2018年11月09日

久住邦晴著 『奇跡の本屋をつくりたい』



副題は「くすみ書房のオヤジが残したもの」。

「なぜだ!?売れない文庫フェア」「中学生はこれを読め!」などの企画や、併設するカフェの運営など、札幌でユニークな書店として知られた「くすみ書房」店主の書いた原稿をまとめた本。店は2015年に閉まり、著者は2017年に亡くなった。

多くのファンが支援する心温まるストーリーとしても読める一冊だが、それ以上に、書店の現状の厳しさが伝わってくる内容だ。様々な営業努力にもかかわらず売り上げは減り店は傾いていく。時代の流れと言えばその通りだが、その残酷な現実に胸が痛む。

本屋で本を買うことの大切さをあらためて感じた。

2018年8月28日、ミシマ社、1500円。

posted by 松村正直 at 07:27| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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