2021年01月01日

歌集・歌書一覧

*この記事は常に一番上に表示されます。
 最新の記事は3つ下をご覧ください。

私がこれまでに出した歌集・歌書は以下の9冊です。

【歌集】
・『駅へ』(2001年、ながらみ書房)
・『やさしい鮫』(2006年、ながらみ書房)*在庫あり
・『午前3時を過ぎて』(2014年、六花書林)
・『風のおとうと』(2017年、六花書林)*在庫あり
・『紫のひと』(2019年、短歌研究社)*在庫あり

【歌書】
・『短歌は記憶する』(2010年、六花書林)*在庫あり
・『高安国世の手紙』(2013年、六花書林)
・『樺太を訪れた歌人たち』(2016年、ながらみ書房)*在庫あり
・『戦争の歌』(2018年、笠間書院)

「在庫あり」のものは、送料無料・振込用紙同封でお送りします。
masanao-m☆m7.dion.ne.jp(☆を@に変えて下さい)


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カルチャーセンター一覧

大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。
まったく初めての方も大歓迎です。

◎毎日文化センター梅田教室 06‐6346‐8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日*奇数月を松村が担当しています。
   A組 10:30〜12:30
   B組 13:00〜15:00

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797‐38‐2666
 「はじめてよむ短歌」 毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797‐38‐2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 10:30〜12:30
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーイオンタウン豊中緑丘 06‐4865‐3530
 「はじめての短歌」 毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075‐254‐2835
 「はじめての短歌」 毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075‐623‐5371
 「はじめての短歌」 毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075‐573‐5911
 「短歌教室」 毎月第2月曜日 13:00〜15:00


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2020年12月31日

2020年の活動記録

作品
 ・「ふたご」8首(「歌壇」1月号)
 ・「アップルパイ」3首(「うた新聞」2月号)

連載
 ・啄木ごっこ(第15回)日露戦争とナショナリズム
                   (「角川短歌」1月号)
 ・啄木ごっこ(第16回)二回目の上京と詩集『あこがれ』
                   (「角川短歌」2月号)
 ・啄木ごっこ(第17回)『あこがれ』の評価、評判
                   (「角川短歌」3月号)
 ・啄木ごっこ(第18回)一禎罷免のこと
                   (「角川短歌」4月号)
 ・干支のうた「嫌われ者で人気者」(「NHK短歌」4月号)

時評
 ・日韓関係を考える(「朝日新聞」2月16日朝刊)
 ・資料を残す大切さ(「朝日新聞」3月22日朝刊)

その他
 ・2020年度選者紹介(「NHK短歌」4月号)


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2020年03月26日

【延期】シリーズNORAサロン

4月8日(水)に予定していたシリーズNORAサロン「家族・社会・場所・歴史・表現」(松村正治×松村正直)は延期になりました。新しい日程が決まりましたら、またお知らせします。

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2020年03月23日

第22回「あなたを想う恋の歌」入賞作品

第22回「あなたを想う恋の歌」の入賞作品が発表されています。
https://www.manyounosato.com/sakuhin/sakuhin22

新型コロナウイルスの影響で授賞式が中止になってしまったのは残念ですが、今回も素敵な作品が多く集まり、熱のこもった選考が行われました。

最優秀賞
君が好きなロングヘアを切る日にはうるさいくらいセミが
鳴いてた         大塚 響花 (福井県)

優秀賞
閉ぢていく景色の中で君だけがいつもしづかな月光だつた
             島田 佳可 (熊本県)
ワイシャツの袖をまくりて草を刈るあなたを塩のように愛した
             長谷川 美智子 (愛知県)
君はもうこの角部屋には来ないから首を振らない扇風機一つ
             宮本 大乃心 (京都府)

入賞された皆さん、おめでとうございます。

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2020年03月21日

読売新聞「四季」

今朝の読売新聞の長谷川櫂さんの詩歌コラム「四季」に歌を引いていただきました。

P1070656.JPG

こんなにも花咲くことのくるしくて苦しきゆえに咲くのか花は

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2020年03月19日

【中止】広島県歌人協会短歌大会

4月5日(日)に行われる予定だった「広島県歌人協会短歌大会」は中止となりました。残念ですが、またの機会に。

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2020年03月16日

パソコン修理

昨日パソコンが起動しなくなり、急いで業者に修理してもらった。
幸いなことにデータ類はすべて残っていたが、いろいろな設定等を
やり直さなくてはならない。バタバタしております。

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2020年03月14日

千島列島

いつか千島列島に行ってみたいという夢があって、時々「クリルツアー」というロシアの旅行会社のHPを眺めている。

日本語版もちゃんとあって、「シュムシュ島とパラムシル島での12日間のコース」とか「オンネコタン島での10日間のコース」など、いくつかのコースが紹介されている。

謎めいたクリール諸島はどんなロマンずきな人にも旅行者にも天国です。 近づきにくいこと、人が住んでいないこと、地理的に孤立していること、活火山、少ない情報などが、この霧や噴煙につつまれ、たくさんの秘密をもつ元日本軍の基地のある島々へ人々をひきつけずにはおかないのです。

ちょっと微妙な日本語の味わいも素敵で、何だか現実の世界とは思えない。参加した日本人はいるんだろうか??

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2020年03月13日

武漢作戦

日中戦争は1937(昭和12)年7月に始まり、12月には中国の首都南京が陥落する。蒋介石率いる国民政府は、長江を遡るように南京から中流の武漢を経て上流の重慶へと移り臨時首都とした。

これを追うように日本軍は1938年(昭和13年)6月から「武漢作戦」と呼ばれる攻略戦を行い、10月に武漢を占領する。斎藤茂吉『寒雲』には戦勝の喜びを詠んだ歌が多数収められている。

あやまれる蒋介石の面前に武漢おちて平和建立第一歩
武漢三鎮なだるるなして落ちしかば我が心今日も呆(ほ)けたるごとし

「武漢三鎮」とは漢口、武昌、漢陽の三つの町のことで、現在はいずれも武漢市となっている。

漢口は燃えつつありといふ声のそのかたはらに人声(ひとごゑ)きこゆ
漢口にすでに雪ふるありさまが映画となりてわれに見しむる

いずれもニュース映画を見ての作品だろう。茂吉が「平和建立第一歩」と詠んだ武漢占領であったが、その後も中国が降伏することはなく、戦争は泥沼化していくのであった。

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2020年03月12日

スペイン風邪

1918(大正7)年から翌年にかけて「スペイン風邪」と呼ばれるインフルエンザが大流行した。死者は全世界で5000万人とも1億人とも言われ、日本でも約39万人が亡くなっている。

当時、長崎医学専門学校の教授であった斎藤茂吉も罹患した一人である。大正7年には「はやり風」が長崎でも広まり、茂吉もかなり用心していたようだ。

  長崎歌会 大正七年十一月十一日 於斎藤茂吉宅 題「夜」
はやり風(かぜ)をおそれいましめてしぐれ来し浅夜(あさよ)の床に一人寝にけり

それから一年経っても流行は収まらない。大正8年末には次のような歌を詠んでいる。

  十二月三十日。十一月なかば妻、茂太を伴ひて東京より
  来る。今夕二人と共に大浦長崎ホテルを訪ふ
四歳(よんさい)の茂太(しげた)をつれて大浦(おほうら)の洋食くひに今宵(こよひ)は来たり
はやり風はげしくなりし長崎の夜寒(よさむ)をわが子外(と)に行かしめず
寒き雨まれまれに降りはやりかぜ衰(おとろ)へぬ長崎の年暮れむとす

まだ小さな息子が感染しないように、外へ出ることを禁じている。
けれども、そんな茂吉自身が感染してしまったのだった。翌大正9年の歌。

  一月六日。東京より弟西洋来る。妻・茂太等と共に
  大浦なる長崎ホテルにて晩餐を共にせりしが、予
  夜半より発熱、臥床をつづく
はやりかぜ一年(ひととせ)おそれ過ぎ来しが吾は臥(こや)りて現(うつつ)ともなし

回復までにはかなり時間がかかったようで、「わが病やうやく癒えて・・・」という歌が詠まれるのは「二月某日」のことである。

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2020年03月09日

4月以降の予定

4月5日(日)広島県歌人協会短歌大会 講演「歌の読みとは」
   【中止になりました】

4月8日(水)シリーズNORAサロン(東京)
    「家族・社会・場所・歴史・表現」(松村正治×松村正直)
   【延期になりました】

5月17日(日)第71回春の短歌祭(京都)
       講演「なぜ啄木の小説は失敗し短歌は成功したのか」

5月21日(木)JEUGIAカルチャー「中之島バラ園」吟行(大阪)
 https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html

6月1日(月)NHK学園「伊香保短歌大会」
        対談「啄木のこと、これからのこと」
 https://www.n-gaku.jp/life/topics/5078

6月13日(土)朝日カルチャー講座「永井陽子の歌と人生」(芦屋)
 https://www.asahiculture.jp/course/ashiya/d8167ae0-1a81-d047-7e54-5e379423bbf9

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2020年03月04日

3月は・・・

連日のように短歌のイベント、歌会、カルチャー教室の中止・延期の連絡があって、3月の予定がほとんど無くなってしまった。ぽっかり時間が空いたのだけれど気分は落ち着かず、忙しいのか暇なのかよくわからない。机のまわりには中途半端な状態で本や資料が積まれて、時おりガラガラと崩れてゆく。

posted by 松村正直 at 21:32| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月29日

デマのこわさ

「悪質なデマによって・・・」というコメントとともに、店頭の商品が無くなっている写真をツイッター等に載せている人がいる。実はそうした行為もまた、見る人の不安をあおりデマの拡散に一役買ってしまう。

もとが悪質なデマであろうが何であろうが、必要のない話を拡散しないことが大切。善意でやっているつもりでも、広く悪影響を及ぼすことに変わりはない。

posted by 松村正直 at 14:57| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月24日

大津のカルチャーセンター

4月から滋賀県大津市の「JEUGIAカルチャーセンター大津テラス」で、第4水曜日に短歌講座を始める予定です。

講座の新設に向けて3月25日(水)10:30〜12:30に体験会を行います。興味のある方は、ぜひご参加ください。短歌は初めてという方も大歓迎です。
【延期となりました】


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2020年02月23日

狭野弟上娘子の歌

3月7日に予定されていた講演では、「万葉集」の中臣宅守と狭野弟上娘子の歌について話すつもりだった。越前市の味真野は中臣宅守が流された地で、「あなたを想う恋のうた」もそれに由来している。

君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天(あめ)の火
もがも         狭野弟上娘子(巻十五・3724)

講演は中止になってしまったのだが、準備のために昨年の「短歌研究」2月号〜11月号に連載された品田悦一さんの「万葉の名歌 評価一新の企て」を読んだところ、すこぶる面白かった。

初回にこんなことが書いてある。(「短歌研究」2019年2月号)

弟上娘子の「情熱的」作風は、しかし、明治以前には決して高く評価されていなかった。
弟上娘子の秀歌を見出したのは、どうやら明治の新派歌人たちらしい。
晶子の華々しい活躍と、それを可能にした諸条件は、『万葉集』に情熱的女流歌人が発見される条件でもあったと見て、おそらく間違いないだろう。

なるほどなと思う。明治の和歌革新運動は自分たちの詠む歌を変えるだけでなく、過去に詠まれた数々の歌の評価をも一変させたわけだ。

posted by 松村正直 at 12:03| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月20日

【日程変更】4月8日(水)の対談

4月8日(水)に東京の町田で兄と対談をします。

兄はNPO法人「よこはま里山研究所」(NORA)の理事長をしているのですが、その設立20周年の企画として、「家族・社会・場所・歴史・表現」というテーマで対談することになりました。

http://nora-yokohama.org/join/?p=15291

どんな話になることやら。
興味のある方は、ぜひ聞きに来てください。

posted by 松村正直 at 19:46| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

今後の予定

3月7日(土)「あなたを想う恋のうた」受賞作品発表式(越前)
        【中止となりました】

3月12日(木) シリーズNORAサロン
        【4月8日に延期になりました】
    「家族・社会・場所・歴史・表現」(松村正治×松村正直)
 http://nora-yokohama.org/join/?p=15291

3月28日(土) 川俣水雪歌集『シアンクレール今はなく』批評会
        (京都)

        【中止・延期となりました】

4月5日(日) 広島歌人協会短歌大会 講演「歌の読みとは」

5月17日(日) 第71回春の短歌祭(京都)講演
        「なぜ啄木の小説は失敗し短歌は成功したのか」

5月21日(木) JEUGIAカルチャー「中之島バラ園」吟行(大阪)
 https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html

6月1日(月) NHK学園「伊香保短歌大会」
         対談「啄木のこと、これからのこと」
 https://www.n-gaku.jp/life/topics/5078

6月7日(日) 笠木拓歌集『はるかカーテンコールまで』批評会
        (京都)パネラー

        【延期になりました】

6月13日(土) 朝日カルチャー講座「永井陽子の歌と人生」
        (芦屋)
 https://www.asahiculture.jp/course/ashiya/d8167ae0-1a81-d047-7e54-5e379423bbf9

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2020年02月05日

笠木拓『はるかカーテンコールまで』歌集批評会【延期】

【延期になりました】

日時 2020年6月7日(日)13:30〜17:00
場所 コープイン京都


第1部 パネルディスカッション
     中津昌子・松村正直・立花開・牛尾今日子(司会)
第2部 会場発言

【参加費】
一般:批評会 2,000円・懇親会 4,000円
学生:批評会 1,500円・懇親会 3,500円

参加申込み→こちら


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2020年02月02日

今後の予定

2月7日(金)「パンの耳」第2号批評会(西宮)
3月7日(土)「あなたを想う恋のうた」受賞作品発表式(越前)
         講演「令和・万葉と味真野」
 https://www.jigyodan-city-echizen.jp/news/5277.html
3月28日(土) 川俣水雪歌集『シアンクレール今はなく』批評会
        (京都)
4月5日(日) 広島歌人協会短歌大会 講演「歌の読みをめぐって」
5月17日(日) 第71回春の短歌祭(京都)講演
        「なぜ啄木の小説は失敗し短歌は成功したのか」
5月21日(木) JEUGIAカルチャー「中之島バラ園」吟行(大阪)
6月1日(月) NHK学園「伊香保短歌大会」
         対談「啄木のこと、これからのこと」
6月7日(日) 笠木拓歌集『はるかカーテンコールまで』批評会
        (京都)パネラー
6月13日(土) 朝日カルチャー講座「永井陽子の歌と人生」
        (芦屋)

