2014年11月08日

短歌な一日

昨日は、朝8:30に家を出て、
10:30から芦屋の朝日カルチャーで「はじめての短歌」の講座。

12:30に終了後、急いで芦屋市民会館へ移動して、
13:00から「塔」の芦屋歌会。

参加者は25名と、いつもの部屋が満席の状態だった。
16:30に終って、電車で京都へ。

18:00から現代歌人集会の理事会。
現代歌人集会賞の選考を行う。
20:30に終了。

21:30帰宅。

多くの良い歌を目にして、刺激を受ける一日だった。
でも、これを自分の歌作りに活かしていかないとなあ。

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2014年11月01日

講演会「河野裕子と歌」

11月22日(土)午後2時〜3時半、滋賀県湖南市立甲西図書館で、「河野裕子と歌」という講演会を行います。

入場は無料。定員70名。
本日より図書館にて受付を開始しました。(TEL 0748−72−5550)

詳しくは、下記のチラシをご覧ください。
http://lib.edu-konan.jp/image/201409kawano.pdf

湖南市立甲西図書館は、JR草津線「甲西駅」より徒歩約15分。
11月23日(日)まで、「歌人河野裕子〜夫(恋人)を歌う〜展」という展示も行っています。


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2014年10月24日

紅葉の万博公園で短歌を詠む

JEUGIAカルチャーセンターで「紅葉の万博公園で短歌を詠む」という単発の企画を行います。万博公園を散策して歌を詠み、日本料理「花せんり」(ホテル阪急エキスポパーク内)でランチを食べて、その後、歌の批評を行うという会です。

まだ、だいぶ空きがありますので、興味のある方はぜひご参加下さい。
楽しい一日にしたいと思っています。

11月6日(木) 10:15〜14:00
定員 20名
参加費 5408円 (税込、ランチ代込)
お申込みは、JEUGIAカルチャー千里セルシ―(06-6835-7400)まで
http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html

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2014年10月19日

「石神井書林古書目録」94号

近代詩歌の専門古書店「石神井書林」から、最新の古書目録が届いた。
2009年に亡くなった冨士田元彦さんの旧蔵書や冨士田元彦宛書簡などが大量に出ている。これは、かなり貴重なものだ。

いくつか挙げてみる。

塚本邦雄書簡・葉書一括(冨士田元彦宛、書簡41通、葉書79通) 324,000円
中井英夫自筆草稿「浜田到小論」 97,200円
寺山修司自筆草稿「正義派 冨士田元彦」 97,200円
前登志夫書簡・葉書一括(冨士田元彦宛、書簡96通、葉書34通) 216,000円
春日井建自筆詩稿「パゾリーニ小論」 108,000円

他にもたくさんある。
欲しいものもたくさんある。
文学館などに一括して寄付・収蔵されれば良かったのになあ、とも思う。

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2014年10月16日

佐藤佐太郎短歌賞

このたび、歌集『午前3時を過ぎて』が、第1回佐藤佐太郎短歌賞を受賞することに決まりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141015-00000076-mai-soci

現代短歌社の主催で、今年新たに設けられた賞です。
「現代短歌新聞」11月号および「現代短歌」12月号で発表され、授賞式は12月3日、東京の中野サンプラザで行われます。

歌集をお読み下さった方々、そしていつも応援して下さっている方々に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

posted by 松村正直 at 06:59| Comment(6) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月11日

11月のイベント

○「紅葉の万博公園で短歌を詠む」

11月6日(木) 10:15〜14:00
定員 20名
参加費 5408円 (税込、ランチ代込)
お申込みは、JEUGIAカルチャー千里セルシ―(06-6835-7400)まで
http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html

○講演「河野裕子と歌」

11月22日(土)14:00〜15:30
滋賀県湖南市立甲西図書館
定員 70名
参加費 無料
お申込みは、湖南市立甲西図書館(0748-72-5550)まで
 *受付開始は11月1日。
http://www.ac.auone-net.jp/~masanao/kouen.doc

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2014年10月07日

夫婦連名

歌集批評会の案内を、夫婦連名の宛名でいただくことがこの頃多くなった。
できれば、別々に送ってほしいというのが正直なところ。

夫婦だからと言って、いつも一緒に行動しているわけではないし、例えば1人が出席で1人が欠席の場合、返信葉書にどのように○を付けたらいいのか、考えてしまう。

でも、こういうのはなかなか微妙な話なので、仕方がないのだとも思う。
歌集の寄贈の場合は、別々に2冊送っていただくよりも連名で1冊の方が有難いのだから。(あくまで、わが家に限った話です)

そのあたりの感覚は、人によっても違うし、家によっても違うのだろう。


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2014年10月01日

協同組合

先日読んだ『日本漁業の真実』は、漁業協同組合に関して次のように書いている。

組合員は出資者である一方、事業利用者でもある。当たり前のことであるが、事業は組合員のみなのためのものでなければならないので、組合員は事業運営にも参加しなければならないことになる。これは協同組合の原理である。

「事業運営にも参加」する必要があるというのが大切な指摘だろう。

換言すると、加入が認められて組合員になると、事業利用(サービスの享受)の「権利」を得ると同時に、事業運営に参加する「責任」が生じるのである。漁協自治の形成は、この組合員の参加・責任にかかっている。

短歌結社もたぶん同じことだと思う。
「権利」と「責任」のバランスが大事なのである。

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2014年09月27日

母恋いの歌

以前、『シリーズ牧水賞の歌人たち 永田和宏』に「母恋いの歌」という評論を書いたことがある(評論集『短歌は記憶する』に収録)。永田が母を詠んだ歌を取り上げて論じたものだ。

永田の母は昭和26年1月、永田が3歳の時に亡くなっている。この評論を書いた時に私が意識していたのは、自分の父のことであった。5歳で母を亡くした私の父と永田さんを重ね合わせる気持ちがどこかにあったのだろう。

評論というのは、客観的に対象のことを取り扱っているようでいて、実際にはこんなふうに書く側の理由みたいなものが大きく関わっていることが多いように思う。どんな対象やテーマについても書けるわけではない。書くには何か理由や根拠があるわけだ。

だから、評論を読むと、書かれた対象のことがわかるだけでなく、書いた人のことが見えてくる時がある。評論にはそうした二重の面白さがあるのだろう。

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2014年09月26日

普通の家庭

同じ座談会の中で、小池さんは「普通の家庭とは相当違う経歴の中で生きてきた松村正直という人間」ともおっしゃっている。これも、自分ではあまりそういう意識はないのが正直なところだ。両親が離婚すること自体は、今では少しも珍しくないことだろう。

むしろ一番影響があったのは名前が変ったことかもしれない。それまで「宇佐美」という名字であったのが、両親の離婚を機に、母方の「松村」へと変った。というより変えた。兄と一緒に八王子の家庭裁判所へ行ったことを覚えている。

高校2年の夏に戸籍上は「松村」になったのだが、高校では卒業まで「宇佐美」で通した。そのため「松村」と呼ばれるようになったのは大学に入ってからである。

その際、心配していたことが2つあった。一つは入学試験の答案に名前を間違えて書いてしまわないかということであり(実際に模試で1度間違えた)、もう一つは「松村」という呼び掛けにすぐに慣れるかということであった。

でも、それは全くの杞憂だった。大学に入って3日もしないうちに、もう「松村」という名前に慣れてしまったのである。「名前」という、自分そのもののように思っていたものさえも、こんなにあっけないものだったのか。それは18歳の私にとっては大きな驚きであった。

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2014年09月25日

叔父の名前

叔父さんの名前を思い出せぬまま暮れゆく道をわが身は帰る
             『午前3時を過ぎて』

「短歌研究」10月号の作品季評で、小池光さんがこの歌を引いて、「叔父さんの名前を知らない人がこの世にいるのかと思ってびっくりしちゃった」と述べている。

なるほど、そうなのか。確かにそうかもしれないと思う。名前も知らないし、顔も知らない。父には他に兄と姉もいるのだが、同じく名前も知らない。

これはたぶん「父と母が離婚したから」ではない。別に幼少の頃に離婚したわけではなく、高校2年までは一緒に暮らしていたのだ。それなのに父の兄弟の名前も知らないのは、なぜなのだろう。年賀状を書いたこともないということか。

父は秋田の生まれで、中学を卒業して東京に出てきた人だ。わが家では正月に親戚で集まると言えば、それは東京の母方の親戚であって、父の生家へは一度しか行ったことがない。今から思えば、父と生家の間には随分と距離があったのだろう。

父の生みの母は、父が5歳の時に亡くなっている。その後、父の父は再婚して異母兄弟もいるらしい。そうしたことも関係があるのかもしれない。もちろん、父に聞けばわかることなのだが、何を今さらという気もして躊躇してしまう。


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2014年09月22日

毎日新聞「短歌月評」

今日の毎日新聞「短歌月評」に、「軍歌をめぐって」と題して「佐佐木信綱研究」第2號のことなどを書きました。

いつもは第3月曜日掲載なのですが、今月は曜日の関係で第4月曜日となっています。どうぞ、お読みください。


posted by 松村正直 at 18:13| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月17日

短歌総合誌の評論

最近1年分の短歌総合誌の評論を読み直している。
わが家では短歌総合誌5誌を定期購読しているが、評論(連載は別にして)の掲載数は雑誌によって大きく違う。ざっと数えてみたところ

  ・「短歌往来」 22編
  ・「歌壇」    13篇
  ・「現代短歌」  9篇
  ・「短歌研究」  9篇
  ・「角川短歌」  4篇

となった。

何を「評論」として数えるかの基準によって多少異なると思うが、「短歌往来」が評論に関しては最も充実しているのは間違いないだろう。

*誌名に誤記がありましたので、訂正しました。(9/17 17:00)


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2014年09月08日

斎藤茂吉のアイヌの歌

昭和7年の夏に斎藤茂吉は北海道を旅行している。
歌集『石泉』には、その旅で見かけたアイヌの遺跡やアイヌの人々のことを詠んだ歌が数多く収められている。あまり言及されることのない歌なので、すべて引いておこう。漢字では「愛奴」という字を当てていたようだ。

 「層雲峡」
愛奴語(あいぬご)のチャシは土壁(どへき)の意味にして闘(たたかひ)のあと残りけるかも
愛奴等のはげしき戦闘(たたかひ)のあとどころ環状石は山のうへに見ゆ
とりかぶとの花咲くそばを通りつつアイヌ毒矢(どくや)のことを言ひつつ
 「支笏湖途上」
藪のそばに愛奴(あいぬ)めのこの立ちゐるを寂しきものの如くにおもふ
木群(こむら)ある沢となりつつむかうには愛奴(あいぬ)の童子(わらべ)走りつつ居り
こもりたるしづかさありて此沢に愛奴(あいぬ)部落(ぶらく)のあるを知りたり
 「白老」
白老の愛奴酋長の家に来て媼(おうな)若きをみな童女(わらはめ)に逢ふ
白き髯ながき愛奴の翁ゐて旅こしものを怪(あや)しまなくに
降る雨を見ながら黒く煤(すす)垂(た)りし愛奴のいへの中に入り居り
 「登別」
刀抜きて舞へるアイヌがうたふこゑわが目の前に太々(ふとぶと)と鋭(と)き

時代的な制約や限界はもちろんあるけれども、茂吉がアイヌの文化や歴史、人々に関心を持って接している様子が感じられるのではないだろうか。単なる観光や物珍しさだけではない心寄せがあるように思う。

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2014年09月03日

44歳

今日は44歳の誕生日。
ごくごく普通に過ごす。

夕食後に息子から、「じゃがビ― ゆずこしょう味」と「ア・ラ・ポテト じゃがバター味」をプレゼントされた。


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2014年08月30日

「紅葉の万博公園で短歌を詠む」

11月6日(木)にJEUGIAカルチャーの一日講座として「紅葉の万博公園で短歌を詠む」という吟行を行います。大阪の万博公園を散策して歌を詠み、昼食を食べた後に批評や添削を行うという内容です。申込み締切は10月30日、定員20名。詳しくは下記のページをご覧ください。

http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html?PHPSESSID=velk1kjh16387uhj9rnv4vqam6

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2014年08月27日

JR奈良線

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わが家の最寄りの踏切から見たJR奈良線(奈良方面)。
京都と奈良を結ぶJR奈良線は、京都―東福寺―稲荷―JR藤森を過ぎると単線になる。息子が小さかった頃はよくこの踏切に来て、電車を見せていたものだ。

日常よく使うJR藤森駅も1997年に新しくできた駅である。
京都に住み始めたのが2001年なので、当時は本当にできたばかりという感じで、駅の周辺にも畑や雑木林が広がっていた。今ではだいぶアパートや家が建ち並んできたけれども。

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2014年08月24日

塔60周年記念全国大会 in 京都

・ダンボール13箱分のバックナンバーを家と事務所から運び込んで無料配布。

・懇親会の藤田邦統さんのお話が良かった。初めて聞くエピソードあり。

・3次会の店はとりあえず30〜40名で予約していたのだが、39名が参加。
 3次会まで来ると圧倒的に若い人が多い。

・京都新聞の夕刊に記者会見の記事が大きく載る。
   http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140823000062

・大会が無事に終ってホテルから帰ろうとしたら大雨。


 
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2014年08月20日

書籍販売

8月23日(土)に行われる「塔」60周年記念全国大会の公開シンポジウム「言葉への信頼と危機」には、会員と一般の方あわせて800名が参加される予定です。

当日はロビーにて、角川書店、短歌研究社、本阿弥書店、青磁社など、各出版社による書籍販売も行われます。六花書林さんも東京から来て、私の本を売って下さいます。

 ・評論集 『短歌は記憶する』 (2010年)
 ・評伝 『高安国世の手紙』 (2013年)
 ・歌集 『午前3時を過ぎて』 (2014年)

まだお持ちでない方は、どうぞこの機会にお買い求めください。

posted by 松村正直 at 20:44| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月19日

ヘリオトロープ

伊藤一彦歌集『海号の歌』の中に、こんな一首があった。

細りたる心いくたびも嗅ぎにけりヘリオトロープの甘き花の香

「ヘリオトロープ」と言えば、もちろん伊藤の代表歌でもある

啄木をころしし東京いまもなほヘリオトロープの花よりくらき
              『火の橘』

を思い出す。東京に対する憧れと屈折した思いを感じさせる内容で、明治時代から続く「ふるさと」と「東京」の二項対立を鮮やかに描き出している。

この歌の背景にあるのは、夏目漱石の『三四郎』ではないだろうか。九州の田舎から東京に出て来た三四郎は都会的な美禰子に憧れるが、その美彌子が三四郎の薦めるままに買ったのがヘリオトロープの香水であった。そして、その香水は小説の終り近くでもう一回登場する。

「ヘリオトロープ」と女が静かに言った。三四郎は思わず顔をあとへ引いた。ヘリオトロープの罎(びん)。四丁目の夕暮。迷羊(ストレイ・シープ)。迷羊(ストレイ・シープ)。空には高い日が明らかにかかる。

「ヘリオトロープ」の甘い香りは、美彌子の魅力とともに東京の華やかさとも分かちがたく結び付いている。そのイメージが伊藤の歌にもつながっているように感じるのだ。

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2014年08月17日

「続 いま、社会詠は」のこと

6月7日に大阪で行われたクロストーク短歌「続 いま、社会詠は」のことを、下記の時評で取り上げていただきました。

・澤村斉美「非力な歌を読みたい」(「短歌研究」8月号)
・大森静佳「彫りの深い〈私〉を束ねて」(「塔」8月号)
・石川美南「照り返されるということそれぞれの、三年」(「現代短歌」9月号)

ありがとうございます。

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2014年08月10日

お墓参り

朝から台風による雨風が、激しくなったり弱まったりを繰り返す。
午後3時過ぎ、雨風もだいぶ落ち着いてきたので、東山浄苑へお墓参りに出掛ける。鴨川の水が溢れそうなほどに波打っているのが見えた。

お墓参りを無事に済ませて、夕方からは新都ホテルに親類が集まって食事。
ここは今年の「塔」の全国大会の会場となるところ。
気が付けば、大会までもう2週間を切っている。


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2014年08月05日

座談会「編集部、この十年」

「塔」2014年4月号 (創刊60周年記念号) に掲載された座談会 「編集部、この十年 ―上り坂の向こうに―」 が塔のホームページにアップされました。
http://www.toutankakai.com/cp-bin/kaihouarchive/index.php?eid=27

司会:荻原伸
参加者:松村正直、永田淳、江戸雪、藤田千鶴、なみの亜子

結社の運営や結社誌の編集について、楽しいことも辛いことも、かなり率直に語っています。皆さん、どうぞお読みください。

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2014年08月04日

坂道と駅

私が住む集合住宅は小高い山の中腹に立っている。家の前の坂道を下っていくと、10分ほどで京阪電車の「墨染駅」に出る。駅のあたりは古くからの商店街になっていて、電車に乗る時やお店で買い物をする時は、いつもこの坂道を上り下りする。

ゆるやかに蛇行した坂道を上り下りするのは楽しい。坂の途中には交番があって、今の季節ならそのわきにさるすべりが咲いている。私の通う昔ながらの床屋さんもこの坂道にある。夜の坂道を上っていくと、坂の向こうに大きな満月が顔を出すこともある。

私が生まれ育った町(東京都町田市玉川学園)も、X字の谷底を小田急線が走っていて、家から最寄りの「玉川学園前駅」に行くには、坂道や階段を上り下りするのであった。玉川学園を離れてもう20年になるけれど、時々その頃のことを思い出したりする。


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2014年07月21日

扇風機

毎年エアコンを使わない生活をしているので、夏は扇風機だけが頼りである。
2台の扇風機を3部屋で使っていたのだが、人が移動するたびに扇風機も持ってきたりして、なかなか面倒であった。

そこで、思い切ってもう1台買おう!ということになり、早速購入。
お値段980円。
よく見ると、3台とも同じメーカー(YAMAZEN)の扇風機だ。

これで、1部屋=1台の快適な生活が始まる。

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2014年07月19日

現代歌人集会春季大会

今日は13:00から神戸市教育会館にて、現代歌人集会の春季大会。
神戸に行くのは久しぶり。
白いサルスベリの並木があって、きれいな花を咲かせている。

会場は6階の大ホール。
受付横の窓から見える建物の屋上に、金ピカの布袋さんらしき像が立っているのが見える。とても気になるのだが、今日は見に行くわけにもいかない。

大会テーマが「俳句―近くて遠い詩型」ということもあって、歌人だけでなく、俳人や詩人の方もいらっしゃって、参加者は約140名。レジュメのコピーが足りなくなるほどの盛況であった。

17:00に終了。
群愛飯店という中華料理屋で夕食を食べて帰る。
楽しい一日だった。


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2014年07月06日

『午前3時を過ぎて』について

大松達知さんに「現代短歌新聞」7月号で書評をお書きいただきました。
「諦念、いや抱擁。」という題です。

また、俵万智さんに「週刊新潮」7月10日号の「新々句歌歳時記」で、
〈優越感のごときものあり知る者が知らざる者に伝えるときの〉の一首を
取り上げていただきました。

また、西巻真さんに「詩客」7月5日号の短歌時評で、大松さんの歌集と
一緒に取り上げていただきました。「生活の引き受け方」という題です。

ありがとうございます。

歌集『午前3時を過ぎて』(六花書林、2500円)のご注文は、
松村(masanao-m@m7.dion.ne.jp)または六花書林までお願いします。


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2014年06月30日

水無月

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京都では、6月30日に「水無月」という和菓子を食べる習慣がある。
小豆の載った外郎(ういろう)のようなもので、三角に切ってあり、今日は地下鉄の駅などでも販売されていた。

写真は、通常の白いものと、抹茶味、黒糖味の3種類。

水無月に水無月食べるならわしの京都にありていつよりのこと
                 『午前3時を過ぎて』

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2014年06月29日

朝顔

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ベランダで育てている朝顔が咲き始めた。
朝、窓を開けると花が咲いている。
それだけで、良い一日になりそうな気がする。

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2014年06月27日

現代歌人集会春季大会のお知らせ

現代歌人集会(西日本を中心とした歌人団体)の春季大会のお知らせです。
どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。
当日の参加もOKです。

日時 7月19日(土)午後1時〜5時 (開場12時)
場所 神戸市教育会館
   ・JR・阪神「元町」駅(東口)より徒歩10分
   ・市営地下鉄「県庁前」駅(東1番出口)より徒歩5分
   ・阪急「三宮」駅(西口)より徒歩15分

大会テーマ「俳句―近くて遠い詩型」

基調講演 大辻隆弘
講演 高橋睦郎
パネルディスカッション 塩見恵介、大森静佳、荻原裕幸、魚村晋太郎

総合司会 松村正直
閉会の辞 林 和清

参加費 2000円(当日受付にてお支払い下さい。当日の参加もOK)


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2014年06月22日

読売新聞「四季」

今日の読売新聞朝刊の長谷川櫂さんの詩歌コラム「四季」に、
『午前3時を過ぎて』の一首を取り上げていただきました。

 地下鉄の車両に乗りて現れるおのれの顔と向き合いており

ありがとうございます。


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2014年06月21日

八頭高校の授業風景

先日行った短歌の授業のことが、鳥取県立八頭高等学校のホームページで
紹介されています。

http://cmsweb2.torikyo.ed.jp/yazu-h/index.php?key=joldcx0li-62#_62

「続きを読む」をクリックすると、写真も載っています。
ホワイトボードに下手な絵が描いてあるのも、ばっちり写ってます。


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2014年06月16日

誤記訂正

6月12、14日の日記の梶原さい子さんの歌集名と6月15日の栗木京子さんのお名前に間違いがありました。すみません。

読者の方からのご指摘を受けて気づき、訂正しました。
ありがとうございます。


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2014年06月15日

公開シンポジウム

塔60周年記念全国大会の初日は、一般公開のシンポジウムです。
今年は「言葉への信頼と危機」をテーマに、高野公彦さんの講演と、鷲田清一さん×内田樹さん×永田和宏の鼎談を行います。
皆さん、どうぞご参加下さい。(事前の参加申込みが必要となります。)

