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私がこれまでに出した歌集・歌書は以下の13冊です。
【歌集】
・『駅へ』(2001年、ながらみ書房)
・『駅へ』新装版(2021年、野兎舎)*在庫あり
野兎舎オンラインストア
アマゾンKindle版
・『やさしい鮫』(2006年、ながらみ書房)
・『午前3時を過ぎて』(2014年、六花書林)
・『風のおとうと』(2017年、六花書林)
・『紫のひと』(2019年、短歌研究社)
・『について』(2025年、現代短歌社)*在庫あり
現代短歌社オンラインストア
【歌書】
・『短歌は記憶する』(2010年、六花書林)*在庫あり
・『高安国世の手紙』(2013年、六花書林)
・『樺太を訪れた歌人たち』(2016年、ながらみ書房)*在庫あり
・『戦争の歌』(2018年、笠間書院)
・『踊り場からの眺め』(2021年、六花書林)*在庫あり
・『啄木ごっこ』(2026年、角川文化振興財団)
「在庫あり」のものは、送料無料・振込用紙同封でお送りします。
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また、ネットショップのBOOTHでも販売しております。
どうぞお気軽にご利用ください。
masanao-m.booth.pm/
2027年01月01日
カルチャー講座一覧
大阪、京都、兵庫、オンラインなどで短歌のカルチャー講座を担当しています。短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。まったく初めての方も大歓迎です。
◎NHK学園オンライン講座
「N学短歌plus」 *サブスク(定額制)講座
◎住吉カルチャー(神戸)
「はじめてよむ短歌」 毎月第1金曜10:30〜12:30
◎毎日文化センター梅田教室 06‐6346‐8700
「短歌実作」 毎月第2土曜日
A組 10:30〜12:30
B組 13:00〜15:00
「短歌を楽しむ」 毎月第2・第4水曜日13:00〜15:00
◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075‐254‐2835
「はじめての短歌」 毎月第3水曜10:00〜12:00
◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075‐623‐5371
「はじめての短歌」 毎月第1火曜10:30〜12:30
◎醍醐カルチャーセンター 075‐573‐5911
「短歌教室」 毎月第2月曜日 13:00〜15:00
◎NHK学園オンライン講座
「N学短歌plus」 *サブスク(定額制)講座
◎住吉カルチャー(神戸)
「はじめてよむ短歌」 毎月第1金曜10:30〜12:30
◎毎日文化センター梅田教室 06‐6346‐8700
「短歌実作」 毎月第2土曜日
A組 10:30〜12:30
B組 13:00〜15:00
「短歌を楽しむ」 毎月第2・第4水曜日13:00〜15:00
◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075‐254‐2835
「はじめての短歌」 毎月第3水曜10:00〜12:00
◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075‐623‐5371
「はじめての短歌」 毎月第1火曜10:30〜12:30
◎醍醐カルチャーセンター 075‐573‐5911
「短歌教室」 毎月第2月曜日 13:00〜15:00
2026年12月31日
2026年の活動記録
作品
・「治療痕」7首(「角川短歌」1月号)
・「レッドロブスター」15首(「ねむらない樹」13号)
・「布団」7首(「短歌研究」5+6月号)
連載
・評論月評 第二回(「短歌往来」1月号)
・評論月評 第三回(「短歌往来」2月号)
・評論月評 第四回(「短歌往来」3月号)
・評論月評 第五回(「短歌往来」4月号)
・評論月評 第六回(「短歌往来」5月号)
・評論月評 第七回(「短歌往来」6月号)
評論
・「評論・詩・短歌から読み解く啄木晩年の思想」(「歌壇」2月号)
・「心、あるいは心の影」(「角川短歌」4月号)
書評
・今井聡歌集『にんげんのかたち』評(「現代短歌新聞」2月号)
・三枝ミ之『百年の短歌』評(「国際啄木学会研究年報」第29号)
その他
・「新しいステージ〈第一歌集の頃〉」(「現代短歌」113号)
・澁谷義人歌集『但馬へ』跋
・岡野はるみ歌集『朱色の点描』解説
出演
・NHK学園「春のプレミアム短歌講座」(3月28日)
・NHK全国短歌大会選者(3月28日)
・講演「言論統制と啄木」(5月6日)
出版
・評伝『啄木ごっこ』(角川文化振興財団、3月25日)
・「治療痕」7首(「角川短歌」1月号)
・「レッドロブスター」15首(「ねむらない樹」13号)
・「布団」7首(「短歌研究」5+6月号)
連載
・評論月評 第二回(「短歌往来」1月号)
・評論月評 第三回(「短歌往来」2月号)
・評論月評 第四回(「短歌往来」3月号)
・評論月評 第五回(「短歌往来」4月号)
・評論月評 第六回(「短歌往来」5月号)
・評論月評 第七回(「短歌往来」6月号)
評論
・「評論・詩・短歌から読み解く啄木晩年の思想」(「歌壇」2月号)
・「心、あるいは心の影」(「角川短歌」4月号)
書評
・今井聡歌集『にんげんのかたち』評(「現代短歌新聞」2月号)
・三枝ミ之『百年の短歌』評(「国際啄木学会研究年報」第29号)
その他
・「新しいステージ〈第一歌集の頃〉」(「現代短歌」113号)
・澁谷義人歌集『但馬へ』跋
・岡野はるみ歌集『朱色の点描』解説
出演
・NHK学園「春のプレミアム短歌講座」(3月28日)
・NHK全国短歌大会選者(3月28日)
・講演「言論統制と啄木」(5月6日)
出版
・評伝『啄木ごっこ』(角川文化振興財団、3月25日)
2026年06月09日
水須ゆき子歌集『風の心臓』
第1歌集。KAIKAレーベル4。
銀杏と金魚を埋めてわが庭の土はいよいよ海に近づく
出て行けと母に言われて幼子はぴよぴよサンダル黙々と履く
タブレットに書けばますます頼りなきわが名よ死亡保険に入る
「テラニシサン、ガンバッタネ」と外国(とつくに)のひと次々に妣(はは)の手を撫づ
お祭りは大人になっても苦手ですお守りみたいに握る孫の手
上の歯用マウスピースを嵌める夜わたしの牙が伸びないように
きっと川へ投げたら泡が立つだろう夫を椅子ごと抱えて運ぶ
いい子ねと撫でれば少し目を開く迷惑そうに病の猫は
回転灯(パトライト)赤く光らせ国道のイチゴ直売今年も開く
くちびるの端が小さくまた裂けてにんげんでいるのって大変
1首目、それぞれの名前に「銀」と「金」が入っているのが美しい。
2首目、幼子のけなげな姿。叱ったことを早くも後悔し始めている。
3首目、筆圧の感じられないタブレットの署名。大事な契約だけど。
4首目、施設で亡くなった母の様子。介護現場で働く外国人は多い。
5首目、賑やかで大勢の人が集まる祭りが好きな人ばかりではない。
6首目、歯ぎしり防止のために装着するのだが、下句がおもしろい。
7首目、夫を介護する場面。何もかも放り出したくなることもある。
8首目、目を開けるのもしんどいのだけれど飼主に反応してくれる。
9首目、上句を読んでパトカーの話だと思ったら下句で違う展開に。
10首目、口角炎の症状を口裂け女のようにユーモラスに詠んだ歌。
2026年6月5日、笠間書院、1900円。
2026年06月08日
司馬遼太郎『街道をゆく21 神戸・横浜散歩、芸備の道』
初出は「週刊朝日」1979年7月20日号から10月12日号(芸備の道)、1982年10月15日号から12月24・31日号(神戸・横浜散歩)。
日常がバタバタしているときに『街道をゆく』を読むと落ち着く。新たな知識を得るというよりも、司馬の語り口を味わっている感じ。
時々脱線しながら緩やかに、時に鋭い指摘も交えて話が進んでいく。それが心地よい。
広島県というのは瀬戸内海文化圏だとおもっていたのだが(事実そうではあるが)、それについての自然地理の面積はじつにせまい。広島市街を出て太田川とその上流(根之谷川)をわずか二〇キロばかり北上しただけで、もう川が日本海にむかって流れているというのは、ただごとではない。
一万石についてその動員兵力は二百人から二百五十人とされた。二百五十人として、毛利元就の初期勢力は、兵隊さんが六百人ほどだったという見当がつく。六百人というのは、たかが知れている。旧日本陸軍の歩兵でいえば三個中隊ほどで、その長である元就は陸軍少佐ほどであったろう。
居留地といえば、日本ではハイカラにきこえる。中国では租界という。「租界」には中国側にとって陰惨な語感がある。どちらも、おなじ意味・内容なのだが、陰翳の相違は両国の近代史のちがいといっていい。
幕府はあらたにこの橋をかけたときに、橋畔に関所を設けた。このため、吉田橋から浜の運上所までのあいだが「関内」とよばれて、一種特別の語感をもつ地域呼称になった。大阪でいえば船場といったような由緒ある商業区域といった語感と実質がこんにちもつづいている。
今月後半にちょうど横浜に行く機会があり、宿泊するホテルが関内のあたりだ。そういう偶然も楽しい。
2009年1月30日第1刷、2025年7月10日第6刷。
朝日文庫、680円。
菱岡憲司さんのポッドキャスト
菱岡憲司さん(日本近世文学研究者、『大才子 小津久足』で第45回サントリー学芸賞)のポッドキャスト「本語り」で『啄木ごっこ 多面体の肖像』(角川文化振興財団)を取り上げていただきました。ありがとうございます!
https://note.com/hishiokakenji/n/nd95123af4bd4
この本を書く際の方針の一つにした「同時代との関わりで考えること」について、特に丁寧に言及してくださり、たいへん励みになりました。みなさん、ぜひ聴いてみてください。
https://open.spotify.com/episode/4yOfIeB2G3MENNj239BqV9
https://note.com/hishiokakenji/n/nd95123af4bd4
この本を書く際の方針の一つにした「同時代との関わりで考えること」について、特に丁寧に言及してくださり、たいへん励みになりました。みなさん、ぜひ聴いてみてください。
https://open.spotify.com/episode/4yOfIeB2G3MENNj239BqV9
2026年06月07日
雁部貞夫歌集『骨酒』
2021年から2024年の作品を収めた、たぶん第11歌集。
野麦峠の笹原なかに楤の大樹(たいじゆ)あり惜しみつつ採りきその太き芽を
広告の「へしこ」の切り身は厚すぎる薄く刻むがわたしの流儀
菴没羅(あんもら)の熟れし実ふたつ卓におく本邦産の紅(くれなゐ)濃きを
宮川のみなもと近く花香る宿にいねたり「奥」といふ里
人と人近づけるのが歌ならむITの世は人遠ざける
幾百の宗徒踏みしや「ぜすきりしと」と刻みて古りし赤胴(あかがね)の板
「四金蛙王(スーチンワーワン)」ゴーグルかざす北島へドームとよもすかの日の北京
吾老いて食ひ余したる「野田岩」の鰻一切れ心に残る
再びは帰れぬ故郷と思ひつつ峠に立ちしか少年茂吉
腰下ろすところとて無き岸壁に友と分け合ふ煙草一本
1首目、タラの芽を採った思い出。大幅な字余りだが定型感は残る。
2首目、鯖などを糠漬けにした発酵食品。広告は見栄え重視なのだ。
3首目、菴没羅はマンゴーのこと。国内産の赤いアップルマンゴー。
4首目、川の源流に近い土地の名前が「奥」というのが味わい深い。
5首目、短歌の効用の一つ。今後ますます大事になっていくだろう。
6首目、踏絵の銅板。「ぜすきりしと」という表記に時代を感じる。
7首目、アテネ・北京で計四個の金メダルを得た平泳ぎの北島康介。
8首目、おそらく老舗の名店なのだろう。食べ切れずに残念な様子。
9首目、父に連れられて山形から峠を越え上京した茂吉の姿を思う。
10首目、山登りの思い出。岩に張り付きながら一服しているのだ。
2026年4月25日、青磁社、2500円。
2026年06月06日
今後の予定
下記の歌会や批評会などに参加します。
多くの方とお会いできますように。
・6月21日(日) 土井礼一郎歌集『義弟全史』批評会(東京)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520341606.html
・6月22日(月) 第27回別邸歌会(横浜)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520853353.html
・7月18日(土) 第28回別邸歌会(田辺)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520853353.html
・9月13日(日) 文学フリマ大阪(大阪)
https://bunfree.net/event/osaka14/
・9月19日(土) 第29回別邸歌会(八幡)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520853353.html
・9月25日(金) 第75回仲秋の名月伊豆山歌会(熱海)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520806634.html
よろしくお願いします。
多くの方とお会いできますように。
・6月21日(日) 土井礼一郎歌集『義弟全史』批評会(東京)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520341606.html
・6月22日(月) 第27回別邸歌会(横浜)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520853353.html
・7月18日(土) 第28回別邸歌会(田辺)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520853353.html
・9月13日(日) 文学フリマ大阪(大阪)
https://bunfree.net/event/osaka14/
・9月19日(土) 第29回別邸歌会(八幡)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520853353.html
・9月25日(金) 第75回仲秋の名月伊豆山歌会(熱海)
https://matsutanka.seesaa.net/article/520806634.html
よろしくお願いします。
2026年06月05日
住吉カルチャー&別邸歌会
10:30から神戸市東灘区文化センターで住吉カルチャーを開催。参加者14名。
今日はエミール・ギメ『明治日本散策』から文章を引いて、まっさらな目でものを見るとはどういうことか、について考えた。そこから、気づき・発見の短歌の話へつなげるという意欲的(?)な内容。
昼食を挟んで13:00からフレンテ歌会。参加者18名。「ふるさと」をテーマにした3首連作、計54首を読んで議論した。かなりバラエティに富んだ内容が集まって面白かった。17:00終了。
その後、「神戸屋レストラン 御影店」へ行って、岡野はるみさんの歌集『朱色の点描』刊行のお祝いの食事会。あれこれお喋りして20:30に解散。
住吉カルチャー、フレンテ歌会ともに、新たな参加者を募集中です。
お気軽にご連絡ください。
今日はエミール・ギメ『明治日本散策』から文章を引いて、まっさらな目でものを見るとはどういうことか、について考えた。そこから、気づき・発見の短歌の話へつなげるという意欲的(?)な内容。
昼食を挟んで13:00からフレンテ歌会。参加者18名。「ふるさと」をテーマにした3首連作、計54首を読んで議論した。かなりバラエティに富んだ内容が集まって面白かった。17:00終了。
その後、「神戸屋レストラン 御影店」へ行って、岡野はるみさんの歌集『朱色の点描』刊行のお祝いの食事会。あれこれお喋りして20:30に解散。
住吉カルチャー、フレンテ歌会ともに、新たな参加者を募集中です。
お気軽にご連絡ください。
2026年06月04日
今後の別邸歌会
2026年06月03日
エミール・ギメ『明治日本散策 東京・日光』
訳:岡村嘉子、解説:尾本圭子。
1876(明治9)年に日本を訪れた著者の旅行記の第二巻。
https://matsutanka.seesaa.net/article/520791518.html
(エミール・ギメ『明治日本散策 横浜・鎌倉』)
相変らず面白い。読むほどにギメのファンになってしまう。観察が鋭く、見方が公平で、時おりユーモアや皮肉もまじえて飽きさせない。
泉岳寺で赤穂浪士の話を書き、浅草の知り合いの日本人の家を訪ね、増上寺の古い縁起を記し、仏教や漢字について考察し、河鍋暁斎に会いに行き、日光東照宮に参拝する。見るもの聞くものすべてに関心を向け、細かく記録している。
日本の神秘的な睡蓮ときたら、花を浮かべて葉を平たくした、フランスの睡蓮のような弱々しい様子ではなく、水からとび出てそそり立っているのだ。白い芯をもつ薔薇色の大きな杯が、力強い茎の上で開いている。
彼女は塩漬けの桜の花の煎じ茶〔桜湯〕を出してくれた。小さな青磁の湯飲みの中に、花がふわりと浮かんでいる。目には美しいが、飲むのは恐ろしい。
日本人はかようにも快適かつ芸術的で値の張らない民族衣装をもっているのに、どうしてわざわざ窮屈で不格好な西洋の衣服を、大枚をはたいてまで着なければならないと思っているのか、私は理解に苦しむのだ。
その朝、建物を取り壊す音で私は目が覚めた。誰かが何かを叩いたり、何度も打ちつけたり、取りはずしたりしていると思ったら、部屋に光が射してきた。解体されているのは、なんとこの家なのだ。外壁の役目を果たす木製の雨戸が取り払われ、戸袋に紙製の仕切り板〔襖あるいは障子か〕がしまわれた。
旅行記の続きがもっともっと読みたいと思うけれど、これで終わり。
当初は、この後に続く東海道旅行と京都滞在について第三巻、第四巻も出版される予定だったようだが、実現しなかったのだ。何とも残念なり。
2019年4月25日初版、2025年6月30日9版。
角川ソフィア文庫、1120円。
2026年06月02日
関口勇『ニッポンの異空間』
副題は「ふだん着で行ける秘境」。
かつて「ワンダーJAPAN」の編集長、今は「ワンダーJAPON」の編集長を務める著者が、全国各地の不思議なスポットを紹介した本。
登場するのは、「軍艦島」「大道芸術館」「貝がら公園」「奥多摩工業 氷川工場」「長野堰用水円筒分水」「ハニベ巌窟院」「白光真宏会 富士聖地」「海中天然ミュージアム 足摺海底館」など50か所以上。
戦後80年が過ぎ、戦争のリアルな体験者、語り部が次々鬼籍に入られていくなか、国内のあちこちに現存する戦争遺跡は、過去を記録する史跡として重要性は高まるばかり。
数十年前、明治生まれのコンクリート造形家・浅野祥雲(1891〜1978)が製作した大量のコンクリート像が置かれている場所が、今ではどれもが有名なB級スポットとなっている。
江戸後期の19世紀以降に新しく興った宗教は「新宗教」と呼ばれる。天理教は、黒住教・金光教とともに幕末三大新宗教の1つとされている。
とりあえず行ってみたい、あるいは行く機会がありそうなのは、「旧横浜船渠株式会社第二号船渠(ドックヤードガーデン)」「友ヶ島」「熱海秘宝館」「中之院軍人像」「旅館 橋本の香」あたりかな。
2026年2月20日、大和書房、1700円。
2026年06月01日
石川桂郎『妻の温泉』
「石川桂郎」という名前に何か見覚えがあって買った本。
何で見た名前だったのか、結局思い出せないまま。
1954(昭和29)年に刊行された短篇集。随筆のような、小説のような、不思議な味わいがあって面白い。
嬉しかったのは作者が戦後、鶴川に住んでいて鶴川近辺の話がたくさん出てくるところ。私の生まれ育った玉川学園の隣駅である。
そうして電車の中で眠ってしまい、自分の駅を通り越した先のトンネルの騒音で眼を醒ました。玉川学園で周章(あわ)てて降りると上りはもう一台もなかった。しかたなく私は線路づたいに、トンネルを抜け歩いて帰った。
う〜ん、懐かしい。小田急線の玉川学園前駅の手前にあるトンネル。私は中学から大学2年まで小田急線に乗って都心まで電車通学していたのだが、帰りはいつもこの轟音で眼を覚ましたものだった。
私の村から二つ先の駅に小田急線の新原町田駅があり、其処の繁華街の映画館で上演四時間という「風と共に去りぬ」が、この三日間特別興行されて、御近所の某家からその無料入場券を頂き、一家揃って出掛けた、私はいま留守番役なのである。
これまた懐かしい! 今は小田急線もJRも「町田駅」になっているが、私が子どもの頃は小田急線は「新原町田駅」で国鉄は「原町田駅」だった。
当時、町映グリーン・町映ローズという二つの映画館があって、小学校を卒業した春休みに「宇宙戦艦ヤマト 完結編」を観に行ったことを覚えている。
・・・何だか小説とはまったく関係ない話になってしまった。
石川桂郎、もっと読んでみたい。
2024年5月10日、講談社文芸文庫、2000円。
2026年05月31日
雑詠(062)
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「御舟」なる署名のほそき筆先の左にすこし傾きながら
大陸のほとりにあって制裁に喘ぐ島国かつても今も
山のみどり畔のみどりを見る旅のリュックにはある鮭のおにぎり
藤棚のフジより野生のフジが好き樹に巻き付いて高くにのぼる
くちびるは感じやすくて極太のうどんを啜るひとの唇
若夫婦も当主も女中ももうおらず順路に沿って邸をめぐる
際限なく本を買ってはいけないと五条の橋の黒猫が言う
*******************************
「御舟」なる署名のほそき筆先の左にすこし傾きながら
大陸のほとりにあって制裁に喘ぐ島国かつても今も
山のみどり畔のみどりを見る旅のリュックにはある鮭のおにぎり
藤棚のフジより野生のフジが好き樹に巻き付いて高くにのぼる
くちびるは感じやすくて極太のうどんを啜るひとの唇
若夫婦も当主も女中ももうおらず順路に沿って邸をめぐる
際限なく本を買ってはいけないと五条の橋の黒猫が言う
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2026年05月30日
第75回伊豆山歌会
9月25日(金)に伊豆山神社(熱海市)で開催される「第75回源実朝を偲ぶ仲秋の名月伊豆山歌会」に参加します。
現在、投稿歌を募集中です。ご応募お待ちしてます。
https://www.city.atami.lg.jp/event/bunka/1001208.html


現在、投稿歌を募集中です。ご応募お待ちしてます。
https://www.city.atami.lg.jp/event/bunka/1001208.html
2026年05月29日
『啄木ごっこ』収蔵状況(3)
全国の図書館にどれくらい『啄木ごっこ』が収蔵されているか、時々確認しています。
https://matsutanka.seesaa.net/article/520494692.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/520545821.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/520621728.html
その後、新たに岩手県盛岡市渋民図書館(!)、福島県南相馬市中央図書館、茨城県土浦市土浦図書館、山梨県立図書館、石川県金沢市泉野図書館、山口県立大学図書館、佐賀県小城市小城館などに加わったようです。
ついに100館を突破しました。ありがとうございます。
現在、図書館に置いていない都道府県は、青森、群馬、新潟、京都、鳥取、島根、岡山、広島、愛媛、香川、大分、鹿児島、沖縄となっています。引き続き、購入リクエストをよろしくお願いします。
https://matsutanka.seesaa.net/article/520494692.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/520545821.html
https://matsutanka.seesaa.net/article/520621728.html
その後、新たに岩手県盛岡市渋民図書館(!)、福島県南相馬市中央図書館、茨城県土浦市土浦図書館、山梨県立図書館、石川県金沢市泉野図書館、山口県立大学図書館、佐賀県小城市小城館などに加わったようです。
4月21日 37館(14冊貸出中)
4月28日 51館(25冊貸出中)
5月 6日 69館(31冊貸出中)
5月29日 108館(38冊貸出中)
ついに100館を突破しました。ありがとうございます。
現在、図書館に置いていない都道府県は、青森、群馬、新潟、京都、鳥取、島根、岡山、広島、愛媛、香川、大分、鹿児島、沖縄となっています。引き続き、購入リクエストをよろしくお願いします。
2026年05月28日
エミール・ギメ『明治日本散策 横浜・鎌倉』
訳・解説:岡村嘉子。
1876(明治9)年に来日した著者の旅行記の第一巻。
とにかく面白い。ぐいぐいと引き込まれて読んだ。
日本に到着した印象や横浜・鎌倉・江ノ島の風物、人々の姿などが詳細に記されるとともに、同行の画家フェリックス・レガメのスケッチ126点も収めている。
思いもよらなかった日本人女性の特徴は、老いも若きも、出会うすべての女性たちが、子供を背負っていることである。しかも、赤ん坊とほとんど変わらないほど年端のゆかぬ幼児まで背負っているのだから。
日本家屋は、完全に取り外し可能なつくりになっている。そのため、こうした暑い季節には、壁に使われている紙の板〔襖。障子〕を外すので、通行人は、そこで働いたり、お喋りしたり、眠ったりする住人の姿を目にする。
聞くところによると、横須賀村は青い海に沿った灰色の家々からなる周辺部とのことだ。だが、いろいろ調べた結果、もうひとつの湾の奥、つまり右手の岬の裏に、軍港が隠されているとわかった。
この国では家の戸締りをしないといってよい。じっさいに必要がないのである。それというのも、泥棒が出るのは稀だし、物乞いにいたっては一切出会わないからである。
役者たちとは別に、舞台上には茶色い装束の者たちがおり、彼らは決して目に見えない存在とみなされている。ある者は小道具を運んだり、ガス灯の口を調節したりするために出入りする。
後に現在のフランス国立ギメ東洋美術館を創設する著者の観察は丁寧で、偏見や差別とも無縁だ。そのため、明治初期の日本の様子がありありと見えてくる。
当時の日本人にとっては当り前過ぎてわざわざ書かないようなことまで書き残しているのが、ありがたい。今では、それが当り前ではなくなっているからだ。
そういう意味では、明治初期の日本というのは、現代の日本人から見れば既に「外国」に近い存在になっているのかもしれない。
2026年4月25日、角川ソフィア文庫、1260円。
2026年05月27日
「週刊エコノミスト Online」
「週刊エコノミスト Online」に『啄木ごっこ 多面体の肖像』(角川文化振興財団)の書評が載りました!
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20260519/se1/00m/020/003000d
現在発売中の「週刊エコノミスト」6月2日・9日合併号にも掲載されているようです。書店で探してみよう。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20260519/se1/00m/020/003000d
現在発売中の「週刊エコノミスト」6月2日・9日合併号にも掲載されているようです。書店で探してみよう。