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2020年01月26日

NHK短歌

4月から「NHK短歌」の選者を務めることになりました。
毎月第1週を担当します。初回の放送は4月5日(日)。
かつて毎週のように投稿していた番組なので、感慨深いです。

https://www4.nhk.or.jp/nhktanka/

現在、投稿を募集中。
題詠「鼠・子(ね)」または自由詠で、2月20日締切です。
皆さん、ぜひ送って下さい! お待ちしております。

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2020年01月24日

福井県越前市

2泊3日で福井県越前市に来ています。
明日の夕方に京都に帰ります。

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2020年01月22日

「歌は人」問題

「歌は人」問題(?)が、あちこちで取り上げられている。

・「短歌研究」2月号 佐佐木幸綱・大井学・小黒世茂
            「作品季評(小池光歌集『梨の花』)」
・「短歌往来」2月号 石川幸雄「評論月評」

「歌は人にて」というと、内容的に議論が分かれるかと思いました。偽らざる思いなのかもしれませんが、先輩、もうちょっと頑張りましょうよと僕は言いたくなる。(大井学)
この「歌は人」は問題点だね。(・・・)この歌集も徹底的に「私」に即いている。これでいい、これがいいと感じる人も多いと思うけど、前衛短歌って何だったんだろうと、そういう感じも持って読みました。(佐佐木幸綱)
『歌は人』でいいのか。いいのだ。(石川幸雄)

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2020年01月20日

初夏の「中之島バラ園」で短歌を詠む

5月21日(木)にJEUGIAカルチャーセンターの講座〈初夏の「中之島バラ園」で短歌を詠む〉を行います。

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https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html

バラ園を散策して歌を詠み、昼食後に歌の講評をするという内容です。皆さん、ぜひご参加ください。

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2020年01月18日

第71回「春の短歌祭」

5月17日(日)に京都で開催される第71回「春の短歌祭」
(関西短歌雑誌連盟主催)で講演をします。

演題は「なぜ啄木の小説は失敗し短歌は成功したのか」。

 P1070610.JPG
(クリックすると拡大します)

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2020年01月15日

e-hon

アマゾンで本を買うのに抵抗があって、書店にない本は「e-hon」(全国書店ネットワーク)で買っている。
www.e-hon.ne.jp/

ネットで注文して書店で受け取ると、送料も手数料も掛からない。書店で普通に買うのと同じである。

 P1070606.JPG

ネットと書店の良いところをうまく組み合わせたサービスだと思う。

posted by 松村正直 at 18:37| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

複数の視点

昨日は名古屋で行われた「一般社団法人塔短歌会」の第3回定時社員総会&シンポジウムに参加した。

シンポジウムは、永田淳さんの講演「一連で読むか、一首で読むか」と、なみの亜子・西之原一貴・吉田淳美さんの鼎談「2019年の歌集を読む」の二本立て。どちらも興味ある論点が出されて面白かった。(講演の概要は「塔」6月号に掲載の予定)

最後の挨拶で吉川宏志さんが、短歌を詠む際には複数の視点を持つことが大事だと言っていて、なるほどと思った。

「一首で読む⇔一連で読む」「テキストとして読む⇔作者を踏まえて読む」など、つい二項対立的に考えてしまいがちだが、視点を一つに固定することなく両方を行き来しながら読むことで、鑑賞は深まり評価も定まっていくものなのだろう。

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2020年01月10日

今後の予定

2月7日(金)「パンの耳」第2号批評会(西宮)
4月5日(日) 広島歌人協会短歌大会 講演「歌の読みをめぐって」
5月17日(日) 第71回春の短歌祭(京都)講演
        「なぜ啄木の小説は失敗し短歌は成功したのか」
5月21日(木) JEUGIAカルチャー「中之島バラ園」吟行
6月1日(月) NHK学園「伊香保短歌大会」対談

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2020年01月08日

山梨滞在中

今日から1泊2日で、山梨の母の家にいます。

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2020年01月01日

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
このブログも書き始めて10年目になります。

今年の目標は・・・

・「啄木ごっこ」の連載をひたすら続ける
・ 朝日新聞の「短歌時評」の連載を続ける
・「塔」編集長の仕事を引き継ぐ
・ 母の家に月に一度くらいは行く
・「パンの耳」第3号を出す

といったところでしょうか。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。

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2019年12月31日

2019年の活動記録

作品
 ・二人五十首(中川佐和子さんと)(「現代短歌」2月号)
 ・「ふるさとへの旅」30首(「短歌研究」2月号)
 ・「生しらす丼」15首(「うた新聞」2月号)
 ・「平成じぶん歌(三十一首目)」1首(「短歌研究」4月号)
 ・「地図アプリ」7首(「短歌研究」6月号)
 ・「さくらと玄室」15首(「パンの耳」第2号)

連載
 ・啄木ごっこ(第3回)生誕地、常光寺(「角川短歌」1月号)
 ・啄木ごっこ(第4回)一禎と旧派和歌(「角川短歌」2月号)
 ・啄木ごっこ(第5回)ふるさと渋民村(「角川短歌」3月号)
 ・啄木ごっこ(第6回)岩手山と北上川(「角川短歌」4月号)
 ・啄木ごっこ(第7回)城下町盛岡(「角川短歌」5月号)
 ・啄木ごっこ(第8回)盛岡中学校と雑誌「明星」
                   (「角川短歌」6月号)
 ・啄木ごっこ(第9回)カンニング、退学、夭折
                   (「角川短歌」7月号)
 ・啄木ごっこ(第10回)一回目の上京(「角川短歌」8月号)
 ・啄木ごっこ(第11回)新詩社、与謝野鉄幹・晶子
                   (「角川短歌」9月号)
 ・啄木ごっこ(第12回)『みだれ髪』の模倣、浪漫主義
                   (「角川短歌」10月号)
 ・啄木ごっこ(第13回)詩人「啄木」(「角川短歌」11月号)
 ・啄木ごっこ(第14回)詩の新しいリズム
                   (「角川短歌」12月号)

評論
 ・現代に生きる歌枕(「短歌往来」9月号)

時評
 ・万葉集と「令和」(「朝日新聞」4月21日朝刊)
 ・母の死と向き合う(「朝日新聞」5月19日朝刊)
 ・ベトナムの今と昔(「朝日新聞」6月23日朝刊)
 ・沖縄から見えること(「朝日新聞」7月21日朝刊)
 ・継続する意志(「朝日新聞」8月18日朝刊)
 ・生活と人生(「朝日新聞」9月22日朝刊)
 ・「歌は人」でいいのか(「朝日新聞」10月20日朝刊)
 ・鑑賞が導く歌人論(「朝日新聞」11月17日朝刊)
 ・詠嘆の先に(「朝日新聞」12月22日朝刊)

書評
 ・吉村睦人歌集『蠟梅の花』評(「現代短歌新聞」2月号)
 ・及川隆彦著『編集者の短歌史』評(「歌壇」3月号)
 ・『内藤明歌集』『続内藤明歌集』評(「現代短歌新聞」3月号)
 ・島田達巳歌集『立山連峰』評(「現代短歌新聞」4月号)
 ・馬場昭徳歌集『夏の水脈』評(「現代短歌新聞」6月号)
 ・門脇篤史歌集『微風域』評(現代短歌新聞」11月号)
 ・近藤かすみ歌集『花折断層』評(「現代短歌新聞」12月号)

その他
 ・大森静佳一首鑑賞(「Sister On a Water」第2号)
 ・「多士済々、一騎当千、短歌人」(「短歌人」4月号)
 ・平成の歌集(「現代短歌」6月号)
 ・小見山輝一首評(「龍」小見山輝追悼号)
 ・森ひなこ歌集『夏歌ふ者』栞(7月)
 ・近藤寿美子歌集『桜蘂』栞(7月)
 ・文明か佐太郎か(「現代短歌」9月号)
 ・倉成悦子歌集 『ターコイズブルー』栞(10月)
 ・二月の歌(「六花」vol.4)
 ・認識を更新する定型の力(「角川短歌年鑑」令和2年版)

出演
 ・第22回「あなたを想う恋の歌」審査員
 ・第7回現代短歌社賞選考委員
 ・Twitter企画「令和36歌仙」選者
 ・鼎談「2018年の歌集を読む」(1月13日)
 ・NHK全国短歌大会ジュニアの部選者(1月19日)
 ・講演「高安国世と万葉集」(9月7日)
 ・講座「石川啄木―詩、小説、そして短歌へ」(9月25日)
 ・講演「竹山広の時間表現」(11月10日)

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2019年12月23日

編集長という役職

私が「塔」の編集長になったのは2005年。
今年で丸15年、編集長を務めたことになる。

初めて担当したのは「塔」2005年2月号(通巻601号)。まだ144ページという分量であった。各地歌会案内を見ると、当時の歌会の数は全国で20か所。現在は40か所なのでちょうど2倍になったわけだ。ページ数の方も約1.5倍になっている。

この間、塔短歌会賞・塔新人賞の創設(2011年)、事務所の開設(2011年)、一般社団法人化(2017年)といった大きな出来事があった。また、会計業務をティグレ(のちに岡田税理士事務所)に、全国大会の業務を東武トップツアーズに委託するようになった。いずれも、結社を安定的に長く運営できるようにとの考えで決めたことである。

先月の編集会議で、編集長を2020年いっぱいで退任することが決まった。私のやっている仕事は複数の人に分担してもらい、編集長という役職は廃止になる。若干の寂しさはあるけれど、残り1年間がんばっていきたい。

posted by 松村正直 at 18:16| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

『紫のひと』の書評

『紫のひと』の書評が短歌雑誌に載り始めています。

・大辻隆弘「違う自分の造形」(「現代短歌新聞」2019年11月号)
・高島裕「独自の象徴性」(「短歌往来」2020年1月号)
・大松達知 (「コスモス」2020年1月号)
・山下翔「むしろ〈地のうた〉」(「短歌研究」2020年1月号)
・染野太朗 (「角川短歌」2020年1月号)

ありがとうございます。
(なぜか男性ばかり)

posted by 松村正直 at 23:05| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月18日

懲役6年

息子を殺害した元農水事務次官に懲役6年の実刑判決が下された。
この事件については、いろいろと思うことが多い。

報道によれば、亡くなった息子は私と同じ中学・高校出身とのこと。私より五歳年下であるが、中高一貫校なので、私が高校3年生だった時に中学1年生で同じ学校にいたということだ。

中学でのいじめが原因で家庭内で暴力を振るうようになったと報じられている。何とも胸が痛い。

posted by 松村正直 at 20:27| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月17日

『紫のひと』、「パンの耳」第2号

第5歌集『紫のひと』と同人誌「パンの耳」第2号、発売中です。

・『紫のひと』(短歌研究社)2500円

   *413首を収めた第5歌集。送料無料でお送りします。

・「パンの耳」第2号 300円

   *松村の「さくらと玄室」15首が載っています。

ご注文は
masanao-m☆m7.dion.ne.jp (☆を@に変えて下さい)
までご連絡ください。よろしくお願いします。

posted by 松村正直 at 21:57| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月12日

料理名の翻訳

昨日の「朝日新聞」と「読売新聞」の夕刊に、ノーベル賞受賞者が出席する晩餐会のメニューが写真入りで載っていた。

内容は同じなのだが、翻訳が違う。「主菜」を比べてみよう。

「カモのクロラッパタケとレモンタイム詰め、こがしニンニクとジャガイモ、ゴールデンビーツのピクルス、ローストしたカモのソース。サボイキャベツとスモークしたシイタケ、焼きタマネギ、トウヒのオイルを添えて」(朝日新聞)
「黒ラッパ茸(たけ)とレモンタイムを詰めた鴨のロースト、焦がしにんにく風味のジャガイモとハーブでアクセントをつけた黄ビーツ、鴨の焼き汁で作った軽いソース。燻製シイタケとエピセアの香味油でグリルした玉ねぎ入りのちりめんキャベツを別添えで」(読売新聞)

読売新聞の方が同じ料理なのに美味しそうだ。
漢字・カタカナ・ひらがなの使い分けやバランスが良いからだろう。

一方の朝日新聞は、残念ながら図鑑の説明みたい。

posted by 松村正直 at 19:11| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月08日

「朝日新聞」10月20日の短歌時評をめぐって

「朝日新聞」10月20日の短歌時評「「歌は人」でいいのか」について、下記の文章の中で言及していただいた。

・永田和宏「流行を追わず」(「角川短歌年鑑」令和2年版)
・恒成美代子「短歌における人間」(「うた新聞」12月号)

時評は分量が短く問題提起だけしかできなかったので、私の考えを少し書いておきたい。

「作品は作品として自立しているのであって、作者の人生とは関係ない」という考えと「作品と作者は不即不離の関係にある」という考えに分けた場合、私自身は後者に近い立場にいる。それは、これまでの作品を見てもらえればわかる通りだ。

けれども、だからと言って「歌は人」と結論付けてしまうことには抵抗があるし、そういう「開き直り」は短歌をつまらなくしてしまうと思う。二つの考えの間の緊張感があってこそ、短歌は豊かになるのではないだろうか。



posted by 松村正直 at 19:56| Comment(3) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月27日

授賞式

昨日は18:00から「リュド・ヴィンテージ目白」にて、第6回佐藤佐太郎短歌賞・第7回現代短歌社賞の授賞式と祝賀会。

三枝浩樹さん、田中拓也さん、木ノ下葉子さんなど、初対面の方々とも話ができて楽しい会だった。

 森田あや子「かたへら」
伸び出でしばかりの太き早蕨を山よりもらふ蒔かずにもらふ
じやがいもの花が咲きたり便りせぬ子よ奨学金は返してゐるか
かたへらと父言ひ母はひとかたと言ひて捜せり下駄のかたへら
 北山あさひ「崖にて」
臨月のともだちへ手を振っているこのようにたまに灯台になります
鎌倉のだいぶつさまの背(せな)にある窓ひらきたし頬杖つきたし
頭(ず)の上に神社がのっているような真昼を溶けてゆくロキソニン

ご受賞おめでとうございます。

posted by 松村正直 at 22:19| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月25日

『ルイズ―父に貰いし名は』より

松下竜一著『ルイズ―父に貰いし名は』から、戦争に関する話をいくつか引く。

一方が護国の鑑と賞揚されている、天皇陛下の最も忠節なる兵士爆弾三勇士であるのなら、そのもう一方の極に対置され嗤われているのが、無政府主義者大杉栄・伊藤野枝であることは、名指しされなくても察しがつく。

1936年、留意子の在籍する糸島高等女学校に爆弾三勇士の一人江下武次の妹が入学した時のエピソード。「とびきりの名誉」と「とびきりの不名誉」が揃ったとの噂が立ったのであった。

この結婚は傷痍軍人との婚姻奨励、早婚の奨励という国策に、期せずして合致している。戦傷者の増えるに従って、傷痍軍人の婚姻と就職は社会問題になってきていたし、一方で女子の早婚も政府によって呼びかけられていた。

1939年、留意子は17歳で元軍人の王丸和吉と結婚している。

あとでわかったが、それは錫箔が落とされた音だった。地上からのレーダーを撹乱するためにB29が落とした錫箔が、寮の庭の楠の木のあちこちにひっかかり、炎の明かりにキラキラと映えるのを、留意子は美しいものを見るように仰いだ。

1945年の空襲の一場面。初めて知ったのだが、これはチャフ(電波欺瞞紙)と呼ばれるもので、第二次世界大戦中に日本軍も使用していたらしい。

posted by 松村正直 at 19:06| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月21日

松下竜一と短歌

松下竜一の文学的な出発点は短歌であった。松下の短歌は「朝日歌壇」に200首以上が入選し、デビュー作『豆腐屋の四季』は短歌と文章で綴った青春の記録である。

ふと一冊の本を想った。最初に題名が浮かんだ。「豆腐屋の四季」。小さな平凡な豆腐屋の、過ぎゆく一年の日々を文と歌で綴ってみようというのだ。過去の思い出も過去の歌もちりばめて入れよう。それは、ひっそりした退屈で平凡な本にしかならぬだろう。登場者は、私と妻と老父と、姉や弟たちだけだろう。みな、平凡な市民に過ぎない。繰り返される日々も、華やぎに遠く、ただ黙々と続く労働のみだ。

このようにして書き出された文章は、やがて自費出版の本になり(1968年)、翌年には講談社から刊行されてベストセラーになり、緒形拳主演でテレビドラマ化された。

泥のごとできそこないし豆腐投げ怒れる夜のまだ明けざらん
睫毛(まつげ)まで今朝は濡れつつ豆腐売るつつじ咲く頃霧多き街
土間隅にひそむ沢蟹泡抱きて夜業の火色(ほいろ)に薄く染まりぬ
みごもりて平和の願い云いそめし妻はじめての投票を待つ
山国川かくも青きに遊びいて白鷺けさは十二羽か見ゆ

豆腐屋の日常を詠んだ歌の中に、4首目のような社会的関心を窺がわせる歌が時おりまじる。ベトナム戦争や安保闘争など、時代は政治の季節を迎えていた。

やがて松下は市民運動に参加するようになり、短歌ではなくノンフィクションを表現手段にしていく。それは、なぜだったのか。

『苦海浄土』を書いた石牟礼道子もまた、文学的出発点は短歌であった。松下や石牟礼の例は、短歌に対する一つの大きな問い掛けのような気がしてならない。

posted by 松村正直 at 23:00| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月20日

松下竜一と九州

松下竜一は大分県中津市に生まれ、死ぬまでそこに住んだ人である。社会派ノンフィクションの書き手として知られる松下だが、その出発は地元の九州に関することからであった。

初期作品を見ると『風成の女たち』(1972年)は大分県臼杵市のセメント工場誘致反対運動を、『檜の山のうたびと』(1974年)は熊本の菊地恵桐園で生涯を送ったハンセン病の歌人伊藤保を、『砦に拠る』(1977年)は大分・熊本県境の下筌ダムの建設反対運動を取り上げている。

いずれも九州に関するものであることがわかるだろう。

『ルイズ―父に貰いし名は』も、著名な「大杉栄」や「伊藤野枝」、あるいは「アナーキズム」といった視点から描かれているのではない。出発点はやはり九州である。伊藤家が福岡県の今宿にあり、大杉・伊藤の遺児たちはそこで育てられた。作品の舞台は戦後も一貫して福岡周辺である。そうした地域的なつながりから、この作品は生まれている。

発足間もない「平民新聞」の部数を飛躍的に伸ばしていったのは、副島辰巳を中心に始まった福岡・佐賀での街頭販売であった。
レッドパージに対して公然とスト指令を発したのは、電産でも九州だけであった。

松下は「社会派」と呼ばれることが多いが、その視点は常に生活者の暮らしや地域とともにあった。そこが、主義・主張を前面に押し出す書き手との大きな違いだろう。

posted by 松村正直 at 19:21| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月15日

現代歌人集会秋季大会のお知らせ

12月1日(日)に現代歌人集会秋季大会が京都で行われます。

第45回現代歌人集会賞授与式(藪内亮輔歌集『海蛇と珊瑚』)や斉藤斎藤氏の講演「〈私〉のつくられ方〜近代の短歌の文法と自我〜」などがあります。

参加費は1500円(当日支払い)。
どなたでも参加できますので、ぜひお越し下さい!


 kajin-shukai-autumn2019.png

 (クリックすると大きくなります)

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2019年11月03日

カルチャーセンター

大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。
まったく初めての方も大歓迎です。

◎毎日文化センター梅田教室 06‐6346‐8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日*奇数月を松村が担当しています。
   A組 10:30〜12:30
   B組 13:00〜15:00

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797‐38‐2666
 「はじめてよむ短歌」 毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797‐38‐2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30

◎JEUGIAカルチャーイオンタウン豊中緑丘 06‐4865‐3530
 「はじめての短歌」 毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075‐254‐2835
 「はじめての短歌」 毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075‐623‐5371
 「はじめての短歌」 毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075‐573‐5911
 「短歌教室」 毎月第2月曜日 13:00〜15:00


posted by 松村正直 at 22:45| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月31日

『紫のひと』、「パンの耳」第2号

第5歌集『紫のひと』と同人誌「パンの耳」第2号、発売中です。

・『紫のひと』(短歌研究社)2500円

   *413首を収めた第5歌集。送料無料でお送りします。

・「パンの耳」第2号 300円

   *松村の「さくらと玄室」15首が載っています。

ご注文は
masanao-m☆m7.dion.ne.jp (☆を@に変えて下さい)
までご連絡ください。よろしくお願いします。

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2019年10月25日

現代歌人集会秋季大会

12月1日(日)に現代歌人集会秋季大会が京都で行われます。第45回現代歌人集会賞授与式(藪内亮輔歌集『海蛇と珊瑚』)や斉藤斎藤氏の講演「〈私〉のつくられ方〜近代の短歌の文法と自我〜」など。参加費は1500円(当日支払い)で、どなたでも参加できます。


 kajin-shukai-autumn2019.png

 (クリックすると大きくなります)

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2019年10月18日

小高賢さん

汚れゐるわれの眼鏡を取り上げて拭ひてくれしことおもひ出づ
             小池光『梨の花』

亡くなった小高賢さんを詠んだ一連のなかの歌。

人が掛けている眼鏡を取り上げるって、なかなかできないし、普通はしないことだと思う。でも、そこに小高さんの性格や人柄がよく表れていて胸を打たれた。おせっかいなくらいに気遣いの人だったのだ。ご自身も眼鏡をしていたので、眼鏡の扱いにも慣れていたのだろう。

posted by 松村正直 at 23:05| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

鳥毛立女屏風

正倉院の「鳥毛立女屏風」には、近年「とりげりつじょのびょうぶ」「とりげりゅうじょのびょうぶ」というルビが付いていることが多い。私が中学生の頃に習った時は「とりげだちおんなびょうぶ」だった。

これは、単なる読み方の違いではないのだろう。言葉の区切り方が変ったのである。かつては「鳥毛立/女」と区切っていたのが「鳥毛/立女」と区切られるように変化したということだ。

「鳥毛」は女性の衣などにヤマドリの羽毛が貼られていたことに由来する名前だが、「とりげだち」という読みは「毛羽立つ」という言葉のように、その鳥毛が立っているイメージだったのだと思う。それに対して現在の「りつじょ・りゅうじょ」という読みは、女の人が立っているという意味になる。

おそらく様々な研究成果が反映されて「りつじょ・りゅうじょ」が正しいとなったのだろう。でも、「とりげだちおんな」という読み方に対する個人的な愛着は消えそうにない。


posted by 松村正直 at 21:13| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月14日

あかね書房

昨夜、眠る前に不意に『あかつきの怪人』という本のタイトルを思い出した。小学生の頃に図書室で借りて読んだ本である。『不死販売株式会社』というのもあって、大好きだったなあと約40年前の記憶が甦ってきた。

気になって調べてみると、どちらも「あかね書房」という出版社の本で、前者は「少年少女世界推理文学全集」に、後者は「少年少女世界SF文学全集」に入っている。各20冊の表紙を見ると、どれも記憶にあるものばかり。ハラハラしながら、ちょっと恐い思いもしながら読んだシリーズであった。

・・・懐かしい。古本で買ってもう一度読んでみようかな。

posted by 松村正直 at 00:50| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月12日

カルチャーセンター

大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。
まったく初めての方も大歓迎です。

◎毎日文化センター梅田教室 06‐6346‐8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日*奇数月を松村が担当しています。
   A組 10:30〜12:30
   B組 13:00〜15:00

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797‐38‐2666
 「はじめてよむ短歌」 毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797‐38‐2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30

◎JEUGIAカルチャーイオンタウン豊中緑丘 06‐4865‐3530
 「はじめての短歌」 毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075‐254‐2835
 「はじめての短歌」 毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075‐623‐5371
 「はじめての短歌」 毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075‐573‐5911
 「短歌教室」 毎月第2月曜日 13:00〜15:00

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2019年10月08日

第22回「あなたを想う恋のうた」作品募集中!

今年も「あなたを想う恋のうた」(越前市)の審査員を務めます。
応募は無料で、最優秀賞は何と賞金10万円!
お一人で何首でも応募できます。

https://www.manyounosato.com/

締切は10月31日。
たくさんのご応募お待ちしております!

posted by 松村正直 at 23:55| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする