋭角の切断面を鮮やかにさらしてサンドイッチがならぶ
https://tankalife.net/bread19/
ハンカチをかぶせるだけの子の手品われは見ており日曜の昼間に
https://tankalife.net/magic4/
穴熊は穴より出でてふらふらと仕留められたり赤い「と金」に
https://tankalife.net/shogi1/
短歌クイズ108
https://tankalife.net/quiz108/
短歌クイズ109
https://tankalife.net/quiz109/
短歌クイズ393
https://tankalife.net/quiz393/
短歌クイズ394
https://tankalife.net/quiz394/
他にも数多くの記事が載っていますので、どうぞご覧になってみてください。
https://tankalife.net/
一首鑑賞や短歌クイズなど多くの短歌が取り上げられていて、私の歌も丁寧に鑑賞していただいてます。
押ボタン式信号と気付かずにここで未来をじっと待ちます
https://tankalife.net/life34/
悪くない 置き忘れたらそれきりのビニール傘とぼくの関係
https://tankalife.net/umbrella20/
三分間待てずに食べるラーメンの鈍い歯触り悪くもないさ
https://tankalife.net/ramen13/
鋭角の切断面を鮮やかにさらしてサンドイッチがならぶ
https://tankalife.net/bread19/
ハンカチをかぶせるだけの子の手品われは見ており日曜の昼間に
https://tankalife.net/magic4/
穴熊は穴より出でてふらふらと仕留められたり赤い「と金」に
https://tankalife.net/shogi1/
短歌クイズ108
https://tankalife.net/quiz108/
短歌クイズ109
https://tankalife.net/quiz109/
短歌クイズ393
https://tankalife.net/quiz393/
短歌クイズ394
https://tankalife.net/quiz394/
他にも数多くの記事が載っていますので、どうぞご覧になってみてください。
2023年12月01日
住吉カルチャー・フレンテ歌会
10:30から神戸市立東灘区文化センターで「住吉カルチャー」。参加者9名。久々湊盈子歌集『非在の星』を取り上げて話をする。12:30終了。
13:20から同じ場所で「フレンテ歌会」。参加者11名。欠席の方の歌も含めて、計30首について議論する。17:00終了。
現在、「フレンテ歌会」は参加者の募集をしてませんが、「住吉カルチャー」は空きがあります。2時間の講座で、前半に秀歌鑑賞、後半に1人一首の批評・添削という内容です。
受講料は1回2000円。興味のある方は、松村までご連絡ください。
13:20から同じ場所で「フレンテ歌会」。参加者11名。欠席の方の歌も含めて、計30首について議論する。17:00終了。
現在、「フレンテ歌会」は参加者の募集をしてませんが、「住吉カルチャー」は空きがあります。2時間の講座で、前半に秀歌鑑賞、後半に1人一首の批評・添削という内容です。
受講料は1回2000円。興味のある方は、松村までご連絡ください。