2018年12月31日

2018年の活動記録

作品
 ・「チンアナゴ」12首(「短歌往来」2月号)
 ・「秋の耳たぶ」30首(「短歌研究」2月号)
 ・「現実に少し遅れて降る雪を」30首(「短歌研究」5月号)
 ・「柿若葉」6首(「短歌往来」7月号)
 ・「ふたたび」8首(「岡大短歌6」)
 ・「富士の見えるあたり」30首(「短歌研究」8月号)
 ・「しずくしずくが」30首(「短歌研究」11月号)
 ・「みずのめいろ」15首(「パンの耳」第1号)

連載
 ・啄木ごっこ(第1回)好きな人、嫌いな人(「角川短歌」11月号)
 ・啄木ごっこ(第2回)国語教科書の中に(「角川短歌」12月号)

評論
 ・「暮らしが見えてくる歌」(「歌壇」6月号)
 ・「違和感から理解へ」(「プチ★モンド」102号)

書評
 ・さいとうなおこ著『子規はずっとここにいる』評(「角川短歌」1月号)
 ・佐藤モニカ歌集『夏の領域』評(「短歌往来」2月号)
 ・柴田典昭歌集『猪鼻坂』評(「現代短歌新聞」2月号)
 ・植田珠實歌集『梟を待つ』評(「短歌研究」3月号)
 ・高野公彦インタビュー『ぼくの細道うたの道』評(「うた新聞」3月号)
 ・本川克幸歌集『羅針盤』評(「現代短歌」4月号)
 ・水沢遙子歌集『光の莢』評(「現代短歌新聞」7月号)
 ・『塚本邦雄全歌集T』評(「歌壇」9月号)
 ・森田悦子歌集『裲襠』評(「現代短歌」9月号)
 ・江田浩司歌集『孤影』評(「短歌往来」9月号)
 ・雁部貞夫著『『韮菁集』をたどる』評(「青磁社通信」29号)
 ・天草季紅著『ユーカラ邂逅』評(「現代短歌新聞」11月号)

時評
 ・短歌月評「世代を跨ぐ試み」(「毎日新聞」1月22日朝刊)
 ・短歌月評「アンソロジーを楽しむ」(「毎日新聞」2月19日朝刊)
 ・短歌月評「記念号と終刊」(「毎日新聞」3月26日朝刊)

その他
 ・心に残ったこの一首2017(「現代短歌」2月号)
 ・連載「時間のあやとり 函館」(「角川短歌」2月号)
 ・4月のうたのヒント(「現代短歌新聞」4月号)
 ・秀歌鑑賞(「短歌春秋」146号)
 ・「高安国世の推敲〜白から薔薇色へ〜」(「短歌現代」6月号)
 ・秘蔵の一冊(「現代短歌」7月号)
 ・歌集の売れ行きをめぐる個人的な感想(「角川短歌」8月号)
 ・テキスト企画 旅をよむ。(「NHK短歌」9月号)
 ・緩さと自由(「鱧と水仙」第51号)
 ・新たな自分との出会い(「うた新聞」9月号)
 ・第6回現代短歌社賞選考座談会(「現代短歌」12月号)
 ・一月の歌(「六花」vol.3)
 ・2018作品展望(「短歌研究」12月号)
 ・第67回源実朝を偲ぶ仲秋の名月伊豆山歌会記(「角川短歌」12月号)
 ・作品点描6(「角川短歌年鑑」2019年版)

出演
 ・第21回「あなたを想う恋の歌」審査員
 ・第6回現代短歌社賞選考委員
 ・第67回源実朝を偲ぶ伊豆山歌会(9月24日)



posted by 松村正直 at 23:59| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うずら


渡邉裕美子著『藤原俊成』(笠間書院、コレクション日本歌人選63)の表紙には

 夕されば野辺の秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里

が印刷されている。出典は『千載集』。

  P1070096.JPG

本文の鑑賞を読むと

あるとき俊恵に、「あなた自身が一番の代表歌と思う歌はどれですか」と尋ねられて、俊成が挙げたのがこの歌である。

と書かれている。俊成の自信作だったのだろう。

ちなみに、私が住んでいるのは「京都市伏見区深草」。まさに、この歌で詠まれた「深草の里」である。地元には深草うずらの「吉兆くん」というゆるキャラもいる。
http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00002164

とは言え、別に近所に鶉が飛んでいるわけではない。鶉と聞いても中華丼に載っている「うずらの卵」を思い浮かべるばかり。

「京都府レッドデータブック2015」を見ると、鶉は「絶滅寸前種」に区分されていて、「近年生息数が減少しており、府内ではごくまれに観察されるにすぎない」とある。ちょっと寂しい。


posted by 松村正直 at 21:37| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月30日

広開土王


韓国海軍の駆逐艦が日本の哨戒機にレーダーを照射した問題が、ここ一週間ほど大きくニュースで取り上げられている。

事件についてはひとまず置いといて、私が注目したのが駆逐艦の名前「広開土大王」(クァンゲト・デワン)とある。「ああ、好太王(広開土王)の碑」の人かと懐かしくなる。日本史を勉強していた30年前の記憶が不意に甦ってきたのだ。

好太王は西暦4〜5世紀にかけての高句麗の国王で、「好太王の碑」に当時の日本の様子も記されていることから教科書に載っていたのだった。

この碑文について、当時(30年前)は旧日本軍による改竄の可能性が言われていたのだが、今回あらためて調べてみると、今ではその可能性は否定されているらしい。Wikipediaには

2006年(平成18年)4月には中国社会科学院の徐建新により、1881年(明治14年)に作成された現存最古の拓本と酒匂本とが完全に一致していることが発表され、これにより改竄・捏造説は完全に否定され

とある。

日本史や世界史も日々進化(?)していて30年前と今ではいろいろと違っている。でも、人間の頭はパソコンのようにすぐにアップデートできないので、きっと古い情報が大量にしまい込んだままになっているのだろうな。

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2018年12月29日

吉田友和著 『京阪神発 半日旅』


昨年『東京発 半日旅』がヒットした著者の第2弾。
関西を起点に宿泊なしで気軽に行ける50か所を紹介している。

僕も旅行好きなので、行ったことがある場所がけっこうある。

「美山かやぶきの里」「生駒山」「赤目四十八滝」「鳴門の渦潮」「福知山線廃線敷」「船岡温泉」「大和郡山」「伏見の酒蔵巡り」「かつめし」「貴船神社・鞍馬寺」「生石神社」「海洋堂フィギュアミュージアム」「京都国際マンガミュージアム」「佐川美術館」「百舌鳥・古市古墳群」「亀山城」「生野銀山」「篠山城大書院」

数えてみると18か所。
反対に言えば、行ったことのない場所が32か所もあるわけだ。

著者はこの本を書くために、東京から半年以上にわたって京都にプチ移住したらしい。その情熱がすごいと思う。

念のために触れておくと、今回もすべてのスポットを自分の足で訪問したうえで原稿に書いている。写真も全部自分が撮ったものだ。

当り前のことのようにも思うけれど、そうではない原稿や本が世の中には数多くあるということなのだろう。

2018年9月25日、ワニブックスPLUS新書、1000円。


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2018年12月28日

「塔」2018年12月号(その3)

 人はみな腹に穴あるものと知りわが臍を子がしきりと探る
                          益田克行

「腹に穴がある」がいい。大人が当り前に思ってしまうことに対しても、幼い子は強い関心を示す。父親の臍を見つめては何度も触ってくるのだろう。

 突然の雨ビニール傘に子を入れて自分も入れてかばんはみ出る
                          春澄ちえ

雨が降り始めたことによって「子」「自分」「かばん」という優先順位が図らずも露わになったのだ。鞄が濡れてしまうのは仕方がないという思いである。

 ひいやりと銅山坑道そこここに今は人形たちが働く
                          古栗絹江

観光用に公開されている坑道。昔の作業の様子がわかるように人形が置かれている。結句「働く」と擬人化したことで奇妙な味わいが生まれた。

 吾の名を決めてくれしとふ上の姉四十歳(しじふ)で逝きて写真に
 笑まふ                    竹尾由美子

だいぶ年齢の離れた姉だったのだ。自分が子どもの頃には既に大人だった感じである。そんな姉が今では自分より若い姿で写真に微笑んでいる。

 泥酔しひらく真昼の冷蔵庫なにかをつかめば卵であった
                          田獄舎

夜遅くまで飲んでいたのだろう。目を覚まして喉が渇いたか空腹を覚えたか、朦朧とした意識のままに冷蔵庫を開ける。卵は割れてしまったかも。

 ペン立てにペンを立てればペン立ては満足そうにペンを立たせる
                          真栄城玄太

言葉遊びのような楽しい歌。ペン立てはペンが入っていないとただの容器だが、ペンが入っていると「ペンを立てる」という機能を果たせるのである。

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2018年12月27日

「塔」2018年12月号(その2)

 順ぐりに高足蟹は足あげて踏みはづし行けり底のひらめを
                          篠野 京

タカアシガニの折り畳まれた脚の長さやゆっくりした動きが見えてくる歌。一歩一歩、足元にいるヒラメを踏まないように歩くなど、意外に繊細なのだ。

 思い出しながら頭の中に書く崖という字が景色に変わる
                          高松紗都子

下句の表現がいい。「ガケってどう書くんだったかな?」と思いながら一画一画書いていき、「崖」という字になった瞬間、崖の景色が思い浮かぶ。

 声かけつつ互みに照らし合ふみちに安堵を分かつ知らぬ顔とも
                          栗山洋子

作者は北海道の方。9月の北海道地震は夜中3時過ぎに起きた。「互みに照らし合ふ」がいい。懐中電灯を持って外に出て互いの生存を確かめ合う。

 揉上げは普通でよいかと聞かれたりまこと普通は便利なことば
                          宗形 光

理髪店でもみあげについて尋ねられる場面。長さや切り方など実際には多くのパターンがあるのだろう。でも、大体は「はい」と答えてお任せになる。

 このお花おいしさうねと母が言ふ食べることはや絶えてしまひしに
                          祐徳美惠子

もう食欲もないほどに衰えた母が、飾られた花を見て「おいしさうね」と呟く。その言葉に軽い驚きを覚えつつも、命の不思議な息づきを感じたのだろう。

 夏が夏に疲れるような夏だった橋の向こうに日没を見る
                          魚谷真梨子

猛暑続きだった夏がようやく終わろうとするところ。橋の向こうに沈む夕日が季節の終わりを告げるとともに、虚脱感のような身体感覚を伝えている。


posted by 松村正直 at 08:16| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

「塔」2018年12月号(その1)

 土石流に流されし木のずるむけの赤きしめりに夏の日射せり
                          上條節子

作者は広島の方。豪雨の被害に遭った場所に、表皮の剝がれた木が横たわって残っているのだろう。「ずるむけ」という言葉が何とも生々しい。

 パソコンのハードディスクに積ん読の電子書籍がたまりてゆけり
                          岡本幸緒

「積ん読」は読んでいない本が積まれている状態のこと。電子書籍はデータなので積まれることはないのだが、それを「積ん読」と言ったのが面白い。

 ちひろの切手にハガキ届きぬをみなごの顔に二本の風あと付けて
                          伊東 文

「二本の風あと」は消印の波線のことだろう。まるで風に吹かれているかのような表現が巧みだ。いわさきちひろの絵の少女が生き生きと見えてくる。

 旅の話をするのは一度っきりでいい 寧ろ、旅とはあなたのことだ
                          白水ま衣

一緒に行ったのではない旅の話を相手がするのだろう。三句で切って「寧ろ、」でつないだ文体が特徴的。あなた自身の話を聴きたいという思いか。

 自転車に登り来て青年自販機の飲料を買う「峠茶屋」の跡
                          小島美智子

かつて茶屋があった所に今は自動販売機が立っている。時代は変っても地形は昔のままだから、自転車や徒歩の人はそのあたりで喉が渇くのだ。

 薬局の壁紙しろく避妊具のとなりに売られている離乳食
                          吉田 典

「避妊具」と「離乳食」の取り合わせが印象的。子ども産まないためのものと生まれた子どものためのもの。正反対と言ってもいいものが隣り合う。


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2018年12月24日

「角川短歌年鑑」2019年版


島田修三・川野里子・大松達知・川野芽生・阿波野巧也の5名による座談会「生きづらさと短歌」を読む。率直な意見が交わされていて面白い。

印象に残った部分を引く。

阿波野 正直、近年の生きづらさについて話すことに僕はあまり気が乗らない、というか、ここに集まっている人たちって、いわゆるインテリ層なわけですよね。
大松 人間は選択肢があるのはじつはすごいストレスなんですよね。だから、スティーブ・ジョブズはそのストレスを感じなくて済むように毎日同じ服を着ていたと聞きます。
島田 社会への悪意だよね。
川野芽 というより、社会の悪意ですね。人間を社会にとって「有用」か「無用」かという尺度で選別しようという、社会に蔓延する圧力が噴出して、実際に人間に刃を向けた事件だと思いました。
川野里 「生きづらさ」はテーマとして大事だけど、注意深く取り組まないと個別の生がそこに埋もれてしまう、それも怖い。

そもそものテーマ設定に対しては疑問があるのだが、話の中身は深い。

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2018年12月23日

「日本世界偉人画伝」

昭和3年に文藝春秋社より「小学生全集」の第27巻として刊行された冊子。古今東西124名の偉人のエピソードが絵入りで紹介されている。

取り上げられているのは、豊臣秀吉、リンコルン(リンカーン)、シーザー、小林一茶、聖徳太子といった定番の人から、ムッソリニ、乃木勝典、楠木正行など時代を感じさせる人、さらには、グルントウィーク、細井平洲、野津道貫、瓜生岩子など「どなたでしたっけ?」という人まで、実に様々である。

何しろ90年前の冊子なので、書かれている内容には時代的な制約があり、読んでいてツッコミを入れたくなる箇所がたくさんある。

   コロンブス
 イタリーの人、コロンブスは、地球が円いものだといふ事を、一番先にしようこだてた偉い人であります。それはアメリカを発見したためであります。この人がアメリカのある島に船で流れ着いた時、島の土人共が、コロンブスたちを殺さうとしました。しかし、コロンブスは少しも騒がずに、
「そんなことをすれば、神様にお願ひしてお前たちに罰を当てさしてやる。」
と、いつてお祈りをとなへました。すると、見る見るお日様が真暗になりました。土人共は非常に驚きおそれて、コロンブスを神様だと思つてあやまりました。その日は恰度日蝕でありましたので、それで早速土人共をだましたのでありました。

「土人共をだましたのでありました」って!
おいおい、偉人伝がそれでいいのかよ(笑)

でも、私たちが今普通に読んでいる本も、90年経てば同じようにツッコまれるのかもしれない。そう考えると複雑な気分になる。

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2018年12月22日

京都市中央食肉市場


今日は「まいまい京都」主催のツアーで京都市中央食肉市場へ。牛や豚の屠畜から卸売までを一括して行う食肉流通の拠点で、今年4月に新装オープンしたばかり。

最初にセミナールームで施設の概要の説明を受け、その後、2階からガラス窓越しに解体作業を見学できるコースをめぐる。

生きた牛を連れて来て、ノッキング(眉間を銃のようなもので撃ち抜く)、放血、後ろ脚を吊るしてレールに掛け、皮を剥ぎ、頭部を切り落とし、内臓を出し、背割りして枝肉にするまで。

一頭あたり1時間程度で流れ作業で進んで行く。多い日は100頭以上の牛が解体されるとのこと。20人くらいの方がそれぞれの持ち場で手際よく作業しているのが印象的だ。解体に使うナイフを一頭ごとに熱湯消毒するなど衛生管理も行き届いている。

続いて、枝肉(半分になった胴体の肉)が保管されている冷蔵庫(庫内の温度は2度)へ。そこで、吊り下げられた枝肉を見ながら、肉の部位の名称や肉質の見方、A5などの格付けの方法についての説明を聞く。

最後に実際のセリ場を使ってのセリの模擬体験。モニターの金額を見ながら手元のリモコンを使って1円単位で入札していく。セリのやり方がよくわかって楽しい。

9:00〜12:00まで約3時間。
非常に内容の濃い見学会であった。


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2018年12月21日

NHKBSプレミアム「平成万葉集」


2019年1月2日(水)午後9時〜、NHKBSプレミアムで
「平成万葉集〜プロローグ〜」が放映されます。
短歌監修は永田和宏さん。皆さん、ぜひご覧ください。

http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=17182

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2018年12月20日

「パンの耳」第1号


西宮で行っているフレンテ歌会のメンバー14名で、
同人誌「パンの耳」第1号を刊行しました。
A5判、48ページ。

各自の連作15首とエッセイ「短歌とわたし」が載っています。

P1070095.JPG

私も新作「みずのめいろ」15首を発表しました。

定価は300円(送料込み)。
購入希望の方は、住所・氏名・電話番号を明記して
松村までご連絡ください。
masanao-m@m7.dion.ne.jp

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2018年12月19日

「短歌ホリック」第3号

 あのあたりを歩ける気がする冬の雲の上から冬の雲を見てゐる
                       荻原裕幸

「「飛ぶ」などの動詞や飛ぶものの名詞(蝶や鳥など)が使われていない〈飛んでいる感じ〉のある歌」という難しい題を実に鮮やかにクリアしている。飛行機の窓から見える雲の絨毯。

 打ち合わせ果てたるのちの雑談を映す壁紙 森、フィンランド
                       辻 聡之

打ち合わせが終って気分がほぐれている感じ。それまで意識していなかった壁紙の柄が目に入る。「森、フィンランド」が遠い世界へ誘うようだ。

 口付けの場面はカメラ越しに見るしかも他人のiPhone越しに
                       廣野翔一

友人の結婚式の大事なワンシーンをレンズ越しに見ている不思議。写真係という役回りをしている自分に対するやや自嘲的な視線も感じられる。

 海老の背を切り開いてる キッチンを出ていくための扉はひとつ
                       岩田あを

「切り開いてる」と「扉」のイメージがかすかに重なり合う。閉じ込められているような閉塞感や自分の背中を切られているような痛みを感じた。

 沈黙がこわくて牛のべろを焼く未来がこわくてレモンを絞る
                       谷川電話

焼肉屋で誰かと牛タンを食べているところ。「沈黙がこわくて」「未来がこわくて」と畳み掛けるように2回繰り返される理由付けが印象的だ。

 やみくもに色を重ねているような五月の川のひかりっぱなし
                       土岐友浩

結句「ひかりっぱなし」がおもしろい。「五月の川のひかり」までは「ひかり」を名詞だと思って読むのだが、実は動詞「ひかる」の連用形なのだ。

 ほんの数分おにぎりが入っていただけのコンビニの袋平気で捨てる
                       戸田響子

コンビニで買って食べるまでの数分間しか使われなかったレジ袋。「平気で」と書くことによって、かすかなためらいがあることを滲ませている。

 「台風で閉園です」の看板と並んで写真を撮る しょうがない
                       山川 藍

まだ台風は来てないのに一日閉園に決まったのだ。残念な気分を抑えてツイッターなどに載せるための写真を撮る。結句「しょうがない」が山川流。

2018年11月25日、500円。

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2018年12月17日

「短歌往来」2019年1月号

島津忠夫編「永井陽子未発表稿・他」としてエッセイ3篇が掲載されている。

それぞれ、愛知県立女子短期大学文芸同好会機関誌「轍」の2号と6号、愛知学生文学サークル協議会機関誌「ひろば」5号に掲載されたものとのこと。掲載の経緯については編集後記に「数年前に島津忠夫氏から届けられた手紙にあったもので、及川が机の片隅に置きっぱなしになっていたものを掲載しました」と記されている。

「轍」や「ひろば」は一般には入手が難しいので「未発表稿」という扱いになったのだろう。けれども、実はこのうちの1篇「現代短歌に何を求めるか」は、「塔」1972年2月号に載った文章である。

以前、このブログでも紹介したことがある。
http://matsutanka.seesaa.net/article/387138482.html

「現代短歌に何を求めるか」という題は、「塔」1972年2月号から数か月にわたって続いた企画のタイトルなので、もともと「塔」に書いた原稿を「ひろば」にも載せたという事情なのだろう。

いずれにせよ「未発表稿」でないことだけは確かである。


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2018年12月15日

1月13日のシンポジウム

来年1月13日(日)に東京で一般社団法人塔短歌会の第2回定時社員総会を開催するのですが、その後に一般公開のシンポジウムを開催します。どなたでも(塔会員以外の方も)参加できますので、ぜひお越しください。

僕も、江戸雪さん、前田康子さんと3人で、「2018年の歌集を読む」という鼎談を行います。今年刊行された歌集から8冊を取り上げてズバズバと紹介、批評していくつもりです。

日時 1月13日(日)14:00〜16:30
場所 TKP神田駅前ビジネスセンター(JR神田駅東口徒歩3分)

内容 ・講演「短歌への期待」(池本一郎)
    ・鼎談「2018年の歌集を読む」(江戸雪、前田康子、松村正直)
       石床隆文『琥珀の時間』、大森静佳『カミーユ』
       小佐野彈『メタリック』、佐伯裕子『感傷生活』
       嵯峨直樹『みずからの火』、永田紅『春の顕微鏡』
       橋本喜典『聖木立』、山下翔『温泉』

多くの方とお会いできるのを楽しみにしています。
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2018年12月14日

受講生募集中!

大阪、芦屋、京都でカルチャー講座を担当しています。
短歌に興味のある方は、どうぞご参加下さい。大歓迎です。

◎毎日文化センター梅田教室 06−6346−8700
 「短歌実作」 毎月第2土曜日 *奇数月を松村が担当しています。
   A組 10:30〜12:30
   B組 13:00〜15:00

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「はじめてよむ短歌」 毎月第1金曜日 10:30〜12:30

◎朝日カルチャーセンター芦屋教室 0797−38−2666
 「短歌実作(A)」 毎月第3金曜日 11:00〜13:00
 「短歌実作(B)」 毎月第3金曜日 13:30〜15:30

◎JEUGIAカルチャーイオンタウン豊中緑丘 06−4865−3530
 「はじめての短歌」 毎月第3月曜日 13:00〜15:00

◎JEUGIAカルチャーセンター京都 de Basic. 075−254−2835
 「はじめての短歌」 毎月第3水曜日 10:00〜12:00

◎JEUGIAカルチャーセンターMOMOテラス 075−623−5371
 「はじめての短歌」 毎月第1火曜日 10:30〜12:30

◎醍醐カルチャーセンター 075−573−5911
 「初めてでも大丈夫 短歌教室」 毎月第2月曜日 13:00〜15:00

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2018年12月13日

馬場あき子歌集 『あさげゆふげ』


2015年から2018年までの作品を収めた第27歌集。

死に近き俊成が食べんといひし雪しろがねの椀(まり)にふはと盛られぬ
救急車二度来てそれぞれ老人をつれ去りぬ夏の深さは無限
どくだみを刈りたるからだ毒の香を吸ひ込みて夏の王者のごとし
午後みれば大三角形は完成し蜘蛛は確信に満ちて働く
御器嚙(ごきかぶ)りといふ名もてのどかに宥しゐしいにしへびとの朝餉(あさがれひ)ゆかし
蜂の酒飲まねど瓶(びん)に沈みゐる蜂の貌みる時々のある
ふたりゐてその一人ふと死にたれば検死の現場となるわが部屋は
夫(つま)のきみ死にてゐし風呂に今宵入る六十年を越えて夫婦たりにし
ねずみ駆除の臭ひ激しく浸(ひた)し来てわれも苦しむわれはねずみか
『君たちはどう生きるか』を読みしころ日本は徐州を攻略したり

2首目、救急車のサイレンが一晩に二度通る。他人事ではない。
3首目、下句の「夏の王者のごとし」が面白い。むしろ元気になった感じ。
5首目、「御器嚙」はごきぶりのこと。殺虫剤もごきぶりホイホイもなかった時代。
6首目、蜂を見るのではなく「蜂の貌」を見るところが生々しい。
7・8首目は夫の岩田正さんが亡くなった時の歌。風呂場で倒れて亡くなった夫を思いつつ、でも、その風呂に入るしかない。
10首目、今年大ブレイクした『君たちはどう生きるか』は1937年の小説。作者は当時9歳であった。

雀、蜘蛛、ごきぶり、鼠など身近な生き物を連作で読んだり、ただごと歌的な詠みぶりの歌があったりと、これまでとは雰囲気がずいぶん違ってきたように感じる。志賀直哉の『城の崎にて』を思い出したりした。

2018年11月3日、砂子屋書房、3000円。


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2018年12月12日

野村進著 『千年、働いてきました』


副題は「老舗企業大国ニッポン」。
2006年に角川oneテーマ21新書で刊行された本の文庫化。

創業100年以上の19社を取り上げて、老舗企業が現代まで続く理由に迫ったノンフィクション。著者が見つけた老舗の共通項は「適応力」「許容力」「本業力」の3つである。

老舗のモノづくりの技術が最新の携帯電話にも数多く使われている事実など、知らない話がたくさん出てきて面白い。諸外国との比較の話になるとやや日本万歳という調子になるのが気になるのだけれど。

ケータイの“ゴミの山”一トンあたりには、およそ二百八十グラムの金が含まれている。日本で採掘される最も品質の高い金鉱でも、一トンから六十グラム程度の金しかとれないのだから、ケータイの方が四、五倍も金を含有していることになる。
農林業関係者に蛇蝎のごとく嫌われている「カイガラムシ」という虫がいる。たしかに質(たち)の悪い害虫ではあるのだが、中国では古くから漢方薬に用いられてきた。おまけに、この虫が分泌するロウは、まっ白な色から「雪ロウ」と呼ばれ、光沢があり、科学的にもきわめて安定している。
日本の老舗にはたしかに一族経営が多いのだが、細かく見てゆくと、長男がいるにもかかわらず、養子に迎えた娘婿のほうが経営者として優秀なら、そちらを後継に選んだりしている例が珍しくない。

2006年に刊行された本なので、その後に状況が変ってしまった老舗企業もある。1883年創業で岡山市に本社があるバイオメーカーの「林原」は、本書で「同族経営・非上場の強み」の例として紹介されているのだが、2011年に会社更生法適用を申請して倒産した。

その経緯については「文庫版あとがき」にも記されているのだが、粉飾決算や同族経営の歪みが倒産の原因と言われており、何ごとにも表と裏があることを図らずも示す結果となっている。

2018年8月1日、新潮文庫、520円。

posted by 松村正直 at 08:26| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月11日

映画 「おとなの恋は、まわり道」

監督:ビクター・レビン
出演:ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブスほか

学生の頃にファンになってから、ウィノナ・ライダーの映画はできるだけ見るようにしている。

原題は「Destination Wedding」。ほとんどのシーンが主演2人の会話だけで成り立っており、ストーリーは邦題の緩い感じの通りで特にどうということはない。でも、懐かしい2人を画面でたっぷりと見られたので良しとしよう。

TOHOシネマズ二条、87分。

posted by 松村正直 at 20:30| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

近刊『戦争の歌』

著者 :
笠間書院
発売日 : 2018-12-14

12月14日に、『戦争の歌』という本を刊行します。

笠間書院の「コレクション日本歌人選」の1冊で、日清・日露戦争から太平洋戦争までの代表的な短歌51首の鑑賞を書きました。
取り上げた歌人は、以下の通り。

落合直文、下谷老人、佐佐木信綱、渡辺重綱、弾琴緒、与謝野鉄幹、正岡子規、樋口一葉、明治天皇、伊藤左千夫、高崎正風、昭憲皇太后、石上露子、与謝野晶子、斎藤瀏、森鷗外、平福百穂、斎藤茂吉、宇都野研、釈迢空、前川佐美雄、前田夕暮、北原白秋、園瀬真砂詩、久保田不二子、穂積忠、渡辺順三、筏井嘉一、山口茂吉、加藤将之、渡辺直己、山本友一、川野弘之、小泉苳三、西村陽吉、土岐善麿、吉植庄亮、木俣修、八木沼丈夫、宮柊二、佐藤完一、松田常憲、佐藤佐太郎、斎藤史、土屋文明、半田良平、近藤芳美、折口春洋、正田篠枝、竹山広、窪田空穂

自費出版ではなく企画出版なので、手元に在庫はありません。
お買い求め・ご注文は書店やアマゾンでお願いします。

posted by 松村正直 at 21:02| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月07日

「パンの耳」第1号

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西宮で行っているフレンテ歌会のメンバー14名で、
同人誌「パンの耳」第1号を刊行しました。
A5判、48ページ。
各自の連作15首とエッセイ「短歌とわたし」が載っています。

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私も新作「みずのめいろ」15首を発表しました。

定価は300円(送料込み)。
購入希望の方は、住所・氏名・電話番号を明記して
松村までご連絡ください。
masanao-m@m7.dion.ne.jp


posted by 松村正直 at 22:48| Comment(0) | 短歌誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月06日

第5回佐藤佐太郎短歌賞・第6回現代短歌社賞授賞式


おとといは第5回佐藤佐太郎短歌賞・第6回現代短歌社賞の授賞式へ。
会場は目白駅前の「リュド・ヴィンテージ目白」。
100名近い方が参加して盛況だった。

佐藤佐太郎短歌賞は、前田康子歌集『窓の匂い』。

 鳩のごと胸と胸とが触れてしまう正面から娘が抱きついてきて
 一日中口づけていた 使い捨てマスクの裏に薄き口紅
 春の雲つめて作らむ砂時計「あと10分」がわからぬ母へ

現代短歌社賞は、門脇篤史「風に舞ふ付箋紙」300首。

 一本のPeaceを吸へば遡及して揺らぎはじめる感情はあり
 牛乳に浸すレバーのくれなゐが広がるゆふべ 目を閉ぢてゐる
 子を成すを恐るる我と恐るるに倦みたる妻と窓辺にゐたり

お二人とも、おめでとうございます!

posted by 松村正直 at 20:12| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月04日

「穀物」第5号

 包みハンバーグの銀河を切り開く婚約中の女ともだち
                      狩野悠佳子

アルミホイルを切り開くとハンバーグの湯気が立ち上がる。銀色から「銀河」をイメージしたのと、「包み」と「婚約中」がどことなく響き合うところがいい。

 植物になるなら何に? ばらが好きだけど咲くのは苦しさうだな
                      川野芽生

薔薇の花の幾重にも重なり合う花びらは、確かに「苦しさう」という感じがする。単に見ている分には美しいのだけれど。

 人のをらぬ街へ帰れば街ぢゆうの涸れざるままの湧き水に逢ふ
 をとこみなをとこのこゑになりゆくをかつて屠(し)めたる鶏の爪痕
 大合併の前年に編まるる町史にて大火の夜は頁を跨ぐ
                      濱松哲朗

「翅ある人の音楽」40首。力のある連作で、今回最も注目した。
自らの過去の記憶をたどる旅のなかに、ところどころ他者からの批判や侮蔑の言葉がカタカナ書きで挟み込まれる。

一首目、廃墟となった故郷の風景。ただし、現実の故郷ではなくイメージとしての故郷を造形しているのであろう。
二首目、「男ノクセニ、女ミタイナ声ヲ出シヤガツテ。」という言葉もある。思春期に声変わりする男たちとは異なる存在としての自分。声は身体の一部であるから、他人が軽々しく何か言うべきことではない。
三首目、大火に関する記述が長く続く。面白いのは、写実的な文体でありながら内容はおそらくイメージであるところ。こうした方向性の歌にはとても可能性を感じる。

 「なごり雪」を知らない人と歩いてる雪にさわれる連絡通路
                      廣野翔一

1974年発表のイルカの大ヒット曲「なごり雪」。雪を見て「なごり雪」を思い浮かべる作者とその曲を知らない相手。世代や育った環境の違いがこんなところに表れる。

 銀紙のちぎれた端を口にしてからすにも立ち尽くすことあり
                      山階 基

道端で食べ物を漁っているところか。黒い嘴からのぞく銀紙が鮮やかだ。しばらくじっと動かずに、呆然としているようなカラスの姿。

2018年11月25日、400円。

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2018年12月03日

山本昌仁著 『近江商人の哲学』


副題は「「たねや」に学ぶ商いの基本」。著者は和菓子製造販売の「たねや」や洋菓子製造販売の「クラブハリエ」を展開する「たねやグループ」のCEO。

以前、私の好きな建築家・建築史家の藤森照信が設計した「ラ コリーナ近江八幡」に行ったことがある。とても素敵な店であり空間なのだが、ここが「たねやグループ」の中心地で、今では年間300万人近くを集める場所となっている。

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本書は創業家の十代目として生まれ、2011年に「たねや」を継承した著者が、自らの理念や商売の方法を記したもの。

世の中には「手作り信仰」というか、手作業のほうがおいしいという思い込みがある気がします。とんでもない。実は、和菓子は人間の手が加われば加わるほどダメになっていきます。
菓子屋は「主人の舌」がすべてです。主人がOKを出したものしか店頭に並ばない。
無菌状態で作る水羊羹に「本生水羊羹」とネーミングしたのは、紫色のあんここそ本物なのだ、という思いがあるからです。世の中の人は黒っぽい茶色があんこの色だと思い込んでいますが、それは本物じゃない、と訴えたかった。
自分たちで作ったものを、最後まで自分たちで商う。これが、たねやの哲学です。誰かに頼んで売ってもらうと、お客様との関係が切れてしまう。
伝統を守るとは、変えることなのです。ただし、変えたことがお客様にわかるようでは、話になりません。大きく変えているのに「昔から変わらん味やなあ」と言っていただいてはじめてプロなのです。

現在の「たねや」の成功の舞台裏がわかるとともに、自然との共生や地域への貢献など、これからの社会のあり方を考える上でも役立ちそうな一冊である。

2018年8月20日、講談社現代新書、860円。


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2018年12月02日

現代歌人集会秋季大会

今日は13時からアークホテル京都で現代歌人集会秋季大会。

第44回現代歌人集会賞授与式(山下翔歌集『温泉』)、林和清さんの基調講演「夫婦であり歌人であり」、米川千嘉子さんの講演「人間的なるものの深さへ〜岩田正と窪田空穂〜」があり、参加者143名と大盛況だった。

稲泉さん、坂さん、杉野さん、奥野さん、新谷さん、岡田さん、光永さん、森田さん、田中さん、澤崎さん、大西さん、乾さん、宇留間さん、ご来場いただきありがとうございました。

来年の春季大会は6月23日(日)に鳥取で開催の予定。

posted by 松村正直 at 23:34| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月01日

あちこち


今月から来春にかけて、イベントや歌会や歌集を読む会などであちこちに行きます。多くの方々とお会いできると嬉しいです。

・12月 2日(日) 現代歌人集会秋季大会(京都)
・12月 4日(火) 佐藤佐太郎短歌賞&現代短歌社賞授賞式(東京)
・12月15日(土) 「塔」京都忘年歌会&忘年会
・12月23日(日) 「塔」奈良歌会&歌集『あすなろのままに』批評会
・ 1月13日(日) 「塔」第2回定時社員総会(東京)
・ 1月19日(土) NHK全国短歌大会(東京)
・ 2月10日(日) 「塔」四国歌会
・ 3月10日(日) 「塔」仙台歌会
・ 3月23日(土) 「塔」和歌山歌会&歌集『あすなろのままに』を読む会


posted by 松村正直 at 20:17| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする