2023年07月01日

堀之内、小出、只見(その2)


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宮柊二の生家跡の「丸末書店」。
今も営業を続けている。


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雁木の続く古い街並み。
商店街になっているが、営業している店は少ない。


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宮柊二の作詞した「堀之内小唄」の歌碑。
7・7・7・5のリズム。

波に陽がさす
早瀬の中を
上る若あゆ
二寸鮎

一人出てみりゃ
磧の河鹿 田戸の
渡しの
灯がうるむ



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堀之内を流れる魚野川。


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宮柊二のお墓があると知って向かう。
案内表示がいくつもあって、ありがたい。


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この石段の先が墓処になっている。


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「宮柊二之墓」。


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全体はこんな感じ。
墓処全体がきれいに掃除され、落ち着いた空間になっていた。

posted by 松村正直 at 12:27| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雑詠(028)

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ひね鶏の安きを買って網に焼く齢をふかく嚙みしめながら
あつあつのシューマイ、シューカツ、メンチカツおいしく食べているか息子は
知ってたら行ってたのにと言う人はいつだって来ない紫陽花濡れて
玉ねぎの島ありバナナの島もあり積荷をのせたカート行き交う
ひたすらに勢いを増す夏の雲ことばだけでも返してほしい
ニッポンを見ずにスマホの地図を見る一団みちを引き返しゆく
駅弁の白米食えばありありと車窓に稲はかがやきを増す

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posted by 松村正直 at 00:07| Comment(0) | 雑詠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする