2016年08月07日

短歌人会夏季全国集会

昨日は姫路キャッスルグランヴィリオホテルで開催の短歌人会夏季全国集会にお招きいただき、講演「石川啄木と土岐哀果」を行った。17:00から18:40まで。

他の結社の全国大会に参加するのは初めてのことだったのだが、皆さん気さくに接してくださり、楽しい時間を過ごすことができた。講演の後はオープニングパーティー、さらにホテルの部屋に移って「深夜サロン」(?)で話が続く。

藤原龍一郎さん、小池光さん、蒔田さくら子さん、三井ゆきさん、西勝洋一さん、宇田川寛之さん、谷村はるかさん、橘夏生さん、長谷川知哲さん、梶倶認さん、村田馨さん、天野慶さん、角山諭さん、大室ゆらぎさん、勺禰子さん・・・などと話をして、たくさんの刺激をいただいた。

最後まで残ったメンバーが解散したのは午前2時。

今朝は7時にホテルを出て京都に帰り、「塔」9月号の初校の取りまとめ。夕方、無事に印刷所へ送った。

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2016年08月01日

第19回 「あなたを想う恋の歌」

現在、第19回 「あなたを想う恋の歌」の作品を募集中です。

http://www.manyounosato.com/

■募集期間 平成28年7月1日(金)〜10月31日(月)当日消印有効
■審査員
  松平盟子、香川ヒサ、紺野万里、松村正直、加賀要子、阪井奈里子
■賞 最優秀賞【1首】10万円、優秀賞【3首】3万円、秀逸【10首】1万円、
   佳作【15首】5千円、入選【30首】図書カード千円

昨年に続いて私も審査員を務めます。
投稿料は無料で、最優秀賞は何と10万円!

皆さん、ふるってご応募ください。

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2016年07月31日

29歳の頃の文章

調べることがあって古い「塔」を探していたら、自分の書いた文章を見つけた。「塔」1999年11月号の「方舟」に載っている。

「塔」入会が1997年末なので、入会して2年になる頃のもの。1999年9月号に吉田健一さんが「ちょっと気の早い松村正直論」という評論を書いて下さって、それに反応して書いた文章だったのだろう。すっかり忘れていた。

「松村正直 二十九歳 フリーター」という題で、こんなことを書いている。

 喫茶店の二階席から町を見下ろすのが好きだ。窓際の席でアイスコーヒーを飲みながら、ゆうやみの青い町を眺めるのが好きだ。
 人間が歩いて行く。名前も知らない人々が、右に左に通り過ぎて行く。それは「きれいな女の人」であったり、「背の高い男の人」であったりする。あるいは「高校生の三人組」や「OL」や「サラリーマン」であったりする。「お年寄り」や「帽子をかぶった人」や「携帯電話で話をしている人」や、私とはまるで関わりのない人々が、ただ通り過ぎて行くのを見ているのは楽しい。
 あの、親子三人で手をつないでいる家族の父親が、私であっても良かった。あるいは、あの、スーツを着て忙しそうに歩いて行く会社員が、私であっても良かった。あるいは、あの、恋人と楽しそうに喋っている若い男性が、私であっても。
 けれど現実には、その誰もが私ではなくて、私はこうしてアイスコーヒーを飲みながら、ただぼんやりと町を眺めている。
 子どものいる人が子どもの歌を歌うように、恋をしている人が恋の歌を歌うように、病気に苦しんでいる人が病気の歌を歌うように、働いている人が仕事の歌を歌うように、そのように私は・・・・・・何を歌えばいいのだろう。
 ゆうやみの町は、まるで水族館のようだ。人間が魚のように流れて行く。ゆっくりと、そして静かに。私はいつまでも、それを見ている観客だ。いや、むしろ、ガラス窓の内側にいる私の方が、水槽の中の魚なのかもしれない。
 誰ひとり見られていることになど気づきもしないで、前を向いて歩いて行く。実際、私がここで見ていようが見ていまいが、こうして同じ光景が流れるだろう。私がいてもいなくても、何ひとつ町は変わりはしない。
 すっかり日は暮れてしまった。町はもう美しい青さを失って、暗闇の奥へと沈んでいる。町を行く人々の姿も見えなくなり、窓ガラスには、ただ疲れたような私の顔が映るばかり。急に不安になって、アイスコーヒーの残りを一息に飲み干すと、それは空腹の胃の中に暗くじんわりと広がってゆく。

いやぁ、何とも青臭くて気恥ずかしい。
当時は大分市のアパートにひとりで住んで、住宅地図調査のアルバイトをしていた。「フリーター的」50首で角川短歌賞の次席になったのもこの頃のこと。

46歳になった今とは全く生活環境も違うし、考え方も違う。でも、「喫茶店の二階席から町を見下ろすのが好き」という点だけは、今も変っていないなと思う。

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2016年07月25日

饕餮

青銅器の展示を見ていると、説明書のあちこちに「饕餮文」(とうてつもん)という言葉が出てくる。「饕餮」をかたどった文様という意味で、「鳥文」や「龍文」などともによく使われる文様らしい。多くの青銅器に渦巻きと目のある饕餮文が刻まれていた。

饕餮と聞いて思い出すのは、高島裕歌集『饕餮の家』。

 饕餮の家こそ見ゆれ、かなしみの霧ふかき野に光る眼がある

というのが巻末の一首だ。
あとがきには

饕餮は中国古代の伝説の怪獣である。『山海経』に「その状は羊の身の如く、人面、目が腋の下にあり、虎の歯、人の爪、その声は嬰児のやう・・・これは人を食ふ」とあるのがそれだといふ。殷周期の青銅器に施された獣の文様が饕餮文と呼ばれてゐることは、よく知られてゐる。

と記されている。

というわけで、饕餮に会いたい人は泉屋博古館へどうぞ。

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2016年07月23日

岡山のシンポジウム


  2016塔全国大会チラシ-C+5.jpg

8月21日(日)に岡山で、塔短歌会主催のシンポジウムがあります。

一般公開でどなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。
会場は岡山駅西口から5分の岡山コンベンションセンターです。

今年は漫画家の池田理代子さんをゲストにお招きしています。
僕も歌合せ(5名×5名)のキャプテンとして出場します。

参加費は一般2000円、学生1000円(要学生証)。
当日、受付にてお支払いください。事前の予約等は不要です。

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2016年07月15日

生前

このところ、天皇陛下が「生前退位」の意向を持たれているというニュースがしきりに流れている。その「生前退位」という言葉に、引っ掛かりを覚える。

『広辞苑』で「生前」を引くと、

(亡くなった人が)生存していた時。存命中。

とある。つまり、その人が生きている間ではなく、亡くなってから使う言葉ということだ。例として「生前をしのぶ」「生前愛用の品」などが挙がっている。

薄日さす葉桜の道 死ののちに生前という時間はあって
              『午前3時を過ぎて』

以前こんな歌を詠んだことがある。
これも、「生前」という言葉が死後にしか使われないことを詠んだもの。

「生前」をまだ亡くなっていない人に対して使うのはどうなのだろう。

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2016年07月10日

濱松哲朗の遠足前夜

昨夜、濱松哲朗さんのツイキャス「濱松哲朗の遠足前夜」で、『やさしい鮫』『駅へ』『午前3時を過ぎて』などの短歌を朗読、鑑賞していただきました。

http://twitcasting.tv/symphonycogito/movie/286624461
http://twitcasting.tv/symphonycogito/movie/286639608

ツイキャスというのを初めて聴きましたが、面白いですね。
前半30分、後半30分です。
お時間のある方は、どうぞお聴き下さい。

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2016年07月06日

7月、8月の予定

7月、8月とあちこちの短歌のイベントに出演します。
どれも一般聴講可能ですので、どうぞご参加ください。

○7月18日(月)現代歌人集会春季大会(松江)
  パネルディスカッションの進行をします。

  kajin-shukai 2016 spring.png

○7月29日(金)公開講座「現代に生きる啄木」(芦屋)
  https://www.asahiculture.jp/ashiya/course/684e359f-fd15-c770-dec7-5726ee7b7b8b

○8月6日(土)「短歌人」夏季全国集会(姫路)
  「石川啄木と土岐哀果」という題で講演します。
  http://9313.teacup.com/tankajin/bbs/469

○8月21日(日)「塔」現代短歌シンポジウム(岡山)
  歌合せに出場します。

  2016塔全国大会チラシ-C+5.jpg

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2016年07月04日

第19回 「あなたを想う恋の歌」

現在、第19回 「あなたを想う恋の歌」の作品を募集中です。
http://www.manyounosato.com/

■募集期間 平成28年7月1日(金)〜10月31日(月)当日消印有効
■審査員
  松平盟子、香川ヒサ、紺野万里、松村正直、加賀要子、阪井奈里子
■賞 最優秀賞【1首】10万円、優秀賞【3首】3万円、秀逸【10首】1万円、
   佳作【15首】5千円、入選【30首】図書カード千円

昨年に続いて私も審査員を務めます。
皆さん、ふるってご応募ください。

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2016年07月03日

岡山のシンポジウム


  2016塔全国大会チラシ-C+5.jpg

8月21日(日)に岡山で、塔短歌会主催のシンポジウムがあります。

一般公開でどなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。
会場は岡山駅西口から5分の岡山コンベンションセンターです。

今年は漫画家の池田理代子さんをゲストにお招きしています。
僕も歌合せ(5名×5名)のキャプテンとして出場します。

参加費は一般2000円、学生1000円(要学生証)。
当日、受付にてお支払いください。事前の予約等は不要です。

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2016年06月30日

朝顔

  P1050159.JPG

ベランダで育てている朝顔が、今年初めて咲いた。
朝起きて花を見るのは、なかなかいいものだ。

今日で6月も終わり。
今年も半分が過ぎることになる。

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2016年06月20日

「橄欖追放」の移転

東郷雄二さんのウェブサイト「橄欖追放」が移転した。
http://petalismos.net/

毎月第1・第3月曜日に更新される「橄欖追放」は現在第188回。
前身の「今週の短歌」200回とその他の短歌関連の文章もあわせると
実に400編もの文章が掲載されている。

息の長い活動を続けておられることに、敬意の念を抱く。


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2016年06月19日

一般公開のシンポジウム

8月21日(日)に岡山で、マンガ家の池田理代子さんをゲストに迎えて
短歌のシンポジウムを行います。一般公開で、どなたでも参加できます。

会費は一般2000円、学生1000円(学生証)。
事前のお申し込みは不要です。

皆さん、どうぞお越しください。

  2016塔全国大会チラシ-C+5.jpg
   (クリックすると大きくなります)


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2016年06月15日

公開講座「現代に生きる啄木」

7月29日(金)に朝日カルチャーセンター芦屋教室で、「現代に生きる啄木」という公開講座を行います。生誕130年を迎える今年、あらためて啄木の作品や人生を読み直してみようという内容です。

啄木に興味や関心のある方、ぜひご参加ください。

時間は13:00〜15:00。
場所はJR芦屋駅北口の「ラポルテ本館」4階です。

詳しくは、下記のページをご覧ください。
https://www.asahiculture.jp/ashiya/course/684e359f-fd15-c770-dec7-5726ee7b7b8b

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2016年06月10日

上の句

誰かの歌の上句や下句が、ふと頭に思い浮かぶことがある。
先月大阪であった「春の短歌祭」の講演で、栗木京子さんが

「病む人のこころはわからぬものだから」誰の上(かみ)の句ひよんと口出づ       小池光 『思川の岸辺』

という一首が

病む心はついに判らぬものだからただ置きて去る冬の花束
             岡井隆 『斉唱』

を踏まえているという話をされていた。
今日、たまたま同じような例を見つけた。

〈二人のひとを愛してしまへり〉の上の句はなんだつたつけ 新雪を踏む          大口玲子 『ひたかみ』

の元歌は、

陽にすかし葉脈くらきを見つめをり二人のひとを愛してしまへり
             河野裕子 『森のやうに獣のやうに』

である。

こんなふうに並べてみると、パズルを解いているみたいで楽しい。

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2016年06月09日

富士山の見え方

『暴力的風景論』の中で、本筋とは関係なく印象的な部分があった。
富士山の描写である。

東京から中央高速道を走り、大月ジャンクションを経て河口湖方面に向かうと、都留市を通るあたりで、天候に恵まれればフロント・ウィンドウ正面前方に富士山がその姿を現す。

続いて著者は次のように書く。

道の角度のせいか、山の姿が唐突に視界に登場する光景に対する驚きは、繰り返しこの道を往復していても慣れて薄れることがない。裾野が雲に覆われていても予想を超えた高いところに頂きがあって、雲間に顔を出していることがある。

なるほど、確かにそうだ。
この「唐突に」「驚き」「予想を超えた」というところに、富士山の本質があるのだと思う。

富士山の写真や絵を見ていつも何となく物足りない感じがするのは、このためではないだろうか。写真や絵においては、最初から富士山の全貌が枠の中に収まっている。はじめから全体が見えているのである。

そのため「唐突に」「驚き」「予想を超えた」といったことが、起こらない。だから富士山が富士山らしくなくなってしまうのだ。

では一体どうすれば、写真や絵において「動き」のある表現をすることができるのか。これは短歌を詠む際にも時々考えることである。

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2016年06月03日

積ん読の効用

本を読むのは好きだが、それ以上に本を買うのが好きで、街に出かけるたびに本を買ってきてしまう。おとなしく家にいても、ネットの古本などを買ってしまうので油断ならない。

自分の財布から出ていくお金の7割は本に費やしている感じがする。もちろん、銀行口座から引き落とされるものや、目に見えない交通費などもあるので、実際はそんなに多くはないのだが、イメージとしてはそれくらいである。

買うスピードの方が読むスピードより速いので、必然的に本が溜まっていく。それは机の下や椅子の後ろなどに、文字通り積ん読状態になっている。無駄と言えば無駄なのだが、これがけっこう楽しい。

先日読んだ想田和弘著『演劇vs.映画』も長らく積まれていた一冊。映画「演劇1」「演劇2」を観たのが2012年12月20日で、その後すぐに買った本である。でも、すぐには読まなかった。多分、映画と本が近すぎるように感じたからだろう。

それが最近になって、平田オリザの自伝エッセイ『地図を創る旅』(5月13日)を読み、想田監督の映画『牡蠣工場』(5月16日)を観たことで、ようやくこの本にも手が伸びたという次第である。

でも、時間が空くというのは良いもので、単に映画「演劇1」「演劇2」の撮影の舞台裏をのぞくという点だけではなく、ドキュメンタリーにおけるフィクションとリアルの問題や、演じるとはそもそもどういうことなのかといった深い部分が伝わってくるのを感じた。

「機が熟す」という言葉があるけれど、「積ん読」している間に、本と私の関係が発酵してきていたのだろう。同じ本でも、読むタイミングによって受け取るものは全然違ってくるのだ。

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2016年06月02日

現代歌人集会春季大会 in 松江

7月18日(月・祝)に松江で、現代歌人集会春季大会が開催されます。
大会テーマは「あたらしきリアル」。

私もパネルディスカッションの進行役として出ます。
お近くの方も遠くの方も、ぜひご参加ください。

(チラシはクリックすると大きくなります)

kajin-shukai 2016 spring.png


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2016年05月29日

筈(はず)

昨日の永田さんの講演の最初に

二人ゐて楽しい筈の人生の筈がわたしを置いて去りにき

という自作(今年の歌会始の詠進歌)の話が出た。
この歌は、河野裕子さんの

これからが楽しい筈の人生の筈につかまりとにかく今日の一日
              『蟬声』

の本歌取りになっている。
「〇〇の筈」は「道理」「当然」といった意味で使われる言葉だが、もとは弓矢に関係する言葉である。

『広辞苑』には

・弓の両端の弦をかける所
・弓に矢をつがえる時、弦からはずれないために、矢の末端につけるもの。やはず。

とある。学生時代にアーチェリーをやっていたので、こういうのは懐かしい。二つ目の「矢筈」はアーチェリーでは「ノック」と言っていた。

調べてみると、相撲の「はず押し」もこの筈に由来するらしい。手の形を矢筈のように「凹」にして相手の腋などを押すことから「はず押し」というのだそうだ。

弓矢から相撲へ。
言葉もよく飛ぶものだな。

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2016年05月28日

東京へ

1泊2日で東京へ。

昨日は18:00より一ツ橋の如水会館で、第21回寺山修司短歌賞と第12回葛原妙子賞の贈呈式。受賞作は島田幸典『駅程』と河野美砂子『ぜクエンツ』で、お二人とも京都在住の方の受賞であった。

今日は13:00より、明治神宮参集殿で行われた日本歌人クラブ定期総会に参加。

  P1050137.JPG

最初に事業報告や会計報告があり、その後、日本歌人クラブ各賞の贈呈式、そして永田和宏さんの講演というプログラム。講演のタイトルは「歌を引き受け、引き継ぐ―歌枕、本歌取りを例として」で、時おり河野さんの思い出なども交えて、じっくりと聞かせる内容であった。


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2016年05月23日

啄木とタイタニック

ちなみに

啄木が亡くなったのは1912(明治45)年4月13日
タイタニック号が沈んだのが1912(明治45)年4月15日

2日違い。

posted by 松村正直 at 22:38| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

公開講座「現代に生きる啄木」

7月29日(金)に朝日カルチャーセンター芦屋教室で、「現代に生きる啄木」という公開講座を行います。生誕130年を迎える今年、あらためて啄木の作品や人生を読み直してみようという内容です。

啄木に興味や関心のある方、ぜひご参加ください。

時間は13:00〜15:00。
場所はJR芦屋駅北口の「ラポルテ本館」4階です。

詳しくは、下記のページをご覧ください。
https://www.asahiculture.jp/ashiya/course/684e359f-fd15-c770-dec7-5726ee7b7b8b

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2016年05月20日

前川佐美雄賞

「短歌往来」6月号に第14回前川佐美雄賞の選考結果が載っている。
受賞は黒瀬珂瀾の『蓮喰ひ人の日記』。

今回驚いたのは山田航編著のアンソロジー『桜前線開架宣言』が候補になっていたこと。昨年『塔事典』が候補になった時も驚いたが、こうした本がノミネートされるのは、前川佐美雄賞ならではだろう。

「前川佐美雄賞のコンセプトはもっともスリリングな一冊、無差別級」(三枝昂之)、「当初より〈無差別級〉の短歌文学賞であることを標榜してきた」(加藤治郎)という賞の特徴がよく発揮されている。実際に、過去には牧水研究会編『牧水研究』第8号が受賞したこともある(第9回)。

来年以降もどんな本が候補になるのか楽しみだ。

posted by 松村正直 at 21:18| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月18日

カルチャーセンター

大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
興味のある方は、どうぞご参加下さい。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日
  A組 10:30〜12:30
  B組 13:00〜15:00
   *奇数月を松村が担当しています。

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」
  毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作」 毎月第3金曜日
   A組 11:00〜13:00
   B組 13:30〜15:30
   *偶数月を松村が担当しています。

◎JEUGIAカルチャーセンター千里セルシ― 06−6835−7400
 「はじめての短歌」
  毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンターKYOTO 075−254−2835
 「はじめての短歌」
  毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」
  毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」
  毎月第2月曜日 13:00〜15:00
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2016年05月17日

現代歌人集会春季大会 in 松江

7月18日(月・祝)に松江で、現代歌人集会春季大会が開催されます。
大会テーマは「あたらしきリアル」。

お近くの方も遠くの方も、ぜひご参加ください。

(チラシはクリックすると大きくなります)
kajin-shukai 2016 spring.png

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2016年05月15日

大手

わが家の近くにはJR奈良線と京阪電車が通っている。
とある京阪の駅で聞いた女子中学生2人の会話。

A 「京阪と違って、JRってしょっちゅう遅れるよな」
B 「ほんっと。こないだも遅れて大変だった」
A 「何が違うんやろな?」
B 「遅れてもええと思ってるんちゃう」
A 「JRが?」
B 「だってJRって大手やろ。東京に行った時もあったし」
A 「そやな」

聞いていて、何とも新鮮に感じた。
1987年に国鉄が分割民営化されてから29年。
今ではJRは普通の大手鉄道会社だと思われているのだ。

関西で「大手私鉄」と言えば、一般には阪急、阪神、京阪、南海、近鉄の5社を指すのだが、彼女たちにそういう感覚はない。京阪は小さい会社で、JRこそ「大手」なのである。

それもそうだろう。
「国鉄」という言葉がなくなった現在、本当は「私鉄」という言葉も意味を成さないのだ。

「今どきの若い子たちはJRが昔、国鉄だったことも知らない」などと嘆くことはない。「JRって大手やろ」という言葉の方がむしろ正しいのである。


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2016年05月12日

君死にたまふことなかれ

シンポジウム記録集『時代の危機と向き合う短歌』の中で、今野寿美さんが与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を取り上げている。資料には、

なぜか「君死にたまふことなかれ」には反戦、天皇批判(→天皇制批判)のレッテルが貼られ、定着してしまった。その結果、太平洋戦争敗戦までは危険思想史され、敗戦後は一転して晶子の不屈の精神、反戦思想(→平和主義)をもてはやすような読み方をされ、今日に至っている。

とあり、発言の中で

いまからでも遅くはないから、曲解されて、悪用もされてしまった、その結果として自主規制まで施されてしまった文学作品の正しい読みを、ぜひここで取り戻したいという気持ちです。

と述べている。

この指摘に、私は共感する。
というのも、一昨日の朝日新聞(大阪本社版)夕刊の連載「「反骨」の記録」にも、この詩が取り上げられていて、その要約に違和感を覚えたからだ。

君死にたまふことなかれ
すめらみことは戦ひに
おほみづからは出でまさね
かたみに人の血を流し
獣(けもの)の道に死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思(おぼ)されむ

の部分を引いて、記者は

天皇は戦いに行かない。そのお心が深ければ、獣のように死ねと命じ、戦死を名誉とは思われないのではないか――。そんな意味なのだろうが、(・・・)

と書いている。
本当に「そんな意味」なのか。

疑問点の一つは「出でまさね」。ここは「出でまさず」という終止形ではなく、已然形の「ね」で止めているので、逆接として読むべきところだろう。つまり「戦いに行かない。」ではなくて、「戦いにお出でになることはないけれども、」ということだ。

もう一つは「深ければ」。これは口語の「深ければ」、つまり仮定の意味の「もし深いならば」ではなく、文語の「深ければ」である。已然形+「ば」の確定条件、すなわち「お心が深いので」という意味になる。

「天皇は戦いに行かない。そのお心が深ければ・・・」と「天皇は戦いにお出でになることはないけれども、そのお心は深いので・・・」

細かな違いのようだけれども、意味やニュアンスは大きく違ってくる。

大切なのは、自分の主義主張や都合に合わせて歌を読もうとしないことだろう。晶子に対する戦前の批判も戦後の礼賛も、その点に関してはどちらも同じ過ちを犯しているのである。

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2016年04月19日

天王寺動物園吟行

5月11日(水)にJEUGIAカルチャーセンター主催で、「新緑の天王寺動物園で短歌を詠む」という吟行をおこないます。

http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-23431.html?PHPSESSID=cebb3ftboih2fpn46nsh4auq33

2時間ほど動物園を見てまわって歌を1首詠み、昼食後に歌の批評をするという内容です。

定員は20名、申込締切は5月1日。
どうぞ、ご参加下さい。

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2016年04月07日

さくら

  P1050035.JPG

今年は特に花見には行かず。
写真は阪急夙川駅のホームから見た桜。

少し散り始めている。

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2016年03月21日

パソコンの買い替え

P1040991.JPG

8年ぶりくらいにノートパソコンを買い替えた。
NECの LaVie から東芝の dynabook へ。
WINDOWS VISTA から WINDOWS10 になった。

キーボードの間隔が微妙に違うので、まだ文字を打つのが慣れない。
でも、操作性はだいぶ良くなった気がする。

自分の原稿だけでなく「塔」の原稿も常時預かっているので、
パソコンが問題なく動いてくれるように気を遣う。

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2016年03月19日

びっくりドンキー

今日は10:00から「塔」の事務所で編集企画会議。
昼食を挟んで13:00から京都旧月歌会。
参加者は32名。

17:00に終ってお茶を飲んだ後、烏丸御池駅で息子と待ち合わせて「びっくりドンキー」河原町三条店へ行く。CMを見てハンバーグが食べたくなったそうだ。

「びっくりドンキー」へ行くのは実に20年ぶりのこと。
20年前、函館の「びっくりドンキー」海岸通り店で働いていて、その頃は毎日のようにここのハンバーグを食べていた。メニューは基本的に当時のままで、何とも懐かしい。

息子も来月から中学3年生になる。


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2016年03月16日

天王寺動物園吟行

5月11日(水)にJEUGIAカルチャーセンター主催で、「新緑の天王寺動物園で短歌を詠む」という吟行をおこないます。

http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-23431.html?PHPSESSID=cebb3ftboih2fpn46nsh4auq33

2時間ほど動物園を見てまわって歌を1首詠み、昼食後に歌の批評をするという内容です。

定員は20名、申込締切は5月1日。
どうぞ、ご参加下さい。

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2016年03月03日

六花書林創業10.5周年記念フェア

六花書林さんの創業10.5周年記念フェアが開催されます。

これまでに刊行された書籍全点を展示、書籍を割引価格にて販売するとのことですので、お近くの方はぜひ。私の3冊の本(評伝『高安国世の手紙』、評論集『短歌は記憶する』、歌集『午前3時を過ぎて』)も販売されます。

期間:3月11日(金)〜4月10日(日)
場所:古書いろどり
   千代田区神田神保町3-2-9 塚本ビル3F
   (九段下駅下車徒歩3分。専修大学前の焦げ茶色のビルの3階)
   TEL&FAX:03-6272-8628
営業時間:月〜金:14:00-18:00 土日祝:12:00-18:00
休業日:完全不定休

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2016年02月26日

30年という歳月

30年という歳月は、当然のことながら様々な変化をもたらす。

人体標本の工場であった「京都科学標本」は、取材の2年後に「株式会社 京都科学」と社名を変更し、現在は主に医学教育用、あるいは看護・介護用のシミュレータトレーニングモデルの会社として大きく業績を伸ばしているようだ。

結婚式場の「松戸・玉姫殿」は、調べたところもう存在しない。玉姫殿という名前は、全日本冠婚葬祭互助協同組合に加盟する団体が使っていたもので、以前は全国各地にたくさんあったらしい。最近では「マリアージュ」「ベルクラシック」「エルセルモ」などのオシャレな名前に変っている。

コンパクト・ディスク工場を稼働していた「テクニクス」は、様々な再編を経て2010年にいったんブランドとして終了したが、2014年より高級オーディオ機器のブランドとして復活を遂げている。

1986年と言えば私は高校1年生。
30年というのは、はるかな歳月であることだ。

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2016年02月21日

再校作業と桜

毎月第3日曜日は岩倉の永田家で「塔」の再校作業が行われる。普段は自宅から車で行っているのだが、今日は京都マラソンの交通規制があるために、久しぶりに電車で出かけた。

JR藤森駅→(奈良線)→京都駅→(地下鉄)→国際会館駅→(タクシー)→永田家

というコースをたどって、約1時間で到着。
「塔」の元原稿をすべて持って行くので非常に重たい。

参加者は19名。13時に作業開始。お赤飯やシチューやお菓子を食べながら、和やかに作業して17時に無事に終了。

帰りも同じコースで帰ったのだが、疲れていたのだろうか、JR藤森駅を寝過して一つ先の桃山駅まで行ってしまった。仕方なく引き返そうとして上りホームへ移動すると、ホームの脇に桜が咲いている。

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毎年ここの桜は早いのだけれど、ちょうど見られて良かった。

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2016年02月17日

釈迦牟尼

先日読んだ野矢茂樹著『哲学な日々』に、与謝野晶子の歌が引かれていた。

 鎌倉やみほとけなれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな

この歌について著者は「大仏の裏手に歌碑も立っている。ところが、実は、あの大仏はお釈迦さまじゃあない。大仏のある高徳院は浄土宗の寺で、本尊は阿弥陀如来である」と記す。

まあ、短歌業界では有名な話ですね。
なぜこの話を思い出したかと言うと、14日の朝日新聞の天声人語を読んだからである。

鎌倉の大仏はいま半世紀ぶりの点検修理中である。〈みほとけなれど……美男におはす〉と与謝野晶子がたたえたマスクだけでなく体の内側も念入りに調べる。

三十一音しかない短歌をどうして中途半端に引用するのか疑問に思ったのだが、もしかすると「釈迦牟尼は」を省きたかったのではないか。これを入れると「実は釈迦牟尼ではないのだが……云々」といった断り書きが必要になると思ったのかもしれない。

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2016年02月14日

マザーリーフ

  P1040980.JPG

知り合いの方からいただいたマザーリーフから、次々と芽が出ている。
葉から芽が出るので「ハカラメ」とも言うらしい。
正式にはセイロンベンケイソウという名の植物なのだとか。

ちなみに、ファザーリーフというものはない。

posted by 松村正直 at 11:08| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

天王寺動物園吟行

5月11日(水)にJEUGIAカルチャーセンター主催で、「新緑の天王寺動物園で短歌を詠む」という吟行をおこないます。

http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-23431.html?PHPSESSID=cebb3ftboih2fpn46nsh4auq33

2時間ほど動物園を見てまわって歌を1首詠み、昼食後に歌の批評をするという内容です。

定員は20名、申込締切は5月1日。
どうぞ、ご参加下さい。

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2016年02月06日

天声人語、波と手紙


○本日の朝日新聞の「天声人語」に歌が引かれています。

いくつもの人のこころを経由してうつくしからぬ噂とどきぬ
               『やさしい鮫』

○小田桐夕さんのブログ「波と手紙」で、歌集を丁寧に読んでいただきました。ありがとうございます。

 ・第1歌集『駅へ』
 http://odagiri-yu.hatenablog.jp/entry/2016/02/02/000128
 ・第2歌集『やさしい鮫』
 http://odagiri-yu.hatenablog.jp/entry/2015/04/08/233256
 ・第3歌集『午前3時を過ぎて』
 http://odagiri-yu.hatenablog.jp/entry/2015/05/11/003723


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2016年01月29日

異例の若さ

山田航編著『桜前線開架宣言』を読んでいて、気になった箇所がある。

「京大短歌」出身で、異例の若さで短歌結社「塔」の主宰となった吉川宏志(一九六九〜)も、若手への影響力が大きい歌人である。

さらっと読み過ごしてしまいそうな文章である。結社の主宰というと年配の方が多いので、確かに「異例の若さ」という気もする。でも、本当にそうだろうか?

まず、「塔」について、生年と主宰になった年を見てみると

高安国世 1913年、1954年(41歳)
永田和宏 1947年、1993年(46歳)
吉川宏志 1969年、2015年(46歳)

となって、別に「異例の若さ」ではないことがわかる。
他の結社はどうだろうか。

近藤芳美(未来)  1913年、1951年(38歳)
宮柊二(コスモス) 1912年、1953年(41歳)
馬場あき子(かりん)1928年、1977年(49歳)
春日井建(中部短歌)1938年、1979年(41歳)
三枝昂之(りとむ)  1944年、1992年(48歳)
大塚寅彦(中部短歌)1961年、2004年(43歳)

など、40歳代で結社の主宰になるというのは、ごく普通のことなのである。

このことに限らず、何でも書かれていることを鵜呑みにするのではなく、自分なりに考えながら読むことが大事だろう。

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2016年01月21日

天王寺動物園吟行

5月11日(水)にJEUGIAカルチャーセンター主催で、「新緑の天王寺動物園で
短歌を詠む」という吟行をおこないます。

http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-23431.html?PHPSESSID=cebb3ftboih2fpn46nsh4auq33

定員は20名、申込締切は5月1日です。
どうぞ、ご参加下さい。

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2016年01月19日

歌集歌書の在庫

第1歌集『駅へ』(2001年、ながらみ書房)は、出版社にも手元にも在庫がありません。http://matsutanka.seesaa.net/article/387138852.html

下記の歌集歌書は在庫があります。

・第2歌集『やさしい鮫』(2006年、ながらみ書房、2800円)
・評論集『短歌は記憶する』(2010年、六花書林、2200円)
・評伝『高安国世の手紙』(2013年、六花書林、3000円)
・第3歌集『午前3時を過ぎて』(2014年、六花書林、2500円)

お読みになりたい方は、出版社または松村までご注文下さい。

posted by 松村正直 at 17:46| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月10日

駅のホームのベンチ

  20160108094235.jpg

JR芦屋駅へ行ったら、ホームのベンチが線路に平行ではなく垂直に設置されていた。新しく改修されたもののようで、背もたれの裏側に線路への転落防止のためと書かれている。

酔った人などがベンチから立ってふらふらと前へ歩いて行き、線路に転落することがあるらしい。それを防ぐために向きを変えたのである。調べてみるとJR西日本では既に何か所もこうした改修を行っているようだが、今回初めて目にした。

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2016年01月05日

箱根駅伝

正月にテレビ放送される箱根駅伝は、関東学生陸上競技連盟主催ということからもわかるように、関東の大学しか出場できない。東京に住んでいた頃は、あれが駅伝の全国大会のように思っていたのだが、そうではないのだ。

そのため、関西に住んでいるとそれほど箱根駅伝は話題にのぼらない。テレビの視聴率を見ても、往路は関東28.0%に対して関西17.5%。復路は関東27.8%に対して関西15.4%と大きな開きがある。

当り前と言えば当り前の話なのだが、これも東京に住み続けていたら気づかなかったことかもしれない。

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2016年01月01日

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 2016年元旦  松村正直

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2015年12月23日

真中朋久歌集 『火光』 をとことん読む会

13:00から塔事務所で開催。
参加者17名。

人災を言ひつのる馬鹿は万全の岩窟の内に閉ぢ込めるべし
弟の殺さるるまでを見届けむ死んでも疎まるるべき弟の
子を連れて逢ひし夕ぐれ翳りたる表情は読まぬままにわかれき
わが裡にほろびゆくものほろびたるものがおまへをほろぼす かならず
五十年息をひそめてありたるとわが裡をいでて来たりしこゑは
滅多なこと言ひなさるなとわたくしの影が立ちあがる壁ぎは
未生なる闇にわたしが蹴り殺す兄と思ひつ 今しゆきあふ

各参加者が1首ずつ選んだ「議論したい歌」計17首について、ああでもない、こうでもない、とひたすら意見を言い合う。遠慮もお世辞もごまかしもなく、ざっくばらんに議論するのは実に楽しい。

途中10分の休憩を挟んで17:00終了。
数多くのヒントを得ることができ、充実の4時間であった。

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2015年12月15日

口語短歌の課題(「現代短歌新聞」2015年7月号)

「現代短歌新聞」2015年7月号に書いた歌壇時評「口語短歌の課題」を読めるようにしました。

松村正直「口語短歌の課題」(「現代短歌新聞」2015年7月号)
http://www.ac.auone-net.jp/~masanao/P1040926.JPG

また、元になった東郷雄二さんのブログの文章と、その後に起きた中西亮太さんのブログでの議論も紹介しておきます。

東郷雄二「橄欖追放」第164回(2015年5月18日)
http://lapin.ic.h.kyoto-u.ac.jp/tanka/tanka/kanran164.html

中西亮太「和爾、ネコ、ウタ」
動詞の終止形で結ぶ歌について(06/30)
動詞の終止形に関するノート(1)東郷説と松村説は同じか(07/13)
動詞の終止形に関するノート(2)ル形は基本的に「未然・習慣」を表す、のか(07/14)
動詞の終止形に関するノート(3)「未決定の浮遊感」はル形から来る印象か(07/15)
動詞の終止形に関するノート(4)短歌の用例(07/17)
動詞の終止形に関するノート(5)再び東郷説と松村説の比較など(07/19)
動詞の終止形に関するノート(6)出来事感を作るものは何か(08/06)
動詞の終止形に関するノート(7)出来事感が増す仕組み(08/10)

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2015年12月07日

現代歌人集会秋季大会

昨日は13:00よりアークホテル京都にて、現代歌人集会の秋季大会が行われた。参加者102名。

安田純生さんの基調講演は、与謝野晶子の短歌に近世歌謡や端唄、都々逸などの影響が見られることを論じたもの。「乱れ髪」や「男かわゆし」といった表現を例に、実際の歌謡等の例を多数挙げていて、説得力があった。

これは「和歌―短歌」という流れだけを見ていたのでは気づかない部分であろう。レジュメに記された「和歌の流れを本流に、狂歌・歌謡の流れが加わって近代短歌が成立」という見方を的確に示す内容であった。

続いて松平盟子さんの講演「大逆事件と明星歌人〜思想と言論をめぐる衝撃」。明治36年から大正2年までの年譜を追いながら、明星系の文学者(石川啄木、与謝野晶子、与謝野寛、森鴎外、木下杢太郎、永井荷風)と大逆事件との深い関わりを解き明かすもの。

「星菫派」という言葉もあるように、恋や星やすみれといったイメージが強い「明星」であるが、実はそれは一面でしかなく、政治や社会の情勢に文学者として積極的に関わっていく姿勢があったことを知った。

続いて、第41回歌人集会賞(土岐友浩歌集『Bootleg』)授与式、歌人集会の総会があり、16:30終了。その後、隣りの部屋で懇親会。

posted by 松村正直 at 07:10| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

現代歌人集会秋季大会のお知らせ

12月6日(日)に京都で、現代歌人集会の秋季大会が行われます。

現代歌人集会は西日本を中心とする歌人の団体で、年に2回、春と秋(と言っても6月、12月頃)に大会を開催するほか、会報の発行などを行っています。

来月の大会は、安田純生さんの基調講演、松平盟子さんの講演「大逆事件と明星歌人〜思想と言論をめぐる衝撃〜」、第41回現代歌人集会賞授与式(土岐友浩歌集『Bootleg』)といった内容です。

私も総合司会を務めます。
どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。

詳しくは下のチラシをどうぞ。(クリックすると大きくなります)

   kajin-shukai 2015autumn1.jpg

懇親会もあります。

   kajin-shukai 2015autumn2.jpg

posted by 松村正直 at 21:22| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

三連休

秋の3連休。
京都は紅葉のシーズンということもあって、電車も車も混んでいる。

21日(土)は13:00からハートピア京都で、「塔」の京都旧月歌会。
参加者34名。
17:00に終って、近くのワールドコーヒーでお茶。

22日(日)は11:00からコープイン京都で、「塔」の選者会議。
13:00からは同じ場所で拡大編集会議。
参加者25名。
来年の誌面や全国大会のことなど、様々なことを話し合う。
17:00に終って、向かいの中国料理「菜根譚」で夕食。
その後、バー「K家」で2次会。22:00頃まで。

23日(月)は13:00から永田家で、「塔」の再校・割付作業。
参加者20名。
12月号の再校と1月号の割付を行う。
庭の焚火で焼いた焼き芋が美味しかった。
17:30終了。

ぐったり疲れた。

posted by 松村正直 at 20:07| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする