2018年12月31日

2018年の活動記録

*この記事は常に一番上に表示されています。
 最新の記事は一つ下を見て下さい。

作品
 ・「チンアナゴ」12首(「短歌往来」2月号)
書評
 ・さいとうなおこ著『子規はずっとここにいる』評(「角川短歌」1月号)
 ・佐藤モニカ歌集『夏の領域』評(「短歌往来」2月号)


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2018年01月17日

出頭寛一さん


出頭寛一さんが1月12日に亡くなった。
74歳。

 短歌って思っていたより退屈な夢だった おおい、眠っていいか
 眠ろうとすればますます痛む胸 そうか、肺だってきっと寂しい
 五十キロに落ちてしまいし体重のどこまでが骨量、どこから愛惜
                     「塔」2017年11月号

出頭さんの思い出はいくつかあるのだが、一番よく覚えているのは茨城県の高萩で行われた歌会で初めてお会いした時のこと。最初は何だか怖そうな人だなあと思った。顔も声もいかつい感じで、近寄りがたい雰囲気があった。

でも、実は気さくでシャイな一面も持った方で、親子ほど歳の離れている僕に短歌のことをいろいろと教えて下さった。

古い歌会記を調べてみると、それは1999年5月16日のことである。高萩ビーチホテルで開催された歌会には「山岸、花山、小林、佐藤、進藤、小石、高安、辻井、原、渡辺、大塚、青木、出頭、岡、松村、尾崎、中村光子、出奈津子、加藤希央」の19名が参加したと記されている。当時、僕は福島に住んでいた。

歌会記が載っている「塔」1999年7月号を見ると、当時、出頭さんがいかに活躍されていたかがよくわかる。評論「歌壇の明日、歌人たちの明日」を書き、誌面時評を書き、さらに出頭さんの歌集『寂しい鷗』の書評も掲載されている。

ご冥福をお祈りします。

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2018年01月13日

ニフレル吟行


5月9日(水)に JEUGIA カルチャーセンターイオンタウン豊中緑丘主催で、〈「生きているミュージアム」ニフレルで短歌を詠む〉という吟行を開催します。

万博公園 EXPOCITY 内にある新しいタイプの水族館・動物園「ニフレル」を見学して短歌を詠み、その後に昼食を食べてから歌の批評を行うという内容です。

ご興味のある方は、下記のページをご覧ください。
ご参加お待ちしております。
http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_17-15703.html

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2018年01月12日

労働

 労働は、寒い。 つかのま有線の安室をなぞるくちびるを見た
                 高島裕『旧制度』
 労働は石のごとくに冷たかりいきなり風邪をひくこともある
                 宇田川寛之『そらみみ』

宇田川さんの歌を読んで思い出したのが高島さんの歌。

労働が「つらい」だったら普通だが、それぞれ「寒い」「冷たかり」と言っているところが印象的だ。安室奈美恵も引退してしまったが。


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2018年01月07日

カルチャーセンター


大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日
  A組 10:30〜12:30
  B組 13:00〜15:00
   *奇数月を松村が担当しています。

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」
  毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30
   *偶数月を松村が担当しています。

◎JEUGIAカルチャーセンターイオンタウン豊中緑丘 06−4865−3530
 「はじめての短歌」
  毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075−254−2835
 「はじめての短歌」
  毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」
  毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」
  毎月第2月曜日 13:00〜15:00

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2018年01月05日

松村正直歌集『風のおとうと』を読む会


現在、21名(レポーター3名)の方からお申し込みをいただいております。
まだ席がございますので、どうぞご参加下さい。

===============================

松村正直の第4歌集『風のおとうと』(六花書林)を読む会を、来年2月3日(土)に東京で行います。

15年前に第1歌集『駅へ』の批評会を真中朋久さんの『雨裂』と合同で開いて以来、歌集の批評会などは行ってきませんでしたが、今回思うところあって自分で開催することにしました。『風のおとうと』について話したい、聴きたい、語り合いたいという方は、ぜひご参加下さい。

パネラーは立てず、数名の方に15分程度のレポートを行っていただき、その後は全員で自由にディスカッションという流れを予定しています。会場の玉川学園は私が20歳まで暮らした故郷の町です。どなたでもお気軽にお越し下さい。