日時 8月23日(土) 13:00〜17:00(12:00開場)
場所 新・都ホテル *JR京都駅八条口徒歩5分
プログラム
 13:00〜13:10
   開会挨拶 永田和宏
 13:10〜14:30
   講演 高野公彦「明確と曖昧のはざま」
 14:30〜14:50
   休憩
 14:50〜16:50
   鼎談 鷲田清一×内田樹×永田和宏「言葉の危機的状況をめぐって」
 16:50〜17:00
   閉会挨拶 栗木京子

会費 一般2000円、学生1000円(学生証をお持ち下さい)
問い合わせ TEL 075−705−2838(青磁社内 永田)

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2014年06月10日

Roger Federer through glass

フェデラーがグーグルグラスを掛けてテニスをする動画が、ユーチューブに公開されている。
http://www.youtube.com/watch?v=9Eabp3Jpy-I

フェデラーの視点と、通常のカメラの視点がまじるのだが、その違いが面白い。
フェデラーの視点は画面が揺れたりして臨場感が抜群であるのに対して、通常のカメラの視点は全体を見られるのでわかりやすい。

短歌がリアルになるか、説明的なものになるかの違いも、たぶんここにヒントがあるのだろう。


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2014年06月05日

現代歌人集会春季大会のお知らせ

7月に現代歌人集会(西日本を中心とした歌人団体)の春季大会が開かれます。
どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。

日時 7月19日(土)午後1時〜5時 (開場12時)
場所 神戸市教育会館
   ・JR・阪神「元町」駅(東口)より徒歩10分
   ・市営地下鉄「県庁前」駅(東1番出口)より徒歩5分
   ・阪急「三宮」駅(西口)より徒歩15分

大会テーマ「俳句―近くて遠い詩型」

基調講演 大辻隆弘
講演 高橋睦郎
パネルディスカッション 塩見恵介、大森静佳、荻原裕幸、魚村晋太郎

総合司会 松村正直
閉会の辞 林 和清

参加費 2000円(当日受付にてお支払い下さい。当日の参加もOK)

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2014年05月29日

滋賀県立図書館

調べものがあって、滋賀県立図書館へ。
JR瀬田駅からバスで10分くらいの「びわこ文化公園」の中にある。
とにかく広くて緑がいっぱいの場所だ。

この図書館は、京都や大阪の図書館にもない本や資料がたくさんあって、かなり充実している。ただし、滋賀県に住んでいるか、通勤・通学している人でないと、貸出はしてくれない。まあ、県立の図書館なので、それは仕方がないのだろう。

2時間ほどで調べものを終えて、その後、隣りにある滋賀県立近代美術館へ。
初めてなので常設展だけを見る。地元出身の小倉遊亀のコレクションが有名なようで、専用のコーナーがあった。

現代美術の展示のところに、北辻良央の「桜・贈物」というオブジェがある。
この名前はもしかして、と思ったら、やはり北辻さんのお父さんであった。
以前、柳澤美晴さんの歌集『一匙の海』の表紙に作品が載っていた。

他にも、若林奮「ゆりの樹による集中的な作業・ゆりの樹の一枝」、西村陽平「時間と記憶」、柳幸典「Study for American Art -192 One-Dollar Bills-」など、注目作が多い。

posted by 松村正直 at 17:15| Comment(4) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月23日

「本郷短歌」第三号の注文

毎日新聞の「短歌月評」で取り上げた「本郷短歌」第三号ですが、メールで注文を受け付けているようです。
http://hontansince2006.blog76.fc2.com/blog-entry-77.html

送料込みで1冊600円。
作品・評論ともに充実していて、お薦めです。

posted by 松村正直 at 22:59| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月19日

短歌月評「ジェンダーと選考」

先月から月に1回(第3月曜日)、毎日新聞に「短歌月評」を書いています。

今日は、「本郷短歌」第三号の服部恵典さんの評論「「歌人」という男―新人賞選考座談会批判」を取り上げました。これは広く話題になって欲しい、注目すべき内容の評論です。

ぜひ、僕の文章だけでなく、元になった服部さんの文章をお読みいただければと思います。


posted by 松村正直 at 23:33| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月18日

歌集『午前3時を過ぎて』について

歌集『午前3時を過ぎて』について、近藤かすみさんがブログ「気まぐれ徒然かすみ草」で、鑑賞を書いて下さいました。
http://blog.goo.ne.jp/casuminn/e/fc4b1a620a1fc193fcb4ebbef
18a69d7


また、ブログ「暦日夕焼け通信」でもご紹介いただいています。
http://rekijitsu.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/3-caae.html

ありがとうございます。

posted by 松村正直 at 23:59| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月14日

オシムの提言

サッカーW杯に出場する日本代表23名が決まったことについて、かつて日本代表監督を務めたオシムがコメントしている。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/05/13/kiji/
K20140513008151760.html


オシムの言葉はユーモアやウィットに富んでいて、いつも面白い。

私はかつて遠藤に、もっと走り、相手にとって危険な地域に飛び出すように何度も注文した。チーム最年長だが、まだ年金を受け取るには早すぎるだろう。

「年金を受け取るには早過ぎる」は、ベテランだからと言ってのんびりせず、ハードワークしなくてはいけないということだろう。

いつも強調していることだが、1人だけで無理しようとせず、周囲とのスピーディーなコンビネーションを心掛けるべきだ。相手のDFとレスリングをしていると時間がかかり、味方の攻撃の機会がなくなってしまう。

これは本田についての発言。
「相手のDFとレスリングしていると」が面白い。一人で突破しようとしてボールを持ったまま相手DFと駆け引きしていると、といった意味だろう。それを「レスリング」に喩えているのがうまい。

香川は今季、あまり出場機会に恵まれなかったが、プレーの仕方を忘れたわけではないだろう。イングランドでもドイツでも、他にはいないタイプのプレーメーカーで、モダンな選手だ。自分が香川であることを思い出し、W杯で思いきりプレーしてもらいたい。

「自分が香川であることを思い出し」がすごい。普通に言えば「自分本来のプレースタイルを忘れずに、自信を持って」といった感じになるところだ。それを「自分が香川であることを思い出し」とコンパクトに言っている。その分、香川の持つ力に対する信頼感がしっかりと伝わってくる。

こうしたちょっと不思議な言い回しの日本語は、おそらく翻訳の問題ではなく、表現の問題なのだろう。それは、どこかで短歌にも通じる話なのだと思う。

posted by 松村正直 at 06:13| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

村山常雄さん逝去

「シベリア抑留死亡者名簿」を作成された村山常雄さんが、5月11日、88歳でお亡くなりになった。70歳を過ぎてから始めたこの名簿の作成は、他の誰にも真似できない価値のある仕事だと思う。

ご冥福をお祈りします。

http://mainichi.jp/select/news/20140512k0000m040069000c.html


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2014年05月13日

『午前3時を過ぎて』について

岩尾淳子さんがブログ「眠れない島」で、『午前3時を過ぎて』の書評を書いて下さいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/picojunkomist/11691582.html

5月12日の砂子屋書房「日々のクオリア」で、前田康子さんが『午前3時を過ぎて』の歌を取り上げて鑑賞して下さっています。
http://www.sunagoya.com/tanka/?p=12272

ありがとうございます。

posted by 松村正直 at 06:16| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月07日

第3歌集 『午前3時を過ぎて』 刊行

IMG_3674.JPG

第3歌集『午前3時を過ぎて』を刊行しました。
8年ぶりの歌集になります。

四六判、232ページ、555首、六花書林。
定価は2500円(税別)です。

ご注文は、松村(masanao-m@m7.dion.ne.jp)または
六花書林までお願いします。

posted by 松村正直 at 07:52| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月02日

畳の部屋に座卓を置いてパソコンを使ったり原稿を書いたりしていたのだが、どうも腰に負担が大きい。またギックリ腰になったら大変だ。

この機会に机と椅子の生活に変えようと、家具店やホームセンターに探しに行ったのだが、適当な机が見つからない。いまさら子ども用の学習机を買うわけにもいかず、困った。

結局、ニトリで60×100センチの天板と金属製の脚を4本購入する。組み立て時間、わずか5分。値段も5000円程度で済み、使い勝手も良い。これで今日からは快適な毎日が送れそうだ。


posted by 松村正直 at 21:17| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月26日

現代歌人集会春季大会

西日本を中心とした歌人団体「現代歌人集会」では、毎年春と秋の2回大会を開き、短歌関係の講演やパネルディスカッションを行っています。

今年の春季大会の内容は下記の通りです。一般の方も参加できますので、皆さんぜひお越しください。当日参加も受け付けております。

日 時 7月19日(土) 午後1時〜5時 (開場12時)
場 所 神戸市教育会館
   ・JR・阪神「元町」駅(東口)より徒歩10分
   ・市営地下鉄「県庁前」駅(東1番出口)より徒歩5分
   ・阪急「三宮」駅(西口)より徒歩15分

大会テーマ「俳句―近くて遠い詩型」

基調講演 大辻隆弘
講 演 高橋睦郎
パネルディスカッション 塩見恵介、大森静佳、荻原裕幸、魚村晋太郎

総合司会 松村正直
閉会の辞 林 和清

参加費 2000円(当日受付にてお支払い下さい。当日の参加もOK)
お申込み 永田 淳 seijisya@osk3.3web.ne.jp

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2014年04月22日

掲載情報

現在発売中の短歌雑誌の5月号に、下記の原稿を書いています。

・「新島」(燃島)10首 (「短歌往来」5月号)
・「出口王仁三郎と山火事(2)」 (「短歌往来」5月号)
・山崎方代の短歌鑑賞「釘の歌」 (「現代短歌」5月号)
・歌壇時評「物語の有無を超えて」 (角川「短歌」5月号)

どうぞ、お読みください。

posted by 松村正直 at 00:25| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月21日

毎日新聞 「短歌月評」

今月から、月に1回、毎日新聞の歌壇・俳壇欄に「短歌月評」を執筆します。
掲載は毎月第3月曜日です。

本日がその第1回目。
「小高賢の言葉」という題で書きました。

皆さん、どうぞお読みください。

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2014年04月12日

シベリア抑留

最近、「シベリア抑留死亡者名簿」(村山常雄編・著)がネットで公開されていることを知った。シベリア抑留で亡くなった方のうち、実に46303名の氏名・生年・階級・死亡年月日・地域・埋葬地などが掲載されている。

シベリア抑留と言えば、窪田空穂が次男の茂二郎を詠んだ長歌「捕虜の死」(歌集『冬木原』所収)が有名であるが、ここでは兄の窪田章一郎の歌を見てみよう。歌集『ちまたの響き』から、まずは復員を待っている時期の歌。

ひそやかに兵の復員つづく故わが弟(おとと)待つ今日は明日はと
一等兵窪田茂二郎いづこなりや戦(いくさ)敗れて行方知らずも

その後、茂二郎がシベリアで亡くなったことが伝えられる。

弟の臨終(いまは)みとりし若き友も還り来る船の中に果てたり
シベリヤの捕虜の臨終(いまは)は想像をこえて知り得ずしらざるがよき

「弟は終戦直前に北支から満洲に移駐し、南新京で八月十五日を迎へた。十月ソ連に移され、翌年二月十日病死した。場所はバイカル湖の北、チェレンホーボという、流刑囚のおくられる炭鉱であつた。戦友の一人が復員して、はじめて知ることの出来たのは、二十二年五月であつた。」

戦争の終るに命生きたりし弟を救ふすべなかりしか
発疹チフス数千(すせん)が病みてあへなくも死にし一人と数へられけむ

先の「シベリア抑留死亡者名簿」を検索すると、窪田茂二郎の名前が見つかる。
http://yokuryu.huu.cc/meiboa-n-07-2.html

これによると、茂二郎は1918年生まれで、1946年2月4日にイルクーツク州の第31地区(チェレンホーヴォ)で亡くなり、チェレンホーヴォの東13キロにある第8支部フラムツォフカ村に埋葬されていることがわかる。

空穂や章一郎に伝えられた命日は2月10日であったが、おそらく名簿に記録された2月4日の方が正しいのだろう。

posted by 松村正直 at 00:10| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月11日

掲載情報など

今月号の短歌雑誌に下記の作品などを発表しました。

・作品「家まで帰る」5首(「うた新聞」4月号)
・連載「出口王仁三郎と山火事(1)」(「短歌往来」4月号)
・時評「大黒座、『海港』、結社」(角川「短歌」4月号)
・「農耕馬、軍場、言葉の馬」(「歌壇」4月号)

また、今月から月に1回、毎日新聞の短歌月評を担当します。
毎月第3月曜日掲載で、初回は4月21日になります。

あと、4月26日に郡上市で行われる「古今伝授の里短歌大会」に選者の一人として参加します。お近くにお住まいの方は、どうぞ会場にお越しください。
詳細はこちら
http://www.n-gaku.jp/life/competition/etc/docs/2014gujyou_tanka.pdf

posted by 松村正直 at 06:09| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする