2017年01月19日

「現代短歌」2月号(その1)

「沖縄を詠む」という特集が63ページにわたって組まれていて、じっくりと読んだ。この特集については、また別の場所で書こうと思う。

ここでは一点だけ。
光森裕樹さんの文章の最初に僕の名前が出ているのに驚いた。

松村正直がサハリンを訪れたことを知ったのは、昨年の夏だった。樺太についての連載が「短歌往来」で展開されていた頃から、その情熱が松村を現地に導く予感はあった。それが実現したということが頭の中を一日中巡り、夜更けになって急に涙が溢れた。

ええっ! 何で泣いているの? とびっくりする。
光森さんとは特に親しい間柄でもなく、批評会などの場で何度か会ったことがあるだけだ。

でも、光森さんの2ページの文章を読んでみて、いろいろと自分なりに納得するところがあった。

一つは、光森さんも書いているように、私は『樺太を訪れた歌人たち』という本を書いただけでなく、自分もまた「樺太を訪れた歌人たち」の一人になったのだな、ということである。これは、今回言われてみて初めて気づいたことだった。

短歌には、きっとこんなふうに人を動かす力があるのだろう。詠む人や読む人の心を動かすだけでなく、実際に人の身体を動かし、人生を動かすことがある。短歌はそれだけの力を持っているのだ。(つづく)

posted by 松村正直 at 23:09| Comment(2) | 短歌誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎日、楽しみに拝読しています。
なかなかコメントを書くことはできないかもしれませんが、今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
Posted by 藤田 咲 at 2017年01月20日 12:46
藤田咲さま
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
どうぞお気軽にコメントも残してください。

Posted by 松村正直 at 2017年01月20日 18:44
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