2018年10月21日

谷崎潤一郎の短歌


今朝、読売新聞の長谷川櫂さんの詩歌コラム「四季」に谷崎潤一郎の歌が引かれていた。

 おくれなば尼にならんといふ人と嵯峨野のむしをきくゆふべかな

「もしあなたが先に死んだら私は尼になります」と語る女性と秋の嵯峨野で過ごす作者。「尼」と「嵯峨野」以外すべてひらがなという表記がいい。

歌会に出たら散々に批評されるだろうけれど、歌として味わうにはこれくらいで十分なのかもしれない。


posted by 松村正直 at 10:18| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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