日時 2018年2月3日(土)13:30〜17:00(13時開場)
場所 玉川学園コミュニティセンター 第2・第3会議室
    *小田急線「玉川学園前」駅から徒歩2分
会費 500円(レポーターを担当して下さる方は無料)
申込み 松村正直まで メール masanao-m@m7.dion.ne.jp

定員(約30名)に達しましたら、申込みを締め切らせていただきます。レポーターも募集しておりますので、参加申込みの際にお知らせ下さい。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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2018年01月01日

謹賀新年


新年明けましておめでとうございます。

2010年に始めたこのブログも、今年で9年目になります。
引き続き、よろしくお願いします。


 P1060013.JPG

posted by 松村正直 at 07:19| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

啄木と龍之介


 誰か知らぬまに殺してくれぬであらうか! 寝てる間に!
              石川啄木「明治四十一年日誌」 6月27日

 誰か僕の眠つてゐるうちにそつと絞め殺してくれるものはないか?
                芥川龍之介『歯車』(1927年)

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2017年12月23日

落花生と息子


夕食後に殻付きの落花生を食べていると、横から息子が覗き込んで「一つ、ちょうだい」と言う。殻を割ったのをあげると、パクっと食べて「けっこうウマいな」と言う。


 息子「柿ピーのピーみたいだな」
 私 「ピーナッツのこと?」
 息子「そう、これピーナッツに似てるわ」
 私 「似てるって、落花生だもん。ピーナッツだよ」
 息子「えっ?」
 私 「えっ?」
 息子「落花生ってピーナッツなの?」
 私 「当り前じゃん」
 息子「マジ?」
 私 「マジ」
 息子「落花生ってピーナッツだったの!」
 私 「知らなかったの?」
 息子「うわー、ありえねえー」
 私 「何が?」
 息子「落花生がピーナッツって、猫が犬がみたいなもんじゃん」
 私 「??」
 息子「猫ってのは犬の小さな時期の呼び方だよって言われた気分」


高校1年の息子との会話は、いつもスリリングだ。

posted by 松村正直 at 19:24| Comment(4) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プレ大掃除


週末を利用したプレ大掃除として、本の部屋の短歌雑誌を整理する。総合誌を5誌(角川短歌、短歌研究、歌壇、短歌往来、現代短歌)定期購読しているので、あっと言う間に本棚から溢れてしまう。

とりあえず、前回整理して以降の9年分、約500冊をダンボール箱に詰めて、妻の実家へ運ぶことにする。箱詰めだけでも大変だが、それを車に載せて、運搬して、車から降ろして二階へ持って上がるという作業になるので、ほぼ一日がかりである。

あわせて、「塔」のダブっている分(夫婦で会員なので)約50冊、お歳暮でもらったビール、借りていたタッパーなども運ぶ。

今日は天気が良くて何より。

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2017年12月21日

歌会行脚


京都の歌会以外に、「塔」のあちこちの歌会に参加することがよくある。
試しに今年4月から来年3月までの一年間を見てみると

 4月 横浜
 5月 北陸(富山)
 6月 北海道
 8月 郡山(全国大会)
 9月 岡山
10月 東海(名古屋)
12月 滋賀
 1月 和歌山
 2月 横浜
 3月 宮崎、鹿児島

となっていて、北海道から九州まで、全国各地の歌会に参加している。

普段参加している歌会も楽しいが、初めて参加する歌会や久しぶりに参加する歌会も、緊張感や刺激があって楽しい。

posted by 松村正直 at 21:01| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

カルチャーセンター


大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日
  A組 10:30〜12:30
  B組 13:00〜15:00
   *奇数月を松村が担当しています。

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」
  毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30
   *偶数月を松村が担当しています。

◎JEUGIAカルチャーセンターイオンタウン豊中緑丘 06−4865−3530
 「はじめての短歌」
  毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075−254−2835
 「はじめての短歌」
  毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」
  毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」
  毎月第2月曜日 13:00〜15:00

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2017年12月13日

松村正直歌集『風のおとうと』を読む会


(前回のご案内の際に申込先のメールアドレスに不備があり、送信エラーになるとのご指摘をいただきました。すみません。修正しました。)

==============================

松村正直の第4歌集『風のおとうと』(六花書林)を読む会を、来年2月3日(土)に東京で行います。

15年前に第1歌集『駅へ』の批評会を真中朋久さんの『雨裂』と合同で開いて以来、歌集の批評会などは行ってきませんでしたが、今回思うところあって自分で開催することにしました。『風のおとうと』について話したい、聴きたい、語り合いたいという方は、ぜひご参加下さい。

パネラーは立てず、数名の方に15分程度のレポートを行っていただき、その後は全員で自由にディスカッションという流れを予定しています。会場の玉川学園は私が20歳まで暮らした故郷の町です。どなたでもお気軽にお越し下さい。

日時 2018年2月3日(土)13:30〜17:00(13時開場)
場所 玉川学園コミュニティセンター 第2・第3会議室
    *小田急線「玉川学園前」駅から徒歩2分
会費 500円(レポーターを担当して下さる方は無料)
申込み 松村正直まで メール masanao-m@m7.dion.ne.jp

定員(約30名)に達しましたら、申込みを締め切らせていただきます。レポーターも募集しておりますので、参加申込みの際にお知らせ下さい。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

posted by 松村正直 at 19:20| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

作品発表の数


今年は短歌総合誌からの原稿依頼が多く、作品257首、時評19本、書評9本、評論3篇などを発表した。他にも「塔」や歌会に出した歌もあるので、1年で360首くらい発表したことになる。

これまでの作品発表の数(総合誌等からの依頼分)を見てみると

 2009年  19首
 2010年  67首
 2011年  25首
 2012年  10首
 2013年  30首
 2014年  55首
 2015年 135首
 2016年 127首
 2017年 257首

となっている。文章の依頼ばかりで作品の依頼がほとんど来なかった時期が長く、2012年などわずかに連作一つを発表しただけである。その頃に詠んでいた歌は『風のおとうと』に入っているが、特にレベルが低かったわけではないと思う。たまたま(?)原稿依頼が来なかっただけのことだ。

だから、他人から認められようが認められまいが、諦めず、腐らず、こつこつと詠み続けていくしかない。短歌を始めて20年になるが、そのことを一番強く感じている。

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2017年12月09日

松村正直歌集 『風のおとうと』 を読む会


松村正直の第4歌集『風のおとうと』(六花書林)を読む会を、来年2月3日(土)に東京で行います。

15年前に第1歌集『駅へ』の批評会を真中朋久さんの『雨裂』と合同で開いて以来、歌集の批評会などは行ってきませんでしたが、今回思うところあって自分で開催することにしました。『風のおとうと』について話したい、聴きたい、語り合いたいという方は、ぜひご参加下さい。

パネラーは立てず、数名の方に15分程度のレポートを行っていただき、その後は全員で自由にディスカッションという流れを予定しています。会場の玉川学園は私が20歳まで暮らした故郷の町です。どなたでもお気軽にお越し下さい。

日時 2018年2月3日(土)13:30〜17:00(13時開場)
場所 玉川学園コミュニティセンター 第2・第3会議室
    *小田急線「玉川学園前」駅から徒歩2分
会費 500円(レポーターを担当して下さる方は無料)
申込み 松村正直まで メール masanao-m@m7.dion.ne.jp

定員(約30名)に達しましたら、申込みを締め切らせていただきます。レポーターも募集しておりますので、参加申込みの際にお知らせ下さい。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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2017年12月04日

補足情報


一昨日のクロストーク「絵画と短歌」では絵画を詠んだ自作の歌についても話をしたのだが、僕が絵を詠んだ歌が他にもあるのを参加者の方が見つけて下さった。

 手の指にも足の指にも表情があること、しろく横たわる裸婦
 その画家のそばにはいつも猫がいて気が向けば入る絵の中にまで
                 「塔」2016年11月号

兵庫県立美術館で「藤田嗣治展 東と西を結ぶ絵画」を見に行った時の歌である。
http://matsutanka.seesaa.net/article/440777913.html

また、昨日の鼎談「佐藤佐太郎の歌の魅力」の中で、尾崎左永子さんが

 箱根なる強羅公園にみとめたる菊科の花いはば無害先端技術(昭60)
                    佐藤佐太郎『黄月』

を引いて「茂吉の歌を踏まえている」とおっしゃっていたのだが、今日それを見つけた。

 大石のうへに草生ふるころとなり菊科の花が一つにほへる
                    斎藤茂吉『つきかげ』

昭和24年、茂吉67歳の歌である。
この歌は佐太郎の『茂吉秀歌 下巻』にも取り上げられている。

これも箱根の作。強羅公園などで大きな石を見ているのだろう。石のひだのようなところに土がたまり、そこに草が生え、夏も末になって花が咲きはじめたところである。状景が簡素であり、歌も簡素である。花は野菊などだろうと思うが、それを「菊科の花が一つにほへる」といったのがいい。(以下略)

なるほど、「菊科の花」という言い方はここから取られているのだ。
佐太郎の歌は昭和60年、75歳の時のもの。

茂吉は死の4年前、佐太郎は死の2年前。
いずれも最晩年の作である。

posted by 松村正直 at 20:50| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

御礼


昨日は大阪で吉川宏志さんとクロストーク「絵画と短歌」、今日は京都で尾崎左永子さんを招いて現代歌人集会秋季大会でした。

ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
多くの方とお話しできて楽しい二日間でした。

posted by 松村正直 at 23:23| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

現代歌人集会秋季大会


12月3日(日)に京都で現代歌人集会秋季大会を開催します。

尾崎左永子さんを招いて佐藤佐太郎についてのお話を伺うほか、大辻隆弘理事長の基調講演、現代歌人集会賞の授与式(大室ゆらぎ歌集『夏野』)などがあります。

参加費は1500円(当日払い)。
どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。

   (↓クリックすると大きくなります)
  kajin-shukai-autumn1 2017.png

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2017年11月30日

原稿の分量


結社誌の編集長をしているので、毎月約40篇の原稿が手元に届く。
内容は別にして、外形的な面で問題のない原稿というのはその半分くらいで、残りの半分には何らかの問題がある。

一番多いのが分量のミスだ。
「本文A字×B行」という指定に合っていない原稿が非常に多い。

理由は「ワードのページ設定がうまく行ってない」「フォント10.5で設定しているのにフォント12で書いている」「ルビの分で行数が増えている」など、いろいろある。ワードが使いにくいのも確かだろう。

でも、分量を間違えない一番確実な方法は「指で数える」ことである。
最初の行の字数と、全体の行数を、指で一つ一つ数える。実に簡単なことだ。
それだけで、たいていの分量の間違いはなくなる。
反対に言えば、それさえしていない原稿がいかに多いかということである。

私は原稿を受け取ると、最初に字数と行数を数えることにしている。
その段階で不備があれば、すぐに連絡して書き直してもらう。
思えばこの13年間、その繰り返しだったような気もする。

posted by 松村正直 at 14:09| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

現代短歌社賞


このたび、新たに「現代短歌社賞」の選考委員を務めることになりました。
http://gendaitanka.jp/award/

「個人で歌集を出していない方」が対象の賞で、募集は「300首」、受賞者には「賞状及び副賞として応募作品を歌集にして500部」が贈呈されます。選考委員は、阿木津英、黒瀬珂瀾、瀬戸夏子、松村正直の4名です。

皆さん、どしどしご応募ください!
お待ちしております。

posted by 松村正直 at 23:42| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

紅葉の見頃


P1050979.JPG


京都の紅葉も見頃を迎えて、どこも大勢の人で賑わっている。
とてもきれいだけど、歌に詠もうとすると難しい。

posted by 松村正直 at 14:35| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

現代歌人集会秋季大会


12月3日(日)に京都で現代歌人集会秋季大会を開催します。尾崎左永子さんを招いてお話を聞くほか、大辻隆弘理事長の基調講演、現代歌人集会賞の授与式(大室ゆらぎ歌集『夏野』)などを行います。

参加費は1500円(当日払い)。どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。懇親会もあります。

   (↓クリックすると大きくなります)
  kajin-shukai-autumn1 2017.png

  kajin-shukai-autumn2 2017.png

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2017年11月11日

『風のおとうと』 の批評会


来年の2月に東京で 『風のおとうと』 の批評会を行います。
詳細が決まり次第、またお知らせします。

posted by 松村正直 at 22:03| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

クリスマスの飾り付け


  P1050950.JPG

先日、同志社大学の今出川キャンパスを歩いていたところ、クリスマスツリーの飾り付けをしている場面に遭遇した。木は広場の中央に立つヒマラヤスギで、高さは23メートルあるらしい。高所作業車を使っての大掛かりな作業で5〜6名の方が働いていた。


  P1050949.JPG

こちらは重要文化財のクラーク記念館。
キャンパスには他にもレンガ造りの美しい建物がたくさん立ち並んでいる。

posted by 松村正直 at 00:05| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

第10回クロストーク短歌「絵画と短歌」


12月2日(土)に難波で行われるクロストーク短歌に出演します。
吉川宏志さんがゲストと対談するシリーズの10回目で、今回は「絵画と短歌」というテーマです。

http://blog.goo.ne.jp/aosemi

みなさん、ぜひお越しください。

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2017年11月03日

ヘリオトロープふたたび


以前、伊藤一彦の歌に出てくる「ヘリオトロープ」についてブログに書いたことがある。
http://matsutanka.seesaa.net/article/403990871.html

ヘリオトロープは別名「香水草」とも呼ばれ、明治期に日本で初めて輸入された香水としても知られている。明治から昭和にかけての文芸作品にもよく登場する。

 小野さんの手巾(ハンケチ)には時々ヘリオトロープの香(におい)が
 する。
                 夏目漱石『虞美人草』

 夕暮はヘリオトロウプ、
 そことなく南かぜふく
 やはらかに髪かきわけてふりそそぐ香料のごと滲(し)みるゆめかも
                  北原白秋『桐の花』

 切れ切れになって飛んでは来るけれど、まるですずらんやヘリオトロ
 ープのいいかおりさえするんだろう、その音がだよ。
                  宮沢賢治「黄いろのトマト」

先日、『平野萬里全歌集』を読んでいたところ、次のような歌があった。

 かしこかとヘリオトロオプの煙立つ三階の窓見上ぐる夕
                  「我妹子」(明41〜43)

ここではヘリオトロープの「煙」が詠まれているのだが、これはどういうことだろう。匂いのことを「煙」と言っているのか。あるいは、当時お香か何かのようにヘリオトロープの良い匂いがする煙でもあったのだろうか。

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2017年11月02日

電子部品大手7社


今朝の新聞に「電子部品大手7社の9月中間連結決算」が載っていた。
電子部品大手7社というのは

京セラ、日本電産、TDK、村田製作所、日東電工、アルプス電気、ローム

のことを指すらしい。

このうち4社は京都の会社である。京都と言うと伝統工芸や伝統文化のイメージが強いが、実はこうした分野でも有名なのであった。


posted by 松村正直 at 23:56| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

カルチャーセンター


大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日
  A組 10:30〜12:30
  B組 13:00〜15:00
   *奇数月を松村が担当しています。

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」
  毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30
   *偶数月を松村が担当しています。

◎JEUGIAカルチャーセンターイオンタウン豊中緑丘 06−4865−3530
 「はじめての短歌」
  毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075−254−2835
 「はじめての短歌」
  毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」
  毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」
  毎月第2月曜日 13:00〜15:00

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2017年10月31日

明日から11月


さよならハロウィン!

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2017年10月26日

ハロウィン


ハロウィンが苦手だ。

10月になると至るところにカボチャとかお化けとかコウモリとか三角帽子が溢れて、気持ちが落ち着かない。「Happy Halloween」とあるのを見ても、何がめでたいのかわからない。

 ハロウィンを流行らさんとする勢力をふかく憎みて釣り銭を受く
                      『風のおとうと』

せめて、家の中だけでもハロウィンと無縁に過ごしたいと思うのだけれど、そうもいかない。パソコンにもテレビにも新聞にもハロウィンが溢れている。

そればかりか、生協の宅配で届いた買物の品にも、ハロウィンは紛れ込んでいるのだ。

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ああおそろしや、おそろしや。
ハロウィンのなかった頃ののんびりとした10月が懐かしい・・・。

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2017年10月25日

変奏曲


水底にさくら花咲くこの暗き地上に人を抱くということ
                   永田和宏『黄金分割』1977年

満開の桜の花が川面などに映っているのだろう。そんな春たけなわの抱擁の場面。われわれが生きるこの地上を「暗き」と捉えたのが印象的だ。初句の「水底」と響き合うし、暗さを出すことで桜や抱擁の持つ生命力がより鮮やかになる。

この一首は、山中智恵子の歌を踏まえているのではないだろうか。

さくらばな陽に泡立つを目守(まも)りゐるこの冥き遊星に人と生れて
                   山中智恵子『みずかありなむ』1968年

「さくら」「さくらばな」、「この暗き」「この冥き」といった言葉の対応、桜と人の取り合わせなど、共通点が多い。そして何より、『みずかありなむ』は永田にとって大切な一冊であったのだ。

先月刊行された永田の『私の前衛短歌』に、「はじめて読んだ歌集―山中智恵子『みずかありなむ』」という文章が載っている。初出は「歌壇」1999年4月号。

永田は大学3回生の冬(1969年〜70年)の大学闘争の頃を振り返って、次のように書く。

 山中智恵子の『みずかありなむ』に出あったのは、そんな時期であっただろうと思う。夜を外で過ごすのは少しきつくなってきた十月も終わりに近い頃だっただろうか。京大短歌会の先輩から借りたものだった。(・・・)
 そんなある朝、借りていた山中智恵子の歌集を写しにかかった。一首一首、丁寧に写していく。

『みずかありなむ』は永田が一首一首全部ノートに書き写した歌集であった。「一首一首撫でるようにゆっくり書き写し、一巻の量を惜しむようにして書き終える」とも記している。

そうしたことを踏まえて読むと、冒頭の永田の一首は山中作品の変奏曲のようにも思われるのである。

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2017年10月24日

第20回「あなたを想う恋の歌」締切迫る!


第20回「あなたを想う恋の歌」の作品募集の締切が近づいてきました。
締切は10月31日(当日消印有効)
http://www.manyounosato.com/

最優秀賞(1首)は10万円、優秀賞(3首)は3万円、秀逸(10首)は1万円。
しかも、投稿料は無料!
ネットからも投稿できます。

皆さん、ぜひご応募ください。

posted by 松村正直 at 21:57| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

講演「啄木の現代的な魅力」


昨日は「平成29年度 堺市民芸術祭 堺短歌大会」で
「啄木の現代的な魅力」と題して講演をした。

「一.啄木は女々しいか」
「二.日常の歌はつまらないか」
「三.啄木の歌は素朴か」

という内容で70分ほど。
会場のの皆さんが熱心に聴いて下さったおかげで、最後まで
のびのびと話をすることができたように思う。

ありがとうございました。

posted by 松村正直 at 08:55| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

雨垂れ


秋の長雨と言うのだろうか。
このところ雨が降り続いている。
週明けには台風もやって来るらしい。

雨垂れはいつまで続くしたひたてん、したしたしたしたしたひた、てん
                    河野裕子『歳月』
した した した。耳に伝うように来るのは、水の垂れる音か。ただ凍りつくような暗闇の中で、おのずと睫(まつげ)と睫とが離れて来る。
                    釈迢空『死者の書』
たんたらたらたんたらたらと
雨滴(あまだれ)が
痛(いた)むあたまにひびくかなしさ
                    石川啄木『一握の砂』

明日は堺短歌大会で「啄木の現代的な魅力」と題して講演をする。
明日も雨かな。

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2017年10月18日

現代歌人集会秋季大会


12月3日(日)に京都で現代歌人集会秋季大会を開催します。尾崎左永子さんを招いてお話を聞くほか、大辻隆弘理事長の基調講演、現代歌人集会賞の授与式(大室ゆらぎ歌集『夏野』)などを行います。

参加費は1500円(当日払い)。どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。懇親会もあります。

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2017年10月16日

今後の予定


下記の歌会やイベントに参加します。
お近くの方は、どうぞお越しください。

・10月21日(土)堺短歌大会 講演「啄木の現代的な魅力」
・12月2日(土) クロストーク「絵画と短歌」(大阪)
・12月3日(日) 現代歌人集会秋季大会(京都)
・12月10日(日)「塔」滋賀歌会
・1月28日(日) 「塔」和歌山歌会
・3月24日(土) 「塔」宮崎歌会

よろしくお願いします。

posted by 松村正直 at 20:32| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

うたの泉


10月7日の河北新報の「うたの泉」で、本田一弘さんに歌を引いていただきました。ありがとうございます。

秋雨の重さは傘ではかるもの 雨の重さを傘はよろこぶ

第3歌集『午前3時を過ぎて』の一首です。

http://www.kahoku.co.jp/special/spe1174/20171007_01.html

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2017年10月08日

週末のこと


10月6日(金)
 京都→朝日カルチャー芦屋教室→フレンテ歌会(西宮)→東京(宿泊)
10月7日(土)
 某短歌大会予選会(中野)→大学時代の友人と20年ぶりに夕食(新宿)→
 父の家(川崎、宿泊)
10月8日(日)
 斉藤マサヨシ写真展「サハリンに残された日本」(名古屋)→「塔」東海歌会、
 夕食会→京都

たくさんの人と会った3日間だった。
 
posted by 松村正直 at 22:58| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

橄欖追放


東郷雄二さんのウェブサイト「橄欖追放」に歌集『風のおとうと』を取り上げていただいた。
http://petalismos.net/tanka/kanran/kanran219.html

一首一首の丁寧な読みに加えて、「日常の中に潜む不穏」「ただごと歌」などの観点や「季節は秋が多く時刻は夕暮れが多い」という指摘などがあり、とても有難い内容であった。

東郷さんにはこれまでも、『駅へ』『短歌は記憶する』『午前3時を過ぎて』について書いてもらったことがあり、歌づくりに悩んだ時などに読み返したりしている。
posted by 松村正直 at 14:20| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月01日

カルチャーセンター


大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日
  A組 10:30〜12:30
  B組 13:00〜15:00
   *奇数月を松村が担当しています。

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」
  毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30
   *偶数月を松村が担当しています。

◎JEUGIAカルチャーセンターイオンタウン豊中緑丘 06−4865−3530
 「はじめての短歌」
  毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075−254−2835
 「はじめての短歌」
  毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」
  毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」
  毎月第2月曜日 13:00〜15:00
posted by 松村正直 at 23:00| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

歌の組み方


短歌雑誌を見ていて気になることがある。

例えば「角川短歌」10月号。
巻頭は春日真木子「夢見る力」31首。

最初のページにタイトル・氏名と2首、次のページは5首、その後は6首が4ページ続く。2+5+6×4=31首というわけだ。

ここで問題なのは、最初の2ページとその後の4ページで、歌の間隔が異なっていること。最初の見開きはゆったり組まれているのに対して、次の見開きでは少し狭くなっている。

測ってみると最初の見開きの歌と歌の間隔は約1.8センチ。それが次の見開きでは約1.4センチになっているのだ。大したことではないかもしれないが、読む時に微妙に速さが変ってしまう。できれば最初から最後まで同じ間隔で統一して欲しい。

この31首というのには何か理由があるのだろうか。短歌が31音だから?
むしろ2+5×5=27首にでもした方が、よほどすっきりすると思うのだが。

posted by 松村正直 at 00:14| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

第20回「あなたを想う恋の歌」作品募集中!


現在、第20回「あなたを想う恋の歌」の作品を募集中です。
締切は10月31日(当日消印有効)
http://www.manyounosato.com/

最優秀賞(1首)は10万円、優秀賞(3首)は3万円、秀逸(10首)は1万円。
しかも、投稿料は無料!
ネットからも投稿できます。

皆さん、ぜひご応募ください。

posted by 松村正直 at 23:45| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

今後の予定


下記の歌会やイベントに参加します。
お近くの方は、どうぞお越しください。

・10月1日(日)  「塔」岡山歌会
・10月8日(日)  「塔」東海歌会(名古屋)
・10月21日(土) 堺短歌大会 講演「啄木の現代的な魅力」
・12月3日(日)  現代歌人集会秋季大会(京都)
・12月10日(日) 「塔」滋賀歌会

よろしくお願いします。
posted by 松村正直 at 08:38| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

日々のクオリア


砂子屋書房のホームページの一首鑑賞「日々のクオリア」で、
『風のおとうと』の歌を引いていただきました。
ありがとうございます。

https://sunagoya.com/tanka/?p=17441

posted by 松村正直 at 17:42| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

「男」と「男性」


今日の朝日新聞(大阪本社版)夕刊に「住宅街で発砲 男性死亡」「殺人容疑 男が逃走」という見出しがあった。記事を読むと

車から降りた男性と男が口論した後、路上で撃たれたとみられるという。現場で目撃した人によると、男性が「撃ってみんかい」と言い、男が発砲して逃げたという。

亡くなった被害者も逃走した容疑者も、まだ氏名はわからない。そのため「男性」「男」という表記になるのだが、そこに規則性があることに気が付いた。

被害者は「男性」で、容疑者は「男」。どちらも意味は一緒だが、「男性」の方が丁寧な印象を与えるので、こういう使い分けがされているのだろう。


posted by 松村正直 at 23:32| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

堺短歌大会


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10月21日(土)の堺短歌大会で講演をします。
題は「啄木短歌の現代的な魅力」。

どなたでも参加できますので、皆さんどうぞお越しください。
posted by 松村正直 at 09:47| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

カルチャーセンター


大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日
  A組 10:30〜12:30
  B組 13:00〜15:00
   *奇数月を松村が担当しています。

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」
  毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30
   *偶数月を松村が担当しています。

◎JEUGIAカルチャーセンターイオンタウン豊中緑丘 06−4865−3530
 「はじめての短歌」
  毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075−254−2835
 「はじめての短歌」
  毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」
  毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」
  毎月第2月曜日 13:00〜15:00

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2017年09月07日

確率を考える(その2)


「そんなの偶然だよ」と言われるかもしれないので、遊び半分ではあるが確率を計算してみよう。五十音の出現率をそれぞれ50分の1(0.02%)と仮定すると、二句以下の頭の字がその前の句の中にすべて含まれる確率は

(0.02×5)×(0.02×7)×(0.02×5)×(0.02×7)=0.000196

となる。約5000首に1首という確率である。

もっとも、実際には五十音の出現率はすべて同じではなく、字によってバラツキがある。そこで、ネットで見つけた表を参照して、「し」0.046%、「あ」0.017%、「き」0.024%という値で計算し直してみる。
http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/hinshutu.htm

(0.046×5)×(0.017×7)×(0.024×5)×(0.046×7)=0.001057

約1000首に1首という確率だ。

別に佐太郎がそうしようと意識して作ったわけではないだろうが、結果的には良い調べを生み出すもとになっている。言葉をならべる際に、そのような音を選ぶ感覚が身についていたということであろう。

posted by 松村正直 at 06:43| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

『風のおとうと』 販売中


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松村正直の第4歌集『風のおとうと』(六花書林、2500円)、
現在 Amazon でも販売中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4907891490?tag=vc-1-513774-22&linkCode=ure

お買い求め下さった方々、ありがとうございます。

posted by 松村正直 at 00:27| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

確率を考える(その1)


佐藤佐太郎に関する本を読んでいて、自分なりの発見があった。

つるし置く塩鱒ありて暑き日を黄のしづくまれに滴るあはれ
                 佐藤佐太郎『立房』
     (三句目はのちに「暑きひる」と改作)

「塩鱒」は保存用に塩漬けした鱒のことで、新巻鮭のように縄などで括って吊るしてあるのだろう。そこから、黄色っぽい脂が滴り落ちるのである。粘り気のある脂の感じや、それがたまに滴となって落ちる様子が、実によく見えてきて、以前から好きな歌である。

この歌は内容だけでなく、調べも良い。どこが良いのかと考えていて、あることに気が付いた。

つるおく/おますりて/ひを/づくまれに/たたるあはれ

こうして平仮名にしてみるとよくわかるのだが、二句以下の頭の音「し」「あ」「き」「し」が、その前の句にそれぞれ含まれているのである。これが、一首を読んだ時の心地良さにつながっているのだと思う。

posted by 松村正直 at 07:08| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